構造物の疲労寿命を予測
構造物の振動を抑え、疲労寿命を予測するには、固有振動数や振動モードなど、振動の状態を知ることが重要です。これまで振動の状態を予測するには有限要素法などの数値解析法が用いられてきました。
有限要素法の予測結果の検証手段として用いられるのがモード解析です。
モード解析は、対象構造物をハンマなどで打撃し、その振動応答を圧電式加速度ピックアップにて測定・収録し、モード解析システムで解析します。収録された時間データは、FFT分析器で周波数データである伝達関数に変換され、モード解析ソフトでカーブフィットにより固有値(固有振動数、固有減衰比、固有ベクトル)を算出し、アニメーションで各振動数における挙動を把握することが可能です。
基本情報モード解析システム ME’scopeVES
計測されたデータをモード解析システムに受け渡すのには多くの手順が必要でしたが、モード解析ダイレクトリンクソフトを使用すると、計測に続く解析からアニメーションまでの連続操作が簡単に行えます。
まず、形状定義された3Dの形状データを読み込み、表示します。次に、チャンネルごとに計測するポイントと方向を矢印で表示して、計測前の確認作業を行います。計測後、計測ポイントと方向の情報を含んだ伝達関数や時間データなどをモード解析ソフトの専用データファイルに保存します。保存されたデータファイルを使用して、モード解析ソフトでアニメーションなどの解析が可能になります。
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型番・ブランド名 | ME’scopeVES |
用途/実績例 | あらゆる製造業の開発/実験ライン等。 |
カタログモード解析システム ME’scopeVES
取扱企業モード解析システム ME’scopeVES
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