株式会社アイテス
最終更新日:2023-12-06 13:46:29.0
GC/MSを⽤いたマイカシート接着剤成分分析
GC/MSを⽤いたマイカシート接着剤成分分析
GC/MSを⽤いたマイカシート接着剤成分分析についてご紹介します。
マイカシートにどのような成分が含まれているかを調べるために分光法測定
を実施したところ、シリコーン系の接着剤が用いられていることが示唆。
どのような組成のシリコーン系接着剤を用いているのかを調べるために
GC/MS測定を実施。ペンタシクロオクタシロキサンを用いていることがわかり、
また、可塑剤としてジブチルフタレート、滑剤としてトリデカンなどの
鎖式飽和炭化水素を添加していることもわかりました。
【マイカシートの成分】
■ペンタシクロオクタシロキサン(かご状のポリメチルシスセスキオキサン)
■ジブチルフタレート
■トリデカンなどの鎖式飽和炭化水素
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液晶成分のGCMS分析
当資料は、ガスクロマトグラフィー質量分析法「GC-MS」によるPCモニター&
デジタル時計の成分比較をご紹介しています。
液晶ディスプレイには、小さな有機物(液晶分子)が入っています。
それらは技術革新に伴い、製品の特性に適した分子構造へと発展していきました。
当社では、それらの違いを「GC-MS」を用いて、分子レベルで解明することで、
使用目的に合った液晶分子であることや、不純物の有無を確認することができます。
【掲載内容】
■GC-MSによるPCモニター&デジタル時計の成分比較
■液晶成分のGCMS分析事例
セグメント方式液晶ディスプレイ(デジタル時計)とカラーTFT液晶ディスプレイ(PCモニター)の成分数と特徴を比べてみました。
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反応熱分解GCMSによる検出困難物質の分析
通常の熱分解GCMSでは試料を加熱し揮発した成分を検出しますが、加熱では
揮発しない成分や検出感度の低い成分の分析は困難です。そこで試料に特殊な
試薬を添加し、加熱することで通常では検出困難な物質の検出が可能になります。
例えば、ポリマーの分析では、ポリマーを熱分解すると非常に多くの熱分解
生成物が検出され、試料によっては他の添加剤とピークが重なってしまい
解析が困難になりますが、反応熱分解GCMSを行うことでモノマーのメチル
エステルを検出出来、また添加剤と切り分けて解析を行う事が出来ます。
このように、分析対象物が通常の分析では検出が難しい場合でも、反応熱
分解GCMSでは分析対象物に対して適切な試薬を選択する事によって、感度
良く検出する事が可能になります。
【事例】
■フタル酸エステル(DIDP)の分析
■ポリマー(ポリエチレンテレフタレート)の分析
■銅防錆剤(BTA)の分析
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【資料】熱脱着GC-MSによるポリマー中の添加剤不具合解析
ポリマーには安定性や加工性を向上させる為に様々な添加剤が使用されていますが、
環境負荷や長期保管により添加剤成分がポリマー表面に析出したり、
添加剤そのものが化学変化を起こし変色や劣化の原因となる事があります。
当資料では、添加剤のブリードアウト、UV照射による添加剤成分の化学変化を
熱脱着GC-MSにより分析した例を紹介します。
添加剤成分はポリマー主成分に対して少量しか含まれませんが、熱脱着GC-MS分析
により感度良く分析する事が可能。
信頼性試験や熱分析、主成分分析などと組み合わせた製品の劣化予測など、不具合症状や
目的に合わせた手法を提案させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。
【掲載内容】
■ニトリルゴムからブリードアウトした添加剤成分分析
■UV照射したナイロン66の添加剤成分分析
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【資料】GC-MS分析装置ガイド
GC-MS分析は有機成分分析や有機構造解析によく用いられる手法です。
付帯装置により溶剤などの低分子からプラスチックなどの高分子まで
幅広い分析対応が可能。
当資料ではアイテスで保有している試料導入装置と、それぞれの装置が
得意とする分析試料や分析内容についてご紹介します。
ぜひご一読ください。
【掲載内容】
■概要
■条件
■試料
■得られるデータ
■分析例
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有機溶剤中の不純物分析
高純度品の溶媒を不適切な環境下にて保管した場合に、溶媒から確認された
不純物を液打ちGC-MSにて分析した例をご紹介します。
冷暗所に遮光性試薬瓶で保管しているエタノールを、使用済みのプラスチック
製洗瓶に入れ室温環境下で約一か月間放置。結果、ホウ酸トリエチル及び
アルキルベンゼン類などの不純物が検出されました。
また、冷暗所に遮光性試薬瓶で保管しているアセトンを、遮光性の無い透明な
ガラス瓶に入れ室温環境下で約一か月放置した結果、ジアセトンアルコールが
不純物として検出されました。
【エタノール中の不純物分析】
■冷暗所に遮光性試薬瓶で保管しているエタノールを、使用済みの
プラスチック製洗瓶に入れ室温環境下で約一か月間放置
(洗瓶の口は開いている為密閉はされていない)
■結果:ホウ酸トリエチル及びアルキルベンゼン類などの不純物が検出
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GCMSによる天然成分の識別
天然成分は枯渇の恐れがあるため人工的に合成された代替成分が用いられることが
あり、その識別には、GCMSなどによる分離・分析が適しています。
今回は線香の原材料として使用される白檀(ビャクダン)に着目。その香りの
線香2種(A、B)から白檀の成分が検出されるかを試しました。
線香Aではサンタロールが検出されたのに対し、線香Bではサンタロールは検出されず、
別の香り成分が検出されました。このうちバグダノールは合成香料の一種であり、
その構造的特長から、白檀様の香りを持つと考えられます。
【線香Aの成分】
■バグダノール:微量
■セドロール:無
■α-サンタロール:有
■β-サンタロール:有
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化学分析 おまかせサービス
当社で取り扱う『化学分析 おまかせサービス』をご紹介いたします。
製品上の異物やシミなどの成分分析を⾏う際、有機分析が適しているのか、
無機分析が適しているのか、また、有機・無機分析の中でもどの分析が好適
なのか、分析手法の選定についてお困りのお客様へ、一括サービスを提供。
分析装置はそれぞれ測定できる対象が異なるため、情報をもとに、
目的に合った手法を選ぶ必要があります。
【特長】
■結果が得られたデータのみ報告
■結果報告は最大2手法まで
■3手法以上の結果報告をご希望の場合は、別途費用が発生
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取扱会社 GC/MSを⽤いたマイカシート接着剤成分分析
【解析・信頼性評価事業】 ■電子部品各種データ収集から故障解析までの解析・評価 ■研究開発・製造における原材料評価および特性評価 【検査装置開発事業】 ■太陽光パネル検査・測定器の開発・販売 【電子機器修理事業】 ■産業用機器およびパソコンの修理 【ウェハー加工事業】 ■ウェハー加工サービスおよび販売
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