マルチサークルジェット工法は、高圧噴射攪拌工法で地盤改良を行う工法で、大口径、楕円形も含めた自由形状の改良体を造成できます。
マルチサークルジェット工法協会は、大口径・自由形状の造成が可能な旧マルチジェット工法の協会と楕円形改良が出来るMinyマルチジェット工法の協会が2022年6月に合併してできた協会です。旧マルチジェット工法は土木技術として建設技術審査証明を取得しており、Minyマルチ工法は建築技術として建設技術審査証明を取得していることから土木分野・建築分野両方に対応可能な工法です。
旧マルチジェット工法協会は、2009年1月に発足し、その後着実に実績を積み上げ、マルチサークルジェット工法と合計すると2023年3月末時点で、106件、625,000m 3 の施工実績をあげています。
マルチサークルジェット工法は今後さらに技術・実績を積み上げる努力をしていく所存でございますので、皆さまにご活用いただきますようお願い申し上げます。
マルチサークルジェット工法は、スラリー状の固化材を地中で高圧噴射することにより地盤を改良する工法です。
従来の高圧噴射攪拌工法は、スラリー状の固化材を噴射するロッドを回転しつつ、円柱状の改良体を作るシステムですが、マルチサークルジェット工法は、ロッドの回転を高度に制御することで円形だけでなく楕円形の改良が可能です。また、ロッドを揺動させることにより、扇型、格子状などの自由な形状を造成することができ、より効率的な改良を可能にしました。
マルチサークルジェット工法は新たに建設する場合はもちろんのこと、既設構造物に対する耐震対策・液状化対策に最適な工法です。
また、さらに土留壁の底盤改良や欠損防護、シールド発進・到達防護などの仮設工事にも利用可能です。
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