原田鉄工株式会社
最終更新日:2020-12-15 16:18:04.0
原田鉄工株式会社 会社案内
防錆設備完備
金属の錆びを防ぐための技術、防錆。金属表面を塗装やめっき、コーティングで保護し、錆びの発生を防止します。
グリットブラスト・サンドブラストは上位の第1種ケレンの表面処理方法で、塗装の下地処理に重要です。
塗装は金属の表面に塗膜を形成する方法です。
金属は自然に錆びることで美観や性能に悪影響を及ぼします。ショットブラストは耐久性の高い塗装の下地処理として欠かせません。弊社はこの技術に長年取り組んでいます。
◎防錆(英語: Rust prevention)
錆が発生する金属(鉄・銅・ステンレス・銀など、金以外のほとんどの金属)を錆から守るための技術。金属を塗装やめっきで表面処理したり、油剤やライニングで、コーティングしたりして、金属に錆が発生するのを防止すること。
◎塗装(英語:Painting)
金属の表面処理の一種で塗料を塗ることで表面に塗膜を形成させる。
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美麗・持続・防錆のブラスト
表面処理での異物除去と凸凹効果により、塗料密着度が向上。
さらに、ブラストによる表面の防塵効果で赤サビを抑制します。
◎ブラスト(ショットブラスト/1種ケレン 英語:blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎グリットブラスト(英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
◎サンドブラスト(英語:Sand blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
施工で「珪砂」という砂を研削材としていた為、サンドブラストを呼称される。
原田鉄工株式会社
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
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会社案内(小物から組立品まで対応可能です。)
お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
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社内検査(品質向上・一定化)
製作、塗装どちらも完成時には社内検査担当者が寸法精度や塗装膜厚などの検査をしっかりと行っております。また検査器具の公正も毎年行っており、品質第一を心掛けています。
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海外ストレーナーの塗装を承ります。
6"サイズのストレーナーには、耐熱性のエポキシフェノール塗料を2回塗布し、総膜厚250μmを実現しました。
フランジや銘板は保護し、グリッドブラストによる塗装剥離と素地調整を行った後、再度塗装を行いました。
入荷時の既製品と比較しても、仕上がりには遜色ありません。
◎ストレーナー(英語: Strainer)は、液体から固形成分を取り除くために用いる網状の器具全般。
◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎塗装(英語:Painting)
金属の表面処理の一種で塗料を塗ることで表面に塗膜を形成させる。
防錆、美観、機能の付与など様々な用途がある。
◎エポキシ樹脂塗料(英語:Epoxy resin)
エポキシ樹脂を用いた合成樹脂塗料の総称。
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鮮やかな再生:ホイールの塗装を剥離し、美しさを蘇らせます。
お客様のマグネシウム製品には塗装の浮きや縮みが生じる可能性があります。
そのため、変形を最小限に抑えるためにサンドブラストを使用し、塗装剥離を行いました。
焼付塗装には対応できないことをご了承いただき、塗装剥離後に出荷いたしました。
工期は実働1日ですが、その他の金属や厚膜型塗装、ゴム、メッキなどもブラストによる剥離が可能です。
弊社では品質とスピードに自信を持って対応しており、お客様の満足度が高い製品を送り出すことが可能です。
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多彩な素地処理規格表
素地調整の規格表:1-3種ケレン、ブラスト・動力工具・手工具
素地調整には1-3種ケレンの規格があります。1種ケレンは最上位で、ブラスト施工による除錆率は99%以上です(SSPC SP-10・ISO Sa3)。
2種ケレンは動力工具を使用し、3種ケレンは手工具による処理です。
各種ケレンには特定の除錆率が定められており、素地の状態に応じて適切な規格を選択します。
◎グリットブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
◎サンドブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Sand blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
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新たな風を:ファンの錆除去(目視施工)により、美しく蘇らせます。
回転の饗宴:ファン(インペラー/ランナー 英語:Impeller/Runner)は、液体や気体の衝突により回転する部品です。
鮮やかな輝き:グリットブラストは高圧の空気と研削材を使い、ゴミや汚れ、塗装などを除去する表面処理方法です。最高グレードの第1種ケレンとして位置づけられます。
製品情報:
φ700×150
素地調整にはグリットブラスト(SSPC SP-10)を使用し、職人の目視による施工を行いました。
複雑な形状でも職人の技術により、完璧な素地調整を実現しました。
驚くほど美しく生まれ変わりました!
工期は実働1日でしたが、受注量によっては即日対応も可能です。ご相談ください。
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サンドブラスト比較(大型サンドブラスト設備完備)
◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎サンドブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Sand blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
[自社製 自動回収型ブラスト装置]
幅6m×奥行10m×高さ3m
最大重量10tまで対応可能です。
サンドブラスト比較画像です。
弊社は大型サンドブラスト設備を完備しております。
塗装の寿命を決めるのは素地調整です。
どんなに優れた塗料を使用しても素地調整を怠れば、5年10年後に大きな差がでます。
弊社は1点ものを多く取り扱っておりますので、小ロットや試作品につきましてもご連絡いただければ最大限対応いたします。
施工不要部については養生を確実に行い、保護いたします。
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カバー塗り重ね塗装(2回塗り)
◎塗装(英語:Painting)
金属の表面処理の一種で塗料を塗ることで表面に塗膜を形成させる。
防錆、美観、機能の付与など様々な用途がある。
◎エポキシ樹脂塗料(英語:Epoxy resin)
エポキシ樹脂を用いた合成樹脂塗料の総称。
優れた防錆能力と付着性があるので、下塗塗料の主流となってます。
また紫外線には弱く変色等を起こす可能性があるので、上塗塗料を塗り重ねる事が一般的です。
◎ポリウレタン樹脂塗料(ウレタン樹脂塗料 英語:Polyurethane resin)
ポリウレタン塗料は主剤としてポリオール樹脂、硬化剤にイソシアネートを混ぜて作る塗料です。
優れた耐候性も持ちながら光沢・美しいツヤを有するので上塗塗料として使います。
サイズ
1200×500
数量
10台
工期
約4日
今回は塗装のみ施工です。
脱脂施工後にエポキシ樹脂、ウレタン樹脂塗装の2回塗りで仕上げています。
風景が反射して鏡のように見えます。
難しいと思えるようなご要望でもご希望以上を目指して作業しています。
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多様な製品の写真・工場内撮影
工場は広島に位置し、敷地面積は3,700平方メートルで、広々とした建屋があります。また、建物は1120坪の広さを誇り、広島高速道路3号線の観音からわずか5分の場所にあります。このため、遠方からでも簡単にアクセスできます。
工場内には10トンのクレーンも完備されており、また2階にも作業場がありますので、小さい部品から大型の組み立て品まで幅広く対応できます。
我々の工場では製缶や塗装など、さまざまな作業を行っています。製缶では鉄やステンレスなどの金属を切断し、穴を開け、溶接加工することでタンクや橋梁、鉄骨、架台などさまざまな形状の製品を作り出します。また、塗装作業では金属の表面に塗料を塗り、防錆や美観、機能の付与などを実現します。
工場の設備や立地条件の良さにより、トータルコストの削減や納期の短縮、品質の向上、工程管理の簡略化など、お客様のさまざまなニーズに対応できます。遠方からのお取引も歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。
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研磨剤の違いは?
◎グリットブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
◎サンドブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Sand blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
ステンレスや鋳鉄の仕様で、ロットは1から1,000個まで対応可能です。
グリットブラストは研削材が堅く、表面粗さが大きくなります。施工時間も短縮できるため、大型の製缶品や塗装剥離などに適しています。
一方、サンドブラストは研削材が柔らかく、表面粗さが少なくなります。薄い素材や形状変化が少ないものに適しています。
また、サンドブラストは非金属系の研削材を使用するため、非金属の製品にも施工できます。
その他、研削材などの相談も受け付けています。
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塗料吹き付け
数量の少ない製品のため、通常はエアレススプレーを使用するところ、塗料の節約を目的にスプレーガン塗装を選択しました。
スプレーガンならばロスを最小限に抑え、少量の塗料でも効果的に塗装できます。仕上がりは美しくツヤツヤになりました。
このプロジェクトは実働3日間で完了しました。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
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SUS製ビルドH鋼のキズ消し・キズぼかし
◎ビルドH鋼(BH 英語:build H)
既製品のH鋼にない断面が欲しい場合、溶接してビルドHをつくります。溶接は隅肉溶接、K形開先を取った完全溶け込み溶接があり、構造設計によります。溶接ひずみは、加熱後に空冷、水冷して矯正します。
ステンレスは塗装する事が少なく素材のまま製品になることが多いので、このようなご相談を頂くことがあります。
今回の製品は割としっかりと加工跡がありましたが、時間をかけてサンドブラストを行い全体的に傷を隠すことができました。
傷をぼかすのは時間がかかるのですがその分施工ムラが出てきてしまい、かえって美観が悪くならないよう何度も確認しております。
納期は最短との事でしたので、入荷後翌日出荷で対応しています。
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フォークリフト塗装(外観ピカピカ)
弊社所有のリフトです。年末に社内で塗装し直したので、ピカピカです。
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高品質フレームにエポキシ樹脂塗装。
塗装について
防錆や美観向上、機能付与など、さまざまな目的で行われます。
エポキシ樹脂塗料は優れた防錆能力と付着性を持ち、下塗りに主に使用されます。
また、ポリウレタン樹脂塗料はポリオール樹脂とイソシアネートを組み合わせて作られる塗料です。
製品情報として、2000mm×2000mm×500mmのサイズを持つ製品の塗装仕様が示されています。
ジンクリッチプライマー塗装が1回、エポキシ樹脂塗装が2回、ポリウレタン樹脂塗装が1回施され、最低膜厚は320μmとされています。
動画では、既にジンクリッチプライマーの両面施工とエポキシ樹脂塗料の片面塗装が完了した状態から撮影されています。複雑な形状ですが、しっかりと塗装することができました。
工期は約2週間程度かかる予定です。
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防錆加工専門(塗装にも自信あり)
多機能防錆加工(ショットブラスト、スチールショット)と重ね塗りで定評あり。
【特徴】
長持ちの防錆性能、耐熱性、耐薬品性、耐久性などの塗装性能
短時間でサビや古い塗料を除去し、再利用可能な綺麗な表面
薄板にも対応可能
製缶品の状態でのブラスト施工可能
広い設備と10tクレーンによる大型品施工も可
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ボルト&ナット、ブラスト施工(一つ一つ手作業で丁寧に仕上げ)
ねじ部分や特殊な形状のボルトでも、ブラスト施工によってしっかりと処理できます。
養生はねじ部に必要ですが、職人が手作業で丁寧に行いますので、打ち漏れや処理の甘さはありません。
工期はお客様の数量や要件によって異なりますが、迅速な対応を心掛けています。
◎ボルト(英語: bolt)は、部品と部品を締めつけ固定するための機械要素で、ねじの一つ。雄ねじが切られた軸部と頭部からなり、ナットという機械要素と共に締めたり、雌ねじが切られた穴に締め付けて使用される。
◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎グリットブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
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タンク(一元管理・早納・低コスト)
◎タンク (英語: tank)
主に液体・粉体・気体を保存・運搬・貯蔵する目的で、圧力などの物性を維持するために使われる密閉容器のこと。
◎製缶(英語:Canning)
鉄やステンレスなどの金属に対して切断や穴あけ、溶接加工することでタンク、橋梁、鉄骨、架台等の様々な形状の製品を作る
◎塗装(英語:Painting)
金属の表面処理の一種で塗料を塗ることで表面に塗膜を形成させる。
防錆、美観、機能の付与など様々な用途がある
◎錆止め(プライマー/錆止/防錆 英語:Anticorrosive paint)
腐食を防ぐために物体の表面に錆止め塗料を塗布します
社内一括製造、タンクの製缶から塗装まで完了。品質・納期・総コストにお客様の満足を得ることが出来ました。
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カバー ブラスト 準備
金ニスは一時的な防錆材ですが、塗装時には剥がす必要があります。
ブラストを使って黒皮と一緒に除去します。施工中の動画も撮影しましたが、注意が必要です。
◎グリットブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎金ニス(防錆油/一時防錆材 英語:Gold varnish)
金属の腐食を防ぐために表面に施す防錆処理の一種。
しかし長期的な防錆効果は薄いため、一時的な防錆材として使用される油。
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エアレス塗装の魅力:3,500kgの架台(表面処理済み)。
お客様の要求に基づき、架台の表面処理後に鉛やクロムを含まない錆止め塗料を塗装しました。
ブラストを行わず、脱脂処理とサンドペーパーを使用して表面を整えております。
エアレススプレーを使い、均一な塗膜を形成することが出来ました。
工期は2日間で、膜厚の指定はありませんでしたので標準的な膜厚の35µmを確保します。
原田鉄工はお客様の要件に応じて高品質な塗装を提供する事が可能です。
是非、塗装をご検討の際にはよろしくお願いします。
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美しい仕上がり:サンドブラストでベースの第一種ケレンを施しました
繊細なリファインメント:タップ穴の数が多く、マスキングの予算や工期の都合が合わないため、タップに損傷が少ないようにサンドブラスト施工を行います。
(タップ穴、ねじ、加工面はすべてマスキングしなければ、ブラストで表面が削られて使用できなくなるため、NGです)
サンドブラストでも使用できなくなるタップ穴が多くありましたが、タップを使ってねじを再度切り直して使用することになりました。
映像には映っていませんが、付属部品も多数ありましたので、お客様にとって品質と納期の両面で満足いただけ、良かったです。
[製品情報]
1700×2400×200
[素地調整]
サンドブラスト
SSPC SP-10
[工期]
入荷後2日
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鮮やかな色彩:モーターの美しい仕上げ(SSPC SP-10)
年月による劣化でモーターが錆び、塗装も剥がれてしまった場合、グリットブラストによる素地調整が行われます。
複雑な形状であった為、研削力の強いグリットブラストには時間がかかりましたが、調整後にお客様が再び塗装する予定です。
古くなってボロボロになった製品でも、適切な素地調整と再塗装により、新品同様の輝きを取り戻すことができます。
[製品情報]
φ600×800
[素地調整]
グリッドブラスト
SSPC SP-10
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巨大エアダクト 塗装
◎デオキシダント処理 (英語: Deoxidize)
表面に付着した汚れや油分を取り除くために有機溶剤を使用し洗浄する作業です。
油分が残っていると塗料がはじかれたり、付着が不十分になる可能性があります。
◎エアレス塗装 (英語: Airless painting)
空気を使わずに塗料を塗る方法です。
液体の塗料をポンプで加圧し、微細化させて霧状に吹き付けます。
厚い塗膜を形成するため、大型の製品に適しています。
◎無鉛・クロムフリーの防錆塗料
環境に配慮した代替品として開発された防錆塗料で、かつて使用されていた鉛やクロムを含まないものです。
◎長油性フタル酸樹脂塗料
油分が多く含まれるアルキド樹脂の一種で、作業性に優れています。
油の含有量によって短油性、中油性、長油性の3種類に分類されます。
外面と内面の塗装仕様が異なるため、作業中にマスキングを行いました。
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材料発注から塗装まで 自動ショットブラストマシン
お客様からの図面を元に組み立てまで行った製品は、ショットブラストマシン(コンベアー式)です。(自社設備ではありません。)
この機械は鋼球を使用しており、自動施工が可能なため効率的でコストも抑えられる特徴があります。
ただし、施工形状には制限があり、投射力もやや弱いです。
工期は約2ヶ月かかりましたが、他にもさまざまな製品を製作しています。
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塗装剥離・コンクリ除去
レンタル業者からの依頼で、コンクリートで汚れたバケットをブラストで徹底的に清掃しました。
バケットはコンクリートと古くなった塗膜によって汚れ、見た目も劣化していました。
お客様の要望通り、グリットブラストを使用してバケットの表面を徹底的に剥離しました。これにより、コンクリートや古い塗膜が完全に取り除かれ、バケットが新品のような状態に蘇りました。その後、再塗装を行い、耐久性と美観を向上させました。
お客様からは満足の声をいただき、バケットが再び活躍できることを喜んでいただきました。弊社では、様々な材料や塗膜の除去作業にグリットブラストを活用し、高品質な表面処理を提供しています。
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グリッドブラスト施工比較(自動回収型ブラスト装置)
◎ブラスト(ショットブラスト/グリッドブラスト/サンドブラスト/1種ケレン 英語:Blast)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
◎グリットブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Grit blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
◎サンドブラスト(ブラスト/1種ケレン 英語:Sand blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
大型ブラスト設備に関しては、自社製の自動回収型ブラスト装置を配置。ブラスト部屋のサイズはどちらも同じとなっております。
その他研削材でも施工は可能ですので、お気軽にご相談下さい。
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スパナ(レンチ) ガラスビーズブラスト
ガラスビーズブラストはその名前の通りガラス製の球体を研削材として使用しますので、製品自体の摩耗は最小に留めながら表面を綺麗にする事が可能です。
鉄だけではなく、木材やガラス製品等の装飾でも使われています。
◎スパナ(レンチ 英語:Spanner/Wrench)
スパナ/レンチはどちらもボルトやナットを回転させ締め付けを行う工具の事です。
Spannerはイギリス英語、Wrenchはアメリカ英語で日本に伝わってきたようです。
日本国内では一般的に先端が開放で固定幅のものをスパナ、それ以外をレンチと呼ぶことが多い。
◎ガラスビーズ(ブラスト/1種ケレン 英語:Glass beads blast)
表面処理(ケレン)方法のひとつ。ケレンには第1種~第4種まであり、ブラストは最上位グレードの第1種ケレンの下地処理となります。
施工に「ガラスビーズ」という研削材を使用している為、ガラスビーズブラストを呼称される。
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ブラストとは ~研削材編~
金属を加工する方法は様々あります。
例えば溶接、切削、鍛造、曲げそして研削など多くの加工方法があります。
その研削加工の際に使用する材料の事です。
研削加工とは無数の研削材を対象の製品にぶつける事で、表面を削り取っていく加工法です。
ブラストは投射方法や適切な研削材を選定することにより、多くの材質に対して研削加工を行う事が可能です。
研削材の材質は金属、セラミック、ガラス、樹脂、ドライアイスなどがあり、形状も球状や多角形、粉状など様々です。
弊社で使用している3種類の研削材を下記にて紹介します。
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TEL:082-232-2445
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SS400プレート 養生 両面施工
SS400製のプレートをブラストにて表面処理していきます。
表面にゴムを張り付けるプレートの密着性向上のため、グリットブラストで表面処理を行います。
タップ穴が傷つかないように、全て養生してあります。
◎SS400(旧SS41)
一般構造用圧延鋼材の中で最も流通量が広く、代表的な材料です。
「SS」はSteel Structure(構造用鋼)の略、「400」は引っ張り強さの最小保証値を表しています。
流通量が多いので他の金属材料と比べ安く、種類・サイズともに豊富にあります。
◎タップ(英語:Tap)
めねじを切る工具の事。ねじが入る方がめねじ、入れる方をおねじと言います。
刃物がついており穴に回転させながら入れていくことで、めねじを刻みます。
まためねじが切ってある穴を「タップ穴」と呼びます。
◎マスキング(養生 英語:Masking)
覆い隠す、包み込む事。
ブラストや塗装を行う際に施工しない箇所に対して、マスキング用のテープやキャップ等を使用して隠す事で施工から守る。
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【リース品】モルタルミキサー ノロ・塗装 剥がし
◎モルタルミキサー
セメント+水+砂の混合物であるモルタルを作る機械。
攪拌する用の羽根を回転させることで混練を行う。
◎ノロ(のろ)
セメント・石灰を水で溶かしたもの。
「ノロ」=セメント+水、「モルタル」=ノロ+砂、「コンクリート」=モルタル+砂利となります。
◎素地調整
下地処理の1種で「ケレン」とも呼ばれ塗装工事の前処理として、素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し、更に形成した凹凸によって塗料の付着性を大きく向上させます。
◎ブラスト(ショットブラスト/1種ケレン)
高圧で圧縮した空気を研削材と呼ばれる粒と一緒に噴射し、製品に衝突させることで表面のゴミ、汚れ、塗装などを除去します。
リース会社様よりご依頼です。
返却された商品をメンテナンスしたく、ブラストでノロと塗装を剥がせないかとのご相談でした。
レンタルする際の商品価値を上げる為、綺麗に再度塗装するとの事です。
グリットブラストで全て剥離させ、見違えるように綺麗になりました!
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塗装とは ~エアレススプレー編~
塗装の現場にて必須とも言えるスプレーガンですが、大きくエアスプレーとエアレススプレーの2種類があります。今回はその2種類のうちエアレススプレーについて紹介したいと思います。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
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溶接とは~TIG溶接編
製缶・組立の現場で必須とも言える溶接。今回はTIG溶接について紹介したいと思います。
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【溶接とは~アーク溶接編~】
製缶・組立の現場で必須とも言える溶接。今回はアーク溶接について紹介したいと思います。
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溶接とは~MIG溶接編~
製缶・組立の現場で必須とも言える溶接。今回はMIG溶接について紹介したいと思います。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
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ブラスト施工とは何? ブラストについて紹介します!
ブラストとは対象とする素材表面に大小様々な凹凸を形成させる表面処理の1種です。
光沢を抑えマットな仕上がりになるので、意外と身近な製品に施されたりしています。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
原田鉄工株式会社
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
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ブラストとは ~加工方法編~
ブラストは研削材を対象物に衝突させる加工方法です。
大きく機械式ブラストとエアー式ブラストの2種類に分けられます。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
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塗装とは ~エアスプレー編~
塗装の現場にて必須とも言えるスプレーガンですが大きくエアレススプレー、エアスプレーと2種類があります。
今回はその2種類のうちエアスプレーについて紹介したいと思います。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
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ブラスト・塗装部門 防錆部【中国地方 広島市 観音】
製缶・ブラスト・塗装の事なら原田鉄工へ!
広島県観音にて創業80年。長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。
量産品はあまり取り扱っておらず、試作品、専用設備・治具などお客様にご希望に合わせた製品を製作します。
【弊社の強み】
⒈創業80年で培ってきた確かな技術力。
⒉様々なニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供することで納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。
⒊中国地方最大級の大型ブラスト設備(グリットブラスト、サンドブラスト)
⒋敷地面積が3,700平方m、塗装場面積も650平方mと広大なため、あらゆるご要望に対応可能です。
⒌広島市観音でアクセス条件が良好。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
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ジェットファン(高速道路の換気用ファン) ブラスト
ジェットファンを定期メンテナンスの為、ブラストで塗装とサビを落としてほしいとの要望です。
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加工とは~仕上げ加工編~
加工には様々な種類があります。
今回は仕上げ加工について説明したいと思います。
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加工とは~穴あけ加工編~
加工には様々な種類があります。
今回は穴あけ加工(タップ加工・リーマー加工)について説明したいと思います。
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加工とは~旋盤加工編~
加工には様々な種類があります。
今回は旋盤加工について説明したいと思います。
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加工とは~切断加工編~
加工には様々な種類があります。
今回は切断加工について説明したいと思います。
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加工とは~せん断加工編~
加工には様々な種類があります。
今回はせん断加工について説明したいと思います。
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広島の「原田鉄工」で機械塗装・金属塗装をお任せください。
機械塗装や金属塗装のご要望があれば、どんなことでもご相談ください。私たちは80年にわたり機械・金属の塗装を行ってきました。確かな技術と豊富な経験を持ち、製品を美しく仕上げます。
もし「どんな塗料を使えばいいか分からない」といった仕様にお困りの場合でも、適切な塗装仕様を選定するためのご相談に応じます。
また、広い塗装スペース(650平方メートル)と最大10トンのクレーンを備えています。大型品や小ロット品にも対応可能です。お困りのことがありましたら、お気軽にご連絡ください。私たちがお手伝いいたします。
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広島のブラスト作業は原田鉄工にお任せ!
広島でサンドブラストやグリットブラストのご要望があれば、お気軽にご相談ください。
ブラストは、様々な粒子を素材に衝突させて表面を削り取り、凹凸を形成する表面処理加工の一種です。その効果は以下の通りです。
表面の洗浄: 酸化被膜やサビ、汚れを除去し、綺麗な表面を実現します。
密着性向上: 凹凸が形成された表面積の増加により、「アンカー効果」が生まれ、塗料との密着性が向上します。
塗装の耐久性には塗装回数や塗料の種類など、様々な要因が関与しますが、表面処理のグレードによる影響はなんと50%もあります。素地調整は塗装において最も重要な要素です。
原田鉄工は広島で80年の歴史を誇る企業であり、中国地方最大級のブラスト設備を保有しています。ブラスト後の塗装についてもお気軽にご相談ください。我々がお手伝いいたします。
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原田鉄工 広島 公式HP完成
多くのお客様に弊社の技術をお伝えするためのHPがついに完全公開となりました。
製品情報から技術情報etc…多くの情報を公開しております。
これからも日々更新してまいりますので是非ともご覧ください。
以下リンクよりご覧ください。 (詳細を見る)
塗膜の耐久性への影響/素地の整備が必要
金属塗装の寿命は一般的に10年から30年程度とされます。この寿命に影響を与える要因は、主に以下の4つに大別されます。
素地調整: 塗装を施す前の金属表面の適切な調整が重要です。表面の清掃や処理を行い、塗膜の密着性や耐久性を向上させます。
塗装回数: 適切な塗装回数を守ることも重要です。十分な塗膜厚を確保し、金属の防食性能を高めます。
塗料の種類: 使用する塗料の種類も寿命に大きく関わります。耐候性や耐薬品性など、金属の使用環境に合わせた適切な塗料を選ぶ必要があります。
塗装技術や気候、周辺環境: 塗装作業の技術や施工環境も重要な要素です。適切な塗装技術を用い、気候条件や周囲の環境に配慮することで、塗膜の品質と寿命を向上させます。
これらの要素を適切に管理することによって、金属塗装の寿命と防食性能を最大限に引き出すことができます。
詳しくは下記PDFよりご覧ください。
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15m煙突、出発!
15mの煙突出荷時の写真です。敷地面積3,700平方m、塗装場面積650平方mの広大な環境で製作・塗装・出荷をスムーズに行います。
大型製品の素地調整や塗装は外注するとコストと納期がかさむことが多いですが、弊社では中国地方最大級の大型ブラスト設備を備えており、効率的かつ迅速に施工できます。
また、製缶では鉄やステンレスなどの金属を加工してタンクや橋梁、鉄骨、架台などの多様な製品を作り出します。
素地調整は塗装前の重要な処理であり、サビや汚れ、劣化した塗膜などを除去し、塗装のために素地を最適な状態に整えます。活性化した表面は塗料の密着性を高め、製品の保護を長期間にわたって確保します。
◎素地調整(英語:Surface preparation)
下地処理方法の1つ「ケレン」とも呼ばれ塗装工事の前処理として、素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し綺麗にします。
活性化した表面は塗料の付着性を大きく向上させ長期間製品を保護することが可能になります。
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SS400 PLの錆落とし(重量物)
SS400 PL100tの2600×2300サイズで重さが5トンもある大きな鉄板には、グリットブラスト処理によって錆を除去していきます。具体的な用途は分かりませんが、この鉄板のサビを完全に取り除き、防食処理を行うことで、母材を腐食から保護することができます。
腐食は科学的または電気的な要因により表面が変化し、外観や機能が損なわれる現象です。進行すると厚さが減少し、孔が開いたりすることがあります。それに対して、防食処理は金属材料の腐食を止めるか遅らせるために行われます。耐食性は金属素材自体が腐食に耐える性能を指し、防食や防錆は金属の腐食を防ぐことを目的とします。
上記のような意味合いで、鉄板のブラスト処理は一般的に使用されます。
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SGPパイプ 塗装(前編) ~ガスケット座面養生・ブラスト~
大小様々な口径のSGPガス管を施工していきます。
施工するにあたってガスケット座のセレーション加工部はブラストで傷がついてしまうと、密封性が損なわれてしまうので養生を行います。
しっかり布テープで養生が出来たら、ブラストで表面処理を行います。
ブラスト完了後は耐熱塗装を行っていきますが『前編』はブラスト施工までとなります。
耐熱塗装~膜厚検査までは『後編』にて紹介しますので、是非ご覧ください。
◎SGP(配管用炭素鋼管)
身の回りで最も身近な鋼管です
一般的にSGP管、ガス管、白管、黒管などと呼ばれています。(白管はSGP管に亜鉛メッキ加工を行ったもの)
ビルや家や工場など多くの場所で使用されています。
◎セレーション
セレーションはフランジガスケット面に渦巻状・同心円状の細い溝をつけた仕上げ面。
フランジ同士を引っ付ける際に凹凸がはめ合い、しっかりと結合させる事ができます。
[製品情報]
20A~200A程度のプレハブ配管
[素地調整]
グリットブラスト
SSPC SP-10
[塗装仕様]
厚膜型耐熱塗料 200μm
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SGPパイプ 塗装(後編) ~耐熱塗装・膜厚チェック~
前編では養生作業とブラストについて紹介しましたが、次は塗装作業に移ります。
今回は耐熱性に優れた厚膜型の塗料を使用しました。この塗料は1回の吹付で100~200μmの膜厚を実現し、耐熱温度は最大600℃です!塗膜の厚さによる耐候性も優れています。
ただし、この塗料は塗料詰まりが起こりやすいため、弊社では精和産業株式会社のターンダブルチップを使用しました。このチップを使用することで、塗料詰まりを低減することができます。
希釈率を上げる方法やチップ口径を大きくする方法もありますが、このチップを選んだ理由は以下の通りです。希釈率を上げると膜厚が薄くなってしまい、チップ口径を大きくすると塗料ロスが増えてしまいます。したがって、塗料メーカーの推奨値に従い、このチップを使用することが最適な選択となりました。
工期は実働5日でした。養生作業に2〜3日かかり、ブラストと塗装に2日を要しました。養生込みの依頼は養生作業日数が受注量に影響を受けるため、具体的なご相談をお待ちしています。
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SUS304/SUS316 ステンレス溶接技術
図面や材料の持ち込みも歓迎です!私たちはこれまでさまざまな材質や形状の溶接経験を積んできましたので、丁寧に溶接作業を行います。
また、敷地面積は3,700平方メートル、塗装場面積も650平方メートルと広大ですので、製作から塗装、そして出荷までスムーズに対応できます。さらに、ブラスト・塗装設備も完備しており、ステンレス材への塗装なども対応可能です。
お客様のニーズに合わせて最適な溶接作業を提供いたします。ご相談やご依頼はお気軽にどうぞ。
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グリットとサンドのブラストの違い
以下の特徴を持つグリットブラストとサンドブラストについて、簡潔にまとめました。
グリットブラストの特徴:
研削材が金属性であり、非常に高い研削力を持ちます。固着した錆や汚れも簡単に除去できます。
製品の表面にあるゴムやメッキ、塗装までも除去することが可能です。
他の研削材と比較して、照射体にぶつかる時の摩耗が少ないため、粉塵や産廃の量が少なくなります。
ただし、原材料が金属性なので、ステンレスなど錆びにくい素材に施工すると、「もらい錆」が発生する可能性があります。
サンドブラストの特徴:
かつては研削材として「珪砂」が使用されていましたが、現在は主に「フェロニッケルスラグ」という非金属性の研削材が使用されています。
非金属性の研削材を使用するため、ステンレスなど錆びにくい素材でも施工が可能です。
グリットブラストと比較して研削力が少ないため、やわらかい金属やマスキングが多い製品などを慎重に施工できます。
もし、特定の研削材を希望される場合や他の施工用途についてご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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フランジやボルトなどを保護し、ブラストが可能です。
当社では、ブラストや塗装が必要なフランジやボルトの中には、機械加工面やネジ部などを隠す必要があるものもあります。原田鉄工はそのような製品の施工経験が豊富です。
もし養生が必要な状態での製品を持ち込んでいただいたり、養生から施工まで一括でご依頼いただいたりしたい場合は、お気軽にご相談ください。
また、ブラストのみや塗装のみなど、部分的な施工ももちろん可能です。
なお、マスキングとは、ブラストや塗装の際に施工しない箇所を保護するために、テープやキャップなどのマスキング用具を使用して覆い隠す作業です。
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鋼板パイプをブラスト後塗装
重量2t、長さ5mの巨大な配管をブラスト施工後、水中部塗装を行います。水中部塗装のため、最低でも300μmの膜厚が必要です。膜厚が厚くなりすぎると剥離のリスクもあるため、最高膜厚の上限にも注意しながら塗装します。上限と下限の設定値が近いと、作業は困難です。これらの条件をクリアするため、何度も検査と修正塗装を繰り返しました。最終的には300μm~600μmの範囲に収め、完璧な仕上がりとなりました。
[製品情報]
サイズ: φ1500×5000
[素地調整]
グリットブラスト(SSPC SP-10)
[塗装仕様]
エポキシ樹脂系特殊膨潤炭塗料 300μm
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大型タンクの全工程
社内一貫加工の大型タンクと付属品。
内外の塗装仕様も適切に分けて施工。
納期も迅速に対応します。
さらに、付属品の製作も含めて社内で一貫して加工を行った大型タンクです。タンクの他には専用のタラップ、足場、階段なども製作しています。これにより、顧客のニーズに合わせた完全なセットを提供できます。
また、このタンクは内部に薬品が混ざった汚水を貯めるためのものです。そのため、内面と外面の塗装仕様を区別しています。内面は薬品や汚水に耐えるための耐水用エポキシ樹脂塗装を2回施しています。一方、外面は紫外線や雨水などの外部要素に耐え、美観を保つために耐水用エポキシ樹脂塗料とポリウレタン樹脂塗装を施しています。
製品情報としては、このタンクの内容量は30㎥です。塗装仕様としては、素地調整後に内面に耐水用エポキシ樹脂塗装を2回、外面に耐水用エポキシ樹脂塗料とポリウレタン樹脂塗装を1回ずつ施しています。
社内で一貫した製作を行うことで、納期も迅速に対応できます。お客様の要求に合わせた高品質なタンクを提供します。
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FBプレートをスプレーガンで塗装
フラットバーを脱脂した後、2層塗りの仕様になります。
スプレーガンを使用する場合、エアレススプレーと比較して作業効率は低下しますが、塗料のロスを最小限に抑えることができるため、少量の塗料でも塗装が可能です。また、使用できる塗料は限られますが、エアレス塗装に比べて噴出する塗料粒子が細かいため、綺麗な仕上がりが得られます。
エアレススプレーは、空気を使用せずに塗料を圧力で微細化し、霧状に吹き付けるスプレーです。膜厚を厚くすることや大型の製品の塗装に特化しています。
一方、エアスプレーは、空気と霧化させた塗料を同時に噴射して塗装を行います。霧化した塗料の粒子が細かいため、均一かつ綺麗な塗装が可能です。ただし、飛沫が多いため塗着率は低くなります。
[製品情報]
FB12×100 L=1520mm
[塗装仕様]
変性エポキシ樹脂塗装×1回
ポリウレタン樹脂上塗塗装×1回
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【長尺】10mフレーム 無機ジンクプロセス
今回は、長さ10m × 幅2mのフレームに対して、ブラスト処理と無機ジンク塗装を施します。無機ジンクには正式には「無機ジンクリッチペイント」と「無機ジンクリッチプライマー」という2つの名称があります。これらの違いは、厚膜タイプと薄膜タイプの違いによるものですが、少しややこしいですね。
今回は厚膜タイプの無機ジンクリッチペイントを使用しました。この塗料は、大量の亜鉛末を含んでおり、下塗り専用の塗料です。亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が大きく、錆びやすい性質があります。そのため、塗料が代わりに錆びることで鉄を腐食から守る役割を果たします。腐食に強い性質を持っているため、大型の船舶や橋梁、プラントなど、厳しい環境条件下でよく使用されています。
[製品情報]
2000×10000
[素地調整]
グリットブラスト
SSPC SP-10
[塗装仕様]
無機ジンクリッチペイント 75μm
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サンドブラスト vs. グリットブラスト比較画像
弊社は、幅6m×奥行10m×高さ3mの手動式ブラスト設備を所有しており、複雑な製缶品の施工にも対応しています。この設備は、防錆処理前の下地処理やメンテナンス品の塗装剥離、熱処理後の酸化被膜落とし、表面積の増加による密着性向上など、さまざまな用途に適用できます。
テストピースとしてSS400製品を使用し、同じ設備とエアー圧で研削材のみを変更して検証しました。グリットブラストにはIKKスチールグリット TGE-100を、サンドブラストにはネオブラスト G-1を使用しました。
結果は予想通りで、どちらの方法でも黒皮や錆を綺麗に除去することができました。しかし、表面の粗さと外観には明確な違いが現れました。グリットブラストでは微細な差ではありますが、表面が粗くなります。一方、サンドブラストではややくすんだ仕上がりとなります。
弊社では、加工対象物の大きさや材質、推奨表面粗さ、マスキングの有無などを考慮し、サンドブラストとグリットブラストを使い分けています。それぞれの特徴を活かし、最適な処理を行うことで、高品質な仕上がりを実現しています。
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労力軽減・物流効率 統合生産
【省力化装置・搬送装置】
原田鉄工による一貫生産。
お客様の要望に基づき図面から製作。
社内対応で確認修正も柔軟に対応可能。
納期は迅速、品質も一貫。
社内設備は使いやすさ重視。
既製品の改造も対応可能。
80年のノウハウと技術を活かす。
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SS400 外タンク 塗装
内部は未処理で、外部のみ施工しました。タンクは大型で、寸法は直径2500mm×高さ4400mmです。
仕様はブラスト処理後、耐塩仕様で塗装されています。まず、ブラストで表面の不純物や錆を除去し、その後、無機亜鉛、厚膜型エポキシ樹脂、ウレタン樹脂の塗料を6回にわたって重ねました。写真には写っていませんが、手すりや階段も一緒に塗装し、上塗りは黄色でした。
このような大型タンクでも、天井クレーンの数と広い塗装スペースがあるため、問題なく塗装が行われました。納期は1週間少しと短かったですが、クレーンを使用して塗装を行うことで反転作業の手間を減らし、なんとか予定の納期に間に合わせることができました。
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ISO Sa2.5規格のケレンで鉄の錆を除去!
このプレートはかなり腐食が進んでおり、錆で覆われています。しかし、ブラスト処理によってすべての錆を完全に除去することができます。
通常、錆が発生した場合はサンドペーパーやディスクサンダー、パワーブラシなどを使用して擦って取り除くことが一般的ですが、腐食範囲が広い、深いなどの理由で完全に除去できない場合でも、1種ケレンのブラスト処理ならば錆を完全に取り除くことができます。
錆が進行した母材には、ブラスト処理による素地調整の後、すぐに防錆処理を行うことが必要です。1~2時間という短い時間でも、防錆処理を怠ると再び錆が進行し、表面が黒ずんでしまうことに注意が必要です。
金属製品における「塗装の寿命」、つまり「製品の寿命」は、実は素地の調整に大きく左右されます!どれだけ高品質な塗料を使用し、高度な技術で塗り重ねても、結局は塗装前の素地をどれだけ徹底的に洗浄するかが大きな影響を与えます。
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ゴムを剥がす選択肢の一つ 1種ケレン!!
ロールたちは古くなり、ゴムが摩耗して使えなくなってしまいました。ゴムだけでなく、錆などの問題もありますので、まずはブラストでゴムをきれいに剥がし、その後に再びゴムを巻きます。製品が美しく蘇る様子は心地よいですね!なお、弊社ではゴム貼り作業には対応できませんので、ご了承ください。
ゴムを剥がす作業には時間がかかるため、入荷後にまずゴムロールのゴムをグリットブラストで剥がします。そして出荷直前にはサンドブラストで錆を完全に除去し、出荷準備を行います。ゴムや錆を取り除き、再びゴムを貼ることで製品は新品同様の状態になります。さらに、ブラストによって表面が凸凹になるため、表面積が増え、ゴムの密着性が向上し、製品の耐久性も向上します。
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塗装品の修理・メンテはお任せ!
お客様よりご依頼いただいたのは、当社の社内治具です。
残念ながら、製品は長年使用されていたため塗装が剥がれ、錆が進行していました。この治具は古く、図面も存在しないため、新規製作には手間と予算が必要でした。
そこで、必要な部分の改造と修理、再塗装のみを行いました。まず、ブラスト(1種ケレン)で塗装と錆を取り除き、表面処理を行いました。その後、下塗り、上塗りと塗り重ねを行い、製品を完成させました。
この製品は1500×1500 L=2500で、グリッドブラストを使用し、SSPC SP-10による素地調整を行いました。また、エポキシ変性アルキド樹脂系下塗り塗装×1回、合成樹脂調合ペイント上塗り塗装×1回を施しました。
この修理・改造の工期はわずか4日でした。架台本体と手摺・梯子の塗分けがあったため、多少時間がかかりましたが、短納期にも対応することができました。
ブラスト後、塗装した製品は見違えるほど綺麗になり、耐久性も向上しました。
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鋳物の仕上げに砂バリ除去を。
金属を溶かして型に流し込んだ鋳物にはバリや鋳型の材料が付着するため、ブラスト処理で除去します。
ブラストは研削材を使用して表面を削り取り、凹凸を形成することで塗装の密着性を向上させます。
鋳物は大量に作ることができ、金型と砂型の2種類があります。
金型は耐摩耗性に優れているが、コストが高く大量生産に向いており、砂型は安価で複雑な形状にも対応できます。
原田鉄工では幅6m×奥行10m×高さ3mのブラスト設備を自社製造しています。
また、ブラスト処理は表面のクリーニングだけでなく、改質や形状加工にも利用されます。
例えば、金属製品に対してブラスト処理を行うことで、表面の強度を向上させたり、
樹脂や塗装を施しやすくすることができます。
さらに、ガラスや石材などの硬質な素材にもブラスト処理を施すことで、
美しい質感やデザインを表現することができます。
当社のブラスト設備は、幅広い用途に対応できる大型のものを自社製造しており、
お客様のニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
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ゴム巻物 劣化 交換
廃棄するか、放置してしまいがちなライニング製品。
しかし、長時間使用すると表面に張られたゴムや樹脂、メッキなども劣化し錆びたりします。
再度ライニングを行うことも難しく、ブラスト処理による綺麗な剥離が必要です。
原田鉄工のブラストは表面を細かい凹凸にすることで、接着性を向上し更に長持ちする製品へと生まれ変わります。
新規で同様の製品を作るのに比べ、圧倒的に『早く』・『安く』済ませることができます。
原田鉄工は、自社製のグリットブラスト・サンドブラスト設備を持っています。
このブラスト加工は、廃棄するか再利用するかの選択肢がある製品に適しています。例えば、ゴムライニングの再利用だけでなく、鋼材や機械部品、船舶、タンクなどの表面処理にも有効です。ブラスト加工は、表面の汚れや劣化した層を完全に取り除き、新しい塗装を施すための完璧な前処理を行います。
また、原田鉄工のブラスト設備は、自社製のグリットブラストやサンドブラストを使用しています。これらは、環境に優しく、効率的に作業を行うことができます。加えて、設備のサイズが大きいため、大型の製品にも対応可能です。 (詳細を見る)
塗膜の剥離原因
下塗りを施工したものとしていないものを比較しました。
下地処理として、洗浄用シンナーで脱脂し、サンドペーパーで目荒しを行いました。
塗装仕様は、下塗りにはエポキシ変性樹脂塗料、上塗りにはアクリル変性フタル酸樹脂塗料を使用しました。
十分な乾燥期間を置き、テストを行いました。
マスキングテープで剥がすと、下塗りしていない方は塗料が一緒に剥がれました。
下塗りは下地との密着性が高く、上塗りと共に使用することで、塗料としての性能を最大限に発揮します。
下塗りを省くと見た目は綺麗でも、塗料としての性能は失われます。
ブラスト加工を行うことで、より強固な塗膜を形成することができます。
下塗りを省略すると、塗料の密着性が低下し、塗膜の剥がれや崩れが起こりやすくなります。
下塗りと上塗りの組み合わせによって、塗料が表面に密着し、塗膜の強度や耐久性が向上します。
下塗りは、塗料の性能を最大限に引き出し、品質を保証するために必要不可欠な工程です。
省略することで工程を短縮することはできますが、塗装の耐久性や品質に影響を与えることになります。
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下塗り必須、剥がれ防止。
下塗りを省略して上塗りのみの製品と、下塗りを含めた通常の塗装製品を比較したところ、下塗りをしていない製品は簡単に塗膜が剥がれることが分かりました。
下塗り塗料は、錆を防ぎ、素地や下地と強く密着する効果を兼ね備えているため、下塗りを省くことはできません。
下塗りは見えない部分ですが、防食性能を保つためには重要な役割を果たしています。
また、下塗りが適切に行われていない場合、上塗りの塗料が不均一に塗られたり、ムラが生じたりして、見た目にも美しくない仕上がりとなってしまいます。
さらに、下塗りは塗料の浸透性を高め、上塗りの塗料がより密着しやすくするため、塗膜の耐久性や防腐性も向上させることができます。
つまり、下塗りは見た目だけではなく、塗装の性能や寿命にも大きな影響を与える重要な工程なのです。
したがって、下塗りを省略してしまうと、剥がれやすい塗装や錆びやすい製品になってしまう可能性が高いため、必ず適切な下塗りを行うことが必要です。 (詳細を見る)
塗装でLCC削減
ライフサイクルコストの内訳は、建設費、運用費、光熱費、修繕費、管理費、処分費の6つです。建設費は、企画設計費、材料費、製作費、運搬費、現地工事費からなります。一方、運用費は、警備費、清掃費、保守・点検費用を含みます。光熱費には、上下水道、ガス、電気などの費用が含まれます。修繕費は、定期的なメンテナンス費用、機器・部品の更新費や修理費が必要になります。管理費には、運用費、税金や保険費用が含まれます。最後に、処分費には、解体に関する費用がかかります。
イニシャルコストは、多くの構造物や製品において全体の20~25%程度であり、意外に少ない割合です。しかし、用途によってランニングコストの構成は大きく異なり、改修・修繕の費用は建設費を上回る場合があります。
大型の建造物、例えば橋梁などは高度経済成長期に多数建設されましたが、老朽化が進んでいます。建造物を全て新しくすることは現実的ではないため、適切な改修・修繕工事が重要です。長期間にわたり安全に使用するためには、ライフサイクルコストをきちんと把握し、運用していく必要があります。 (詳細を見る)
塗装の品質に悪影響を与える要因
「塗装の品質向上に向けたアプローチ方法」
塗装工程において生じる不良やトラブルの原因は5つに分類されます。
塗布対象物の状態による不良
塗料や溶剤の品質による不良
塗装機器や設備の不良
塗布方法や塗布条件の不良
塗布環境による不良
これらの問題は、事前の対策によって回避することが可能です。ただし、塗布環境に起因する不良は、設備投資や工程変更が必要な場合もあります。それでも、気象状況に合わせた工程の設定や、納期の調整などによって、トラブルを回避することができます。
塗装不良が生じると、製品の防食性や美観などが低下し、塗装膜を削ったり、剥がしたりすることで修正する必要があります。これは、大きな労力や時間を必要とする作業であり、コストもかかります。そのため、原因を事前に対策することで、塗装の品質を向上させることが大切です。 (詳細を見る)
弊社が施した塗装により、製品が驚くほど美しく仕上がりました。
この製品は、外部で風雨や紫外線にさらされ、内部で水が流れるため、塗装が必要となります。まず、素地調整には1種類のケレンブラストを使用し、表面の汚れや不均一な箇所を除去しました。その後、3層の塗装を施しました。
この製品は外部と内部で塗装仕様が異なるため、内面には塗料がかからないように養生してから塗装を行っています。外径は約φ3000、重量は約5トンです。
外面の塗装仕様には、下塗塗料に二液性ポリアミドアミン硬化型変性エポキシ樹脂、中塗塗料に同じく二液性ポリアミドアミン硬化型変性エポキシ樹脂、そして上塗塗料に二液性ポリアミドアミン硬化型変性エポキシ樹脂系エナメルを使用し、合計膜厚は120μmとなります。
この製品は、タレや塗装不良、膜厚の不足などの欠陥がない状態で仕上げられています。 (詳細を見る)
中国地方最大級 大型 ブラスト 部屋
原田鉄工には、写真サイズに適したブラストルームが2つあります。両方とも手動式で、作業員がノズルを手に持ち、ブラスト作業を行うことができます。そのため、タンクや配管の内部、複雑な形状の製缶品などを加工することが可能です。
また、ブラストルームは手前と奥に扉があり、10メートル以上の長尺のものでも施工できます。
このブラスト設備は、すべて原田鉄工自社製であり、塗装前の素地調整に最適な状態に設計されています。 (詳細を見る)
ブラスト処理前と後の見た目の変化を比較した写真です。
この製品は、加工前に表面にミルスケール(黒皮)が付着していたため、真っ黒でした。しかし、ブラストという技術を用いた素地調整によって、表面のミルスケールを除去し、素材そのものを露出させることができました。ブラストは、高圧空気や水などを噴射することで、表面に付着した不純物を取り除くことができる技術です。
鋼鉄はこのようにして白銀色に変化します。表面のミルスケールや錆などの不純物を取り除き、塗装を行うことで、塗料の密着性が向上し、塗膜の寿命も延びます。また、表面の清浄度不足による塗装の不良や予後を防ぐこともできます。塗料が不十分に密着していると、塗膜がはがれたり、変色したりすることがあります。
表面の不純物は、塗装にとって大敵であり、塗装寿命を左右する重要な要素です。素地調整を行わずに塗装を行うと、不純物が塗膜の下に残ってしまい、塗膜の劣化を早めることになります。
現在、SDGs(持続可能な開発目標)が世界的な目標となっており、資源をより効果的に活用するために、ブラストと塗装を組み合わせて製品の長寿命化を目指しています。長寿命化により、製品の交換頻度を減らすことができ、資源の節約につながります。 (詳細を見る)
ブラストと塗装の関係性
「素地調整」とは、基礎となる素材や下地を整えることを指します。
金属は製造過程で溶かして冷やし、固められますが、高温になると大気中の酸素と結合して酸化被膜と呼ばれる膜が形成されます。
この酸化被膜や不純物を除去せずに塗装をすると、塗料と素地の間に不純物が混入し、密着性が悪くなります。また、塗料の機能も不純物の影響で発揮されず、本来の性能を発揮することができません。
しかし、ブラストによって素地を調整すれば、表面の酸化被膜やサビ、その他の付着物を完全に取り除くことができます。さらに、多角形状の研磨剤を使用することで、素地に無数の細かい凹凸ができるため、塗料の付着面積が増え、剥がれることがありません。
素地をブラストで清浄に整え、その後塗装を行うことで、塗膜の寿命は2倍から3倍に延び、長期的に見ても経済的なメリットがあります。 (詳細を見る)
鋳物 鋳造品の耐熱塗装
鋳造は、金属を溶かして型に流し込み、その形状を固める製造方法であり、その製品は鋳物と呼ばれます。この製法は、複雑な形状でも大量生産が可能で、コストが安く、高い耐久性を誇ります。ただし、塗装を行わないと、非常に錆びやすい性質を持っています。
鋳物に塗装をするには、「脱脂」と「ブラスト」が不可欠です。表面には多くの油分、酸化被膜、ゴミが付着しているため、そのまま塗装するだけでは塗装がすぐに剥がれてしまいます。また、鋳物の表面は凸凹で、サンドペーパーや電動工具で行う通常の素地調整では凸の部分しか素地調整ができません。したがって、脱脂で油分を除去し、凸凹の表面でも素地調整ができるブラスト加工を行うことで、鋳物に塗装することが可能になります。
原田鉄工のブラスト設備は手動式であり、作業員がノズルを手に持ち、鋳物の複雑な形状でも隅々まで素地調整ができます。
素晴らしい塗装は、素地調整から生まれます!
[重量]
約3t
[素地調整]
グリッドブラスト
SSPC SP-10
[塗装仕様]
厚膜型アルミニウム含有2液性エポキシ防食塗料
[膜厚]
100μm~200μm (詳細を見る)
金属への空気噴霧塗装
金属への吹付塗装とは、金属の表面に塗料を吹き付けることによって、美観や耐候性を向上させる技術です。
一般的に使用される塗料としては、ウレタン塗料、エポキシ塗料、アクリル塗料、フッ素塗料などがあります。これらの塗料は、金属表面に密着することができ、耐久性や耐候性に優れています。
金属への吹付塗装には、下地処理が欠かせません。下地処理とは、金属表面にある油脂や錆を取り除き、塗料が密着するための表面を作る作業です。下地処理には、サンドブラスト、ショットブラストなどの方法があります。
また、金属への吹付塗装は、塗装機を使用して行われます。塗装機とは、塗料を吹き付けるための専用の機械で、噴霧ガンやノズルを使用して塗料を金属表面に均一に塗布します。塗布後は、乾燥や硬化を行い、塗膜を形成します。
金属への吹付塗装には、塗装後のメンテナンスが大切です。塗膜が傷ついた場合は、再度塗り直すことが必要です。また、塗装後の定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、耐久性や耐候性を維持することができます。
金属への吹付塗装は、美観や耐久性を向上させるための重要な技術であり、多くの分野で活用されています。 (詳細を見る)
ブラスト処理による塗装の品質向上
ブラスト処理は、表面処理技術の一種であり、金属、コンクリート、木材などの表面から汚れや古い塗装を取り除くために用いられる方法です。
媒体(メディア):ブラスト処理に使用される媒体には、砂、ビーズ、ガラスビーズ、スチールショット、スチールグリット、アルミナ、炭素鋼などがあります。これらの媒体は、ブラスト処理機器から噴射され、表面に衝突することで汚れや古い塗装を除去します。
塗装前処理:ブラスト処理は、塗装前の表面処理にも用いられます。塗装前処理としてのブラスト処理は、表面の汚れや古い塗装を取り除くことで、塗料の密着性を向上させ、塗装面の耐久性や防錆性を高めることができます。また、表面の形状を変化させることで、塗料の吸着面積を増やすことができ、塗装品質を向上させることができます。
ブラスト処理は、表面処理技術の一つであり、多くの産業分野で使用されています。適切な媒体、圧力、噴射方向、時間を選択することで、表面の汚れや古い塗装を効率的に除去し、塗装前処理や表面改質、金属加工などの用途に幅広く活用されます。 (詳細を見る)
ブラスト効果のメカニズム
【ブラスト加工とは?】
ブラストは表面処理の一種で、研磨材を高速で投射し表面を加工します。これにより表面の状態や性質を変化・向上させます。
【ブラスト加工の構造】
ブラスト加工には「エアー式」と「機械式」の2つの方法があります。エアー式は圧縮した空気を使い、研磨材を投射します。機械式は回転させた羽根車を利用し、研磨材を遠心力で投射します。
【ブラスト加工の効果】
ブラスト加工により表面は研削され、不純物が除去されます。また、細かい凹凸が形成され、塗料や防錆処理の密着性が向上します。塗装の仕上がりも均一化されます。ブラスト加工は金属の防錆処理や見た目の整えに効果的です。
【まとめ】
ブラスト加工は表面処理の重要な手法であり、金属の防錆や塗装の成功に欠かせません。構造はシンプルですが、その効果は絶大です。
原田鉄工 広島 公式リンク (詳細を見る)
【もらい錆!?ステンレスの錆を落とす方法】
原田鉄工では大型のブラスト設備を完備しております。
ステンレスにも使用可能な研磨材も常備しておりますので、錆が広範囲に渡り深く浸食した場合でも除去する事が可能です。
ブラスト加工後の表面はツヤが無い落ち着いた光沢になるので、反射防止や指紋・キズなど目立ちにくい仕上がりとなります。
軽度のサビは自宅でも落とすことが可能!
詳しくは下記関連リンクをご覧ください。
しかも、もらい錆は塗装する事で簡単に防ぐことが可能です!
ステンレスのブラスト加工、塗装どちらも多くの実績がありますのでお気軽にご相談ください。
詳しくは下記関連リンクをご覧ください。 (詳細を見る)
ブラスト処理、塗装まで一括施工が可能
原田鉄工では素地調整のブラスト処理から塗装まで一括施工が可能です!
素地調整(表面を塗装に適した状態へ変化させる工程)や塗装仕様など何にすれば良いかお困りの場合はご相談いただければ、最適な仕様を選定いたします。
HP:https://harada-tekkou.co.jp/
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原田鉄工は中国地方でも最大級の防食塗装特化工場です。
錆を防ぎ、製品をより美しく・長く使用するために素地調整専用の大型ブラスト設備と屋内塗装工場を完備し、創業より80年に渡り様々な金属製品の塗装を手掛けてきました。
屋内・屋外設置の製品はもちろんの事、海上・海中・臨海といった厳しい環境下に晒される製品などの素地調整・塗装を得意としております。 (詳細を見る)
【ステンレスへの塗装は可能?不可能?その方法について】
『ステンレスとは?』
普通の炭素鋼より耐蝕性を高める目的で作られた特殊鋼。
『ステンレスの特徴』
ステンレスは通常の鋼と違いクロムを含ませている事が最大の特徴です。
クロムは酸素と結合し酸化クロムと言う「不動態被膜」を作り出します。
この不動態被膜に覆われているので、通常の炭素鋼より錆びにくい状態になってます。
しかし、「錆びない」「劣化しない」という訳ではありません。
水分、塩分、キズ、汚れや他種金属がぶつかる事で起きるもらい錆などが原因で錆びてしまう可能性があります。
『ステンレスへの塗装は可能!!』
塗装をすることによりステンレスの特性や性能を高め、美しい色を付与し「より錆びにくい、美しいステンレス」にできます。
塗装方法は下記&関連リンクをご覧ください。 (詳細を見る)
SS400を長期間錆びさせない塗装方法
『SS400とは?』
JIS(日本産業規格)では一般構造用圧延鋼材と呼ばれる鋼材の規格があります。
一般構造用圧延鋼材は材料記号にてSSと表され、引張強さの最低が400MPaとなるので「SS400」となります。
幅広い分野で使用されているので、流通量が多く安価で入手する事ができる鋼材です。
機械加工や溶接がしやすく、汎用性が高い事などの特徴があります。
一方で鋼材の中では柔らかい素材なので高い強度が必要な部分では使用が難しい、錆びやすいので防錆処理が必要といった短所もありますので、何かしらの錆を防ぐ処理が必要です。
また鋼材を製作する過程で高温になった表面と酸素が結びつき生成された「黒皮(ミルスケール)」で覆われていますが、黒皮を除去しなければ防錆処理は長持ちできません。
黒皮を除去する方法は「酸洗い」「ブラスト」と2種類あり、より長期間錆を防ぐには「ブラスト」が優れています。
ブラストで黒皮といった異物を全て除去+凹凸に表面を形成した素地へ防錆処理を行う事で、SS400は長期間錆びません。 (詳細を見る)
「エアレススプレー塗装」vs「エアスプレー塗装」!特徴と違い
『エアレススプレーとエアスプレー』
塗装方法で最も幅広く利用されているのが「スプレーガン」を用いた塗装です。
エアレススプレーとエアスプレーはどちらもスプレーガンの仲間となります。
スプレーガンで塗装されている製品は自動車・バイク・船などの乗り物、橋梁や鉄塔の大型インフラ、家具・家電など身の回りの多くのものがあります。
圧縮した空気(エア)の力を利用することによって塗料を細かい霧状にして吹き付けます。
この2つは塗料を霧化させる方法が大きく異なります。
『エアレススプレー』は「塗料にエアで圧力をかけ」「塗料のみを吐出する」
『エアスプレー』は「塗料にエアをあて」「塗料とエアを一緒に吐出する」
【塗装とは? ~塗装の流れについて~】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/188904/
【塗装の基本 塗装する時の道具とやり方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205301/ (詳細を見る)
仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?
『素地調整』は塗装などの手が加えられていない状態の「素地」を塗装に適した表面へ変化させる作業です。
『下地処理』は既に塗装などが行われた「下地」を塗装に適した表面へ変化させる作業です。
どちらも塗装対象物の「表面を塗装に適した状態へ変化させる作業」ではありますが、作業を行う前の状態が違うんです。
また素地調整は表面の研磨・脱脂が基本となりますが、下地処理はプライマー塗装やパテといった劣化した表面を補修する作業も含まれています。
しかし実際には「素地調整」も「下地処理」どちらも区別されずに仕様書に記載されている事がほとんどです!
あまり考えすぎずどちらも「塗装に適した表面へ変化させる」意味合いで捉えておいた方が良いのかもしれません。
『素地調整と下地処理の作業方法について』
『素地調整と下地処理の重要性』
『素地調整と下地処理の規格』
については下記関連リンクに詳しく掲載しておりますので是非ご覧ください。 (詳細を見る)
素地調整のブラスト処理なら広島のプロにお任せ
原田鉄工で塗装している製品は「通常の塗装では耐えられない」環境で使用されるものが多いです。
海上、海中、水上、水中といった環境では金属の上に塗料を塗るだけでは数年も経たないうちに塗装は剥げてしまいます。
塗装が剥がれた場所から腐食が進行し、製品はたちまち使用不可となるのです。
またそのような場所では補修の塗装を行う事も難しいため、可能な限り長期間に渡り製品を「保護できる塗装」が必要とされています。
原田鉄工はこのような「過酷な環境でも耐えられる塗装」を80年間行ってきました。
ブラスト設備と屋内塗装設備を完備しているので、ブラスト処理後の「戻り錆」は心配ありません。
また塗装が難しいとされるステンレスへの塗装もブラスト加工を行う事で可能になります!
塗装をすることによりステンレスの特性や性能を高め、美しい色を付与し「より錆びにくい、美しいステンレス」にできます。
【ステンレスへの塗装は可能?不可能?その方法について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/197530/ (詳細を見る)
【SSPC SP-3】電動工具で行う素地調整について
『SSPC SP-3とは』
SSPCはアメリカの非営利組織で産業・海上構造物を保護するコーティングを専門としています。
そこで定められた素地調整の規格の1つとなります。
電動工具であるサンダー・ワイヤーブラシ・チッピングハンマー・ニードルガンなどを使用し表面処理を行います、
表面に弱く付着した錆、ミルスケール、塗膜などの有害物質は除去しますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜は許容されます。
目視にて検査を行います。
【SSPCの規格をまとめて紹介】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/208826
『SSPC SP-3で行うメリット』
SSPC SP-3は電動工具で素地調整を行う場合の規格となります。
ブラストは設備が必要となる上に粉塵や騒音が発生しますので、周辺環境を考慮し難しい場合などで選定される規格となります。
また一部損傷した塗装を修正する場合などにもSP-3にて素地調整を行う事もあります。
設備が必要でないので便利な方法ではありますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜を除去する事ができません。
(詳細を見る)
ステンレスを塗装する方法
『ステンレスとは』
鉄(Fe)とクロム(Cr)を主成分とした合金です。
クロムは酸素と結合し酸化クロムと言う「不動態被膜」を作り出します。
この不動態被膜に覆われているので、通常の炭素鋼より耐食性が高く、錆びにくい性質が特徴です。
『ステンレスの塗装が剥がれやすい理由』
・表面が滑らか
ステンレス鋼の表面は非常に滑らかなので、塗料が十分に密着できず剥がれてしまいます。
・酸化クロムの存在
ステンレス鋼に含まれているクロムは酸素と結合し、酸化クロムとなって表面を薄い膜で保護しています。
この被膜が塗料の密着を阻害し、剥がれやすくなります。
【金属塗装の種類と選び方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196154/
【代表的な塗装不良一覧 原因と対策】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/192232/ (詳細を見る)
SSPCとは? SSPC規格の一覧表
SSPC規格一覧
『SSPC-SP5 / NACE No.1』White metal blast cleaning
『SSPC-SP10 / NACE No.2』Near-white metal blast cleaning
『SSPC-SP14 / NACE No.8』Industrial blast cleaning
『SSPC-SP6 / NACE No.3』Commercial blast cleaning
『SSPC-SP7 / NACE No.4』Brush-off blast cleaning
『SSPC-SP16』Brush-off blast cleaning
『SSPC-SP11』Power tool cleaning to bare metal
『SSPC-SP15』Commercial grade power tool cleaning
『SSPC-SP3』Power tool cleaning
『SSPC-SP2』Hand tool cleaning
『SSPC-SP1』Solvent cleaning
詳しくは関連リンクをご覧下さい。 (詳細を見る)
塗装でよく聞くケレンとは?目的や種類
ケレンはどうやって作業するの?
ケレンは基本的に表面を削る又は擦る事で付着した異物を取り除きます。
例を挙げると紙やすりやブラシで表面を擦って磨くなどです。
また作業方法によって1種ケレン~4種ケレンと呼ばれる4種類に区分けされます。
ケレンの4種類って?
1種ケレン・・・ブラスト工法。研磨剤を高速で表面に衝突させ研削する方法。
2種ケレン・・・電動工具を使用。グラインダーなどの工具を使い表面を擦る方法。
3種ケレン・・・手工具を使用。ワイヤーブラシなどの工具を使い表面を擦る方法。
4種ケレン・・・手工具を使用。紙やすりなどで簡単に清掃・目荒しする方法。
このように作業方法で種類に分けられ、清掃の度合いは下記の様になります。
清浄度
低い➩➩➩➩➩➩➩➩➩➩➩➩➩➩高い
4種ケレン 3種ケレン 2種ケレン 1種ケレン
【1種ケレンと2種ケレン 剥離の違い】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/186195/
原田鉄工は最上位のケレン『ブラスト』専用の大型設備を保有しております。 (詳細を見る)
アルミの剥がれない塗装方法
『アルミの塗装方法』
1.表面の洗浄
表面に付着した油分や汚れを確実に取り除く必要があります。
有機溶剤や洗剤などを使用して表面を洗浄しなければ、塗料は密着出来ず剥がれてしまうので丁寧に行い、洗浄後はしっかりと乾燥させなければなりません。
2.表面の研磨
アルミの滑らかな表面を研磨して細かい傷を付ける事で、塗料が傷へ入り込みアルミとしっかり密着します。
また表面の酸化物を除去する効果もあるのでこの工程が非常に重要となり、塗装剥がれの結果を左右します。
3.専用の下塗り
アルミと密着性の良い専用の塗料で塗装しなければ、簡単に剥がれてしまう可能性があります。
また温度変化が激しい環境などでは断熱、遮熱効果のある塗料を使用すれば熱膨張による塗装剥離を予防・軽減できます。
4.均一な塗装
専用の下塗り完了後は使用環境に適した中塗り、上塗りを塗装します。
塗料メーカーが定めた適切な乾燥時間を守り、塗料が完全硬化した事を確認し塗り重ねましょう。
塗装を行う際は塗膜を均一な厚さにする必要があります。
厚さが不均一な塗膜は剥がれやすい部分の原因となりますので、注意しましょう。 (詳細を見る)
【施工事例2】ステンレス製クーラーボックスの塗装
製品の外面のみ施工。
取り外せる部品は全て取り外し施工する事でムラなく仕上げる事が出来ました。
外面はステンレスとプラスチック系の樹脂部分がありましたが、ブラストで素地調整を行いSUS・PPにも対応している専用塗料で下塗を行う事で密着性を確保。
クーラーボックスの板厚が分からないのでブラスト加工に耐える強度があるか心配で加減しながらの施工でしたが、本製品に関しては全く変形なし!
素地調整が完了後はすぐさま塗装工程へ
専用の下塗塗料で塗装を行い、ウレタン樹脂系のブラック3分艶にて仕上げます。ブラック3分艶の塗膜は薄いと色ムラになり、厚いと艶が出てしまうので調整が難しい塗装でしたが職人の腕によりムラなく綺麗な3分艶に仕上がりました。
お客様の希望はブラック艶消しでしたが、完全なる艶消しは塗装表面が凹凸になっており、汚れが付きやすく・落ちにくいというデメリットがあります。屋外にて使用する事が多いクーラーボックスで長く綺麗な状態で使ってもらえるよう、3分艶を提案し今回はそのように塗装を行いました。
塗装が難しいと言われるSUS304といったステンレス材ですが、原田鉄工なら問題ありません。 (詳細を見る)
1種ケレンと2種ケレン 剥離の違い
【1種ケレンと2種ケレン 剥離の違い】
1種ケレンと2種ケレンでそれぞれ塗装剥離を行いました。
加工後の表面を拡大すると、これだけ違いがでます。【画像参照】
そもそもケレンってなに?下記リンクで紹介しております
【塗装でよく聞くケレンとは?目的や種類】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196279/
『ケレン作業について』
塗装において最も重要なのは、素地調整となります。
素地調整は「ケレン」とも呼ばれ、作業内容と処理方法によって1種ケレン~4種ケレンの4種類に分けられます。
全て表面をより『塗装に適した状態へ変化させる方法』ですが、1種ケレンと2種ケレンでは処理後は写真の様に仕上がりに大きな違いがあります。
金属塗装において塗装の寿命は10年から長くて50年程度と言われています。
この塗装寿命を左右するのは塗料の種類・質や塗装技術ではなく、塗装前の工程が重要です。
\ 塗装寿命に影響する原因は素地調整の方法です /
1種ケレンか2種ケレンが原因の50%を占める程、塗装寿命に大きく差が出ます。 (詳細を見る)
塗料とは 膜厚ってなに?~膜厚の重要性について~
《膜厚とは?》
膜厚とは「塗料が完全硬化した塗膜の厚み」の事で、μ/µm(ミクロン/マイクロメートル)の単位で表されます。
1μm=0.001mmとものすごく細かい単位となります。
一般的な機械塗装の場合、原田鉄工では下記の膜厚になる事が多いです。
下塗りのみ 15µm~75µm
上塗りまで 300µm~500µm
塗料の種類や使用されている環境によって減少度合は変わってきますが
膜厚は毎年少しづつ消耗し、少なくなってしまいます。
なので塗装はたった10μm、100μmの膜厚で耐久年数が大きく変わってしまいます。
しかしながら、単純に膜厚は厚ければ良い!という訳ではありません。
全ての塗料1つ1つに保護能力が最大限に発揮される規定膜厚が定められているんです。(各メーカーの塗料説明書を参照)
厚すぎず、薄すぎず適切な厚みの塗膜を形成する事がベストとなります!
ただ塗装するだけではなく、膜厚をしっかり管理して適切な膜厚値に収める事が非常に重要です!
原田鉄工では厳しい膜厚管理の中で多くの製品を塗装してきました。
塗装でお困りな事がありましたら、是非ご相談ください。 (詳細を見る)
製缶とは 製缶ってなに? ~製缶加工の流れを紹介~
【製缶とは】
製缶には2つの意味があります。
1.缶詰、缶ジュースといった缶を製作する事。
2.金属を切断や溶接加工を施し、製品を製作する事。
今回は原田鉄工も行っている2の製品を製作する意味の製缶について説明します。
金属を製品に作り変えていくため材料を金属を切る・曲げるなど形状を加工したのち溶接・組立を行い立体的な製品を作り上げます。
この一連流れを製缶と呼びます。
【製缶加工の流れ】
1.図面作成
2.切断
3.曲げ
4.仮付け溶接、本溶接
5.仕上げ、歪取り
6.機械加工
7.素地調整、塗装
8.組立
【まとめ】
金属を製品に作り変える。
材料である金属を切る・曲げるなど形状を加工し、溶接・組立を行い立体的な製品を作り上げる意味の「製缶」。
実際にはもっと多くの加工方法があり、それらを選定しながらものづくりをするのが醍醐味です。
詳しくは『製缶とは 製缶ってなに? ~製缶加工の流れを紹介~』
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/182555
をご覧下さい。 (詳細を見る)
ISO規格 表面処理の作業方法と注意点について
『ISOとは』
ISOはスイスのジュネーブに本部がある非政府機関であり、国際的に共通する規格を制定する事を目的としてます。
表面の洗浄度(除錆度)と施工方法によって規格が分類されています。
『ISO 素地調整についての規格』
ISOの素地調整に関する規格は6種類に分けられています。
その中でも広く使われているものについて「作業方法」と「注意点」などを下記リンクにまとめました。
【ISO St3】電動工具で行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/227861/
【ISO St2】手動工具で行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/228939/
後4つは「基本情報」に記載しました。 (詳細を見る)
【ISO St3】電動工具で行う素地調整について
『ISO St3の作業方法』
1.表面に付着しているスラグなどを除去する。
2.表面に付着している油脂、グリスなどを溶剤などを用いて取り除く。
3.電動工具にて表面に弱く付着している有害物質を取り除く。
4.電動工具の使用できない箇所は手工具を使用し処理を行う。
5.清潔な乾燥空気で埃やゴミを取り除く。
『ISO St3の注意点』
作業上の危険性
・電動工具を使用しますので、適切な保護具の着用と火花が発生するので火災への予防が必要です。
作業完了後の塗装工程
・処理後の表面は活性となり短時間のうちに錆が発生しますので、早急に塗装を行う必要があります。
・電動工具で処理できないような隅や複雑な構造部は手工具なども併用して処理を行う必要があります。
・ISOビジュアルブックの写真と比較し、加工の合否を判断します。
原田鉄工ではSt3での素地調整も対応しておりますが、
St3の素地調整では洗浄度・密着性が不十分の可能性があるので、基本的にはブラストでの素地調整を推奨しております。
詳しくは下記関連リンクURLをご覧下さい。 (詳細を見る)
【SSPC SP-10】ブラストで行う素地調整について
SSPCは米国構造物塗装協会(Steel Structures Painting Council USA)によって定められた規格で、SP-10(ニアホワイトメタルブラスト洗浄)は肉眼で見える表面の付着物(油、汚れ、錆、酸化物など)を95%以上除去する必要があります。
施工方法は乾式ブラストのみが認められています。
SSPC SP-10は素地調整の中で2番目に高いレベルの規格となります。
最上位の規格SSPC SP-5はほぼ100%の除去が必要とされるため、コストが高いという問題がありました。
SSPC SP-10は表面に付着した錆は確実に除去する必要があり、ミルスケールや酸化被膜の軽度な変色や影が表面積5%まで許容する事でコストが削減されており、十分な清浄度を確保する事ができるため広く使用されている規格となります。
95%表面の異物を除去する事によって、塗料の性能を最大限引き出し塗膜の早期剥離を防ぐ事で製品寿命の長期化を可能にします。
腐食性の高い沿岸部といった過酷な環境下に置かれる場合などはこのような仕様を選定します。
(詳細を見る)
【ISO Sa2.5】ブラストで行う素地調整について
『ISO Sa2.5とは』
ISO(スイスのジュネーブに本部がある非政府機関であり、国際的に共通する規格を制定する事を目的としてます。)で定められた素地調整の規格の1つとなります。
表面は肉眼で確認できる付着物(油、汚れ、錆、酸化物など)は除去し、汚れの痕跡は斑点又はすじ状のわずかなシミのみ許容されます。
『ISO Sa2.5で行うメリット』
ISO Sa2.5は素地調整の中で2番目に洗浄度の高い規格となります。
最上位の規格ISO Sa3ではほぼ100%表面の付着物を除去する必要があり、コストと時間がかかるという問題がありました。
ISO Sa2.5では軽度の汚れに限りますが5%まで許容する事でコストが削減され、十分な洗浄度は確保できているとされるため広く使用されている規格となります。
Sa2.5で素地調整された表面は塗料の性能を最大限引き出す事が可能となり、塗膜の早期剥離を防ぎ製品寿命の長期化を可能にします。
腐食性の高い沿岸部といった過酷な環境下に置かれる場合などはこのような仕様を選定します。 (詳細を見る)
金属の塗装を剥がす方法
『塗装を剥がす方法』
「化学的な方法」
1,塗装を剥がすために作られた「剥離剤」を使用します。
塗装に剥離剤を塗って置いておく、容器に剥離剤を溜めておき漬け置きするなどの方法があります。
「物理的な方法」
2,「紙やすり」や「スクレーパー」といった工具を使用する。
工具で塗装を擦る・削る事で塗装を剥がす方法で、多くの専用工具も販売されています。
3,「ディスクサンダー」や「エアーハンマー」などの電動工具を使用する。
電動で回転やピストンする工具を押し付ける事で塗装を剥がす方法です。
4,「ブラスト処理」
研磨剤を高速で衝突させる事で表面の塗装を剥がす方法です。
基本的に塗装を剥がす場合は『1』+『2』や『1』+『3』といった方法を併用します。
完全に剥離させる事が難しいため剥離剤を使用しある程度剥がした後、工具を使用して残った塗装を除去するといった方法です。
4,ブラスト処理では塗料の種類に関係なく早く・確実に塗装を除去する事が可能です。
改修・メンテナンスで塗り直しを行う場合は古い旧塗膜を「どれだけ除去し下地処理を行ったか」でその後の耐久年数が大きく変化します。 (詳細を見る)
塗装が剥がれる原因と対策|剥離トラブル解決策
塗装が剥がれてしまう原因は様々ですが、下記が主なものになります。
1下地処理
「下地処理の不足」→ 酸化被膜やサビ、古い塗料といった不純物を完全に除去していない。
「油脂や汚れの残留」
「素地調整の不適切」→ 金属の種類や状態に合わせた適切な素地調整を行っていない。
2環境条件の影響
「塩害」→ 海沿いや工場地帯など塩分を多く含む環境では、塗膜が塩害を受け劣化が早まる。
「紫外線」→ 紫外線は塗料の劣化を促進するためチョーキング、割れ、最終的に剥離を引き起こす。
「温度変化」→ 温度変化による塗膜や母材の伸縮が、ひび割れや剥がれの原因となる。
3塗料の選定ミス
「耐候性」→ 屋外用と屋内用、耐熱性など使用環境に合わせた塗料を選べていない。
「塗料の相性」→ 異なる種類の塗料を重ね塗りする場合、互いの相性を考慮していない。
「素材との相性」→ 木材・鉄・ステンレスなど素材に適合する塗料を使用していない。
4施工不良
「乾燥不足」→ 塗料が完全に乾燥する前に次の工程に移ると、塗膜が弱くなる。
「塗布量の過不足」
「重ね塗り間隔」→ 重ね塗りのタイミングが早すぎたり遅すぎたりする。 (詳細を見る)
金属塗装 剥がれ 原因
剥がれず長期間綺麗な塗膜を維持する為には下記の4点が重要です。
1,脱脂処理
金属材料は切断や加工される度に切削油などを浴びる事が大半です。
したがって加工されたほとんどの材料の表面には油分が付着している事になります。
表面に油分がある状態では塗装をしても塗料が弾かれてしまい、密着不良を起こしてしまします。
シンナー等の有機溶剤を用いて、油分をしっかり拭取って乾燥させておくことが重要です。
2,下地処理(素地調整)
下地を塗装に適した状態にしてあげます。
ケレン作業とも呼び、表面を削って傷を付けることで塗料の密着性を上げる作業です。
既に錆が発生しているものは錆の上から塗装を行っても、塗料の内側で錆が進行してしまうので錆を落とします。
劣化した塗膜の上に塗装を行う場合も密着不良の原因となりますので、塗膜を剥がしておきます。
ブラスト処理、ディスクサンダーで削る、ワイヤーブラシやサンドペーパーで擦るなどの方法があります。
処理後は削りカスなどが発生するので、しっかりと掃除を忘れずに!
3,4,は基本情報に記載しています↓ (詳細を見る)
サビにも種類がある!?赤錆・黒錆・白錆・青錆・緑錆・黄錆・茶錆
『赤錆』
化学式:Fe₂O₃、Cu₂O
対象金属:鉄、鋼、銅、銅合金
私たちが普段目にする機会が多いのがこの「赤錆」です。
赤錆が発生するためには空気と水分が必要であり、鉄から電子を奪う「イオン化」によって腐食が始まります。
空気・水分と接触する限り赤錆(Fe₂O₃)は内部へと浸食し、最終的には金属をボロボロにします。
しかし銅に発生する赤錆(Cu₂O)は水・海水などからある程度の腐食を防ぐ能力があるので、船底塗料の原料としても使用される事もあります。
『黒錆』
化学式:Fe₃O₄、Ag₂S
対象金属:鉄、銀
鉄製フライパン、鋳鉄製スキレットなどによく見られるのがこの「黒錆」です。
対象金属を高温で熱する事により生成され、水と関わらないので「乾食」と呼ばれます。
黒錆(Fe₃O₄)は内部への浸食はないため、逆に黒錆で覆うことによって赤錆を抑制できます。
食器やアクセサリーなどの銀に発生する黒錆(Ag₂S)は、皮膚や髪の毛などに含まれている硫黄成分が銀に結びつく「硫化反応」によって起こります。
この黒錆も内部への浸食するものではありません。
基本情報へ続く↓ (詳細を見る)
【SSPC SP-2】手工具で行う素地調整について
『SSPC SP-2とは』
SSPCはアメリカの非営利組織で産業・海上構造物を保護するコーティングを専門としています。
そこで定められた素地調整の規格の1つとなります。
手工具であるやすり・ワイヤーブラシ・スクレーパーなどを使用し表面処理を行います、
表面に弱く付着した錆、ミルスケール、塗膜などの有害物質は除去しますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜は許容されます。
目視にて検査を行います。
【仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205186
一般的にISO St2と同等の規格とされています。
【ISOの規格については下記リンクを参照ください】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/210553/
【ISO St2】手動工具で行う素地調整について
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/228939/ (詳細を見る)
【ISO St2】手工具で行う素地調整について
『ISO St2とは』
ISOはスイスのジュネーブに本部がある非政府機関であり、国際的に共通する規格を制定する事を目的としてます。
そこで定められた素地調整の規格の1つとなります。
手工具であるやすり・ワイヤーブラシ・スクレーパーなどを使用し表面処理を行います、
表面に弱く付着した錆、ミルスケール、塗膜などの有害物質は除去しますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜は許容されます。
ISO規格では「ブラスト施工前の鋼材の状態」と「ブラスト施工後の鋼材の状態」を写真で比較しており、実際の写真と製品を見比べて加工の合否を判断します。
『ISO St2で行うメリット』
ブラストや電動工具を使用する場合は設備が必要であり、粉塵や騒音が発生しますので周辺環境を考慮しこれらの作業が難しい場合などで選定される規格となります。
また莫大な作業時間とコストが必要となるので大規模・広範囲に対しての作業には向いていませんが、一部損傷した塗装を修正する場合などにもSP-2にて素地調整を行う事もあります。
設備が必要でないので便利な方法ではありますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜を除去する事ができません。 (詳細を見る)
もらい錆とは?ステンレスを錆びさせる原因と防止方法
『ステンレスの錆びる原因』
ステンレスは錆びにくい特徴を持っていますが、錆びないわけではありません!
ステンレスが錆びる原因となるのは大きく4つあります。
1,もらい錆
ステンレスに他種金属が接触した状態で錆びる事により、不動態被膜が破壊されステンレスも錆びてしまう現象です。
他種金属によって傷つけられたステンレスは傷の部分から徐々に錆びてくる場合もあります。
2,塩分・酸性
ステンレスを錆から守っている不動態被膜は塩分と酸に弱いです。
沿岸部などの地域で使用されている、酸性の薬品と接触している場合などではステンレスは錆びてしまいます。
3,汚れ・水分
汚れや水などが付着している部分は不動態被膜が破壊されるため錆びてしまいます。
4,溶接・曲げ加工
溶接や曲げなどの部分には加工の際に生じた、残留応力が残っている場合があります。
残留応力を残したままの状態が続くと結晶構造に劣化が生じ、そこから錆びが発生します。 (詳細を見る)
頑固な錆!しつこい錆!錆落としは原田鉄工
『錆を落とす方法』
1,錆除去剤を使用する
軽度の錆びを溶解、軽減する事が可能です。
キズを付ける事なく錆を落とせ、塗った後拭き取るだけなので簡単です。
化学薬品となりますので、使用前に使用要領と処理方法をしっかりと確認しましょう。
2,サンドペーパーやワイヤーブラシを使用し研磨する
軽~中度の錆びはペーパー・ブラシで研磨する事で除去、軽減できます。
手間と時間はかかりますが、最も安価に錆を落とす事が出来ます。
あまり力を入れてこすると表面に大きなキズができる可能性があるので注意です。
3,電動工具を使用し研磨する
軽~中度の錆びは電動工具で研磨する事で除去、軽減できます。
錆除去剤やサンドペーパーより早く簡単に錆を落とす事が出来ます。
電動工具の使用は怪我・事故などの危険性が高いので、保護具を適切に着用して行いましょう。
しかし、1,2,3は、広範囲の錆や重度の錆を落とすにはかなりの重労働となるのでオススメできません。
では、広範囲の錆や、重度の錆を落とすには?↓↓ (詳細を見る)
究極の塗装剥離対策
『究極の塗装剝離対策』
塗装剥離への対策はすごくシンプルです。
・下地処理はブラスト加工にて行い、表面に付着した異物は全て除去する。
・素材と密着性の優れた塗料を適切に使用する。
・長期間剥離しないために防食性・耐候性の高い塗装仕様を選定する。
・塗膜は適切な膜厚を保つよう管理しながら塗装を行う。
上記4点を守る事で30年以上剥がれる事のない塗装が完成します!
【重防食塗装 耐用年数の向上】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/186702/
原田鉄工では大型のエアー式ブラスト装置を設備しております。
研削材は「グリットブラスト」「サンドブラスト」を常用していますが、その他研削材も対応可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
ブラスト処理後は早急な防錆処理が必要となりますが、原田鉄工では塗装工場も併設しておりますので社内でブラストから上塗施工まで一貫対応可能です。
詳しくは下記関連リンクをご覧ください。 (詳細を見る)
重防食塗装について|耐用年数を超える長寿命化
『重防食塗装について』
重防食塗装とは海岸や海上などの腐食性の高い環境に建設・設置される鋼構造物(海を渡る橋脚、沿岸部で稼働するプラント、港湾のクレーン設備など)の塗り替え周期を長くする目的で防食性・耐久性に特化した防食塗装の事です。
重防食塗装が考案される以前は一般仕様で塗装を行っていましたが、腐食性の高い環境下では頻繁に塗り替え工事や点検が必要となるため問題となっていました。
1970年以降より高い耐久性を持つ塗装仕様「重防食塗装」が考案されました。
『重防食塗装の耐久性』
重防食塗装の期待耐久年数は新設塗装では50年、塗り替え工事では40年と言われます。
塗膜厚も厚いため経年劣化による膜厚減少の影響を受けにくく、定期的なメンテナンスを行う事によって更に長寿命化します。
また上塗塗料はウレタン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料を使用されますが、フッ素樹脂塗料の方が耐候性に優れているのでより耐久性を確保できます。
[ウレタン樹脂塗料]
2年目以降塗膜劣化 2.0μm/年
[フッ素樹脂塗料]
7年目以降塗膜劣化 0.5μm/年 (詳細を見る)
【施工事例1】SUS304への塗装
『塗装仕様』
ステンレス用下塗り塗料
ウレタン樹脂上塗り塗料 [メタリックブロンズ]
クリヤー塗料
建築用インテリアで使用される装飾用の金網との事で複雑な形状でしたが、塗り残しもなく美しく仕上げる事が出来ました。
普段は機械部品をメインに塗装していますが、美観が重視されるような部品でも対応可能!
無塗装でも美しい見た目のステンレスですが、色を付ける事で更に美しくする事ができます。
塗装が難しいと言われるSUS304といったステンレス材ですが、原田鉄工なら問題ありません。
【ステンレスへの塗装は可能?不可能?その方法について】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/197530/
SUS304などのステンレスは錆びにくい特徴がありますが、錆びない訳ではありません。
塗装を施す事で更に耐候性を向上させ「より錆びにくく、美しく仕上げる事が可能!
【ステンレスでも錆びる!?原因と錆を落とす方法】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/207003/ (詳細を見る)
【図解】ブラスト処理が塗装にもたらす効果
ブラスト処理とは
圧縮した空気と研磨剤を同時に噴射する事で素材と研磨剤を高速で衝突させる「素地調整」の一種です。
高速で衝突した研磨剤は素材の表面を削り取り、素材を露出させます。
なにも処理されていない素材の表面には酸化被膜(ミルスケール)や錆、不純物が多く付着しています。
これらの不純物は除去しておかなければ、塗装はたちまち剥がれ落ちてしまいます。
入念な素地調整は塗装不良を未然に防ぐ事が出来るのです。
ブラストは薬品等は使用せず、研磨剤の種類も多くあるので対象の材質を問わず加工できる事も大きなメリット。
また塗装のみならずメッキやライニング、コーティングなど前処理としても非常に有効です。
表面に研磨剤が衝突してできた無数の凹凸に接触面積は増大し、さらに隙間に侵入し硬化する『アンカー効果』を得る事ができるのです。
これらの効果で密着性が大幅に上昇し、塗装の仕上がりも美しくなります。
不純物は一切なく、強力に密着した塗装は通常の塗装と比較し、防錆効果が3~4倍も長持ちすると言われています。
塗り替え、補修、メンテナンスの頻度を減らし、間隔を延ばすことで資源とコストの削減が可能です。 (詳細を見る)
【ISO Sa1】ブラストで行う素地調整について
【ISO規格の素地調整についてはこちら】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/210553/
『ISO Sa1の作業方法』
1.表面に付着しているスラグ、溶接スパッタなどを除去する。
2.表面に付着している油脂、グリスなどを溶剤などを用いて取り除く。
3.ブラストによって表面に付着している異物を全て取り除く。
4.清潔な乾燥空気で埃やゴミを取り除く。
『ISO Sa1の注意点』
環境条件による施工可否
・天候の悪い日や湿度の高い日には作業を中止してください。
作業完了後の塗装工程
・ブラスト後の表面は活性となり短時間のうちに錆が発生しますので、早急に塗装を行う必要があります。
・塗装前に再度錆が生じた場合は再びブラスト処理を行う必要があります。
・ISOビジュアルブックの写真と比較し、加工の合否を判断します。
(詳細を見る)
取扱会社 原田鉄工株式会社 会社案内
■製造部 ・各種運搬装置設計製作 ・一般機械装置設計製作 ・大型機械装置組立 ・各種製缶鋼材加工 ・各種機械加工 ■防錆部 ・グリットブラスト施工 ・サンドブラスト施工 ・各種塗装施工
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