協同組合Masters地盤環境事業部会 『GEOTETS工法』
最終更新日:2021-01-14 16:44:33.0
建設リサイクル誌 特集掲載内容2018年冬号 Vol.82
基本情報建設リサイクル誌 特集掲載内容
残置していた鋼矢板の再利用を可能にしたGEOTETS工法
鋼矢板(シートパイル)、H鋼などに代表される土留部材は、土木工事の仮設工でよく用いられています。
仮設構造物を本工事終了後に撤去する際、土留部材を引き抜いて撤去すると地盤沈下の原因となる。このため、特に民家や埋設管の近くに打設された場合は、土留部材を引き抜かず残置することが、これまでは一般的でありました。
しかし、残置することによるデメリットもあります。
1、土留部材が買い取りとなるためコストが高くなること。
2、再利用可能な部材を埋め殺して使うことで環境への負荷が高くなること。
3、最後に、将来、残置した周辺で再び土木工事を行う場合に支障となる可能性があること。
GEOTETS工法は、土留部材を引き抜いた際に生じる空隙に、充填管から充填材を連続的に充填することで地盤沈下を抑制しつつ、引き抜いた土留部材を回収し再利用することを可能とするものです。
本工法を用いれば、土留部材を残置することによる上記のデメリットを解消することができます。
土留部材引抜同時充填工法
民家や地下埋設物などの重要構造物に近接した箇所において仮設材にて土留めを行う場合には、土留め杭(鋼矢板やH鋼杭など)引抜時に周辺地盤に大きな影響が発生し、建物補償など事業損失が発生する場合も多かった
この有効な解決策が無いまま、土留め杭をそのまま残置するしか手立てが無く多くの関係者が困っていた。
本工法は、引抜きによって発生する空隙に対して、予め設置しておいた充填管より引抜きをしながら同時充填する。多種多様な地盤条件や引抜機械の違いがあるという条件下で、引抜き後の地盤変位を高度に抑制し、安心して土留材の引抜回収を可能とした。
近年は大雨による大災害が頻発していることもあり、河川・ため池堤防における土留め工事において、水みちを作らないオンリーワン対策工法として特に使用実績が増えている。
近接工事におけるコスト削減と事業損失防止、鋼矢板の再利用による環境負荷の低減に役立つ。水中での施工も可能な工法である。
※詳しくはカタログPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
災害復旧工事を円滑に進める為の『GEOTETS工法』
『GEOTETS工法』は、鋼矢板や土留め杭及び既成杭を安心して引抜くことを可能にしたオンリーワン工法です。
甚大な津波災害を受けた仙台空港周辺において、津波防御ライン設置に伴う揚水機能拡充の為、複数のポンプ場が復旧工事として建設されました。
ポンプ場に連結する延長約5kmの管渠は、住宅や埋設管に近接しているため、鋼矢板の引抜きによる事業損失防止の目的で本工法が採用されました。
本工法が採用された主な理由は下記のとおりです。
■鋼矢板が再利用できるため、震災後の資材不足という環境下で有効な手段である。環境に配慮した工法。
■引抜き周辺地盤への沈下を高度に抑制できる。
■鋼矢板残置に比べてコスト削減できる。
その後技術開発が進み、震災復興当時に比べて充填速度が2倍以上速くなり工期短縮しました。
その結果、大幅にコスト削減できました。
※詳しくはPDFダウンロード、またはお問い合わせください。 (詳細を見る)
ため池・河川堤防における土留め工事に『GEOTETS工法』
『GEOTETS工法』は、この工法専用に開発された充填材を、引抜きながら連続して引抜いた跡の空隙に同時に充填することで、引抜き後に周辺地盤に大きな影響を及ぼすことなく、安心して撤去することを可能にした工法です。
本工法は、砂質(礫質)地盤や軟弱地盤において、地盤変位を高度に抑制できます。
近年は、集中豪雨による大災害が頻発していることもあり、河川・ため池堤防における仮設工事において、水みちを作らない対策工法として河川管理者にも注目されています。
土壌汚染修復工事の分野では、汚染物質の移動を遮断する一つの方法として施工実績が増えています。
鋼管杭など、大容量の充填が必要な場合でも、「早く・大量に」同時充填ができる為可能になりました。
【特長】
■水中での施工も可能
■狭小な場所でも施工が可能
■小規模から大規模まで施工が可能
■付着土砂の量に応じて充填量をコントロールできる。
【災害復旧対応・応急仮設対策】
■鋼矢板・H鋼杭を再利用(リユース)できるので、大規模災害時の仮設工の資材不足解消工法として実績あり。
■残置よりも安価です(安い価格設定にしています!)。 (詳細を見る)
近接施工が可能なので事業損失を防止『土留部材引抜同時充填工法』
■近接施工【事業損失防止】
民家などの重要構造物に近接した箇所においては、土留材の残置が多いようです。本工法は、引抜きによって発生する空隙に対して、予め設置しておいた充填管より引抜きをしながら同時充填します
地盤変位を高度に抑制し、安心して土留材の引抜きが可能です
■ため池・河川堤防【水みちを作らない】
近年は、大雨による大災害が頻発していることもあり、河川・ため池堤防における土留め工事において、水みちを作らない対策工法として特に使用実績が増えています。水中での施工も可能な工法です
■土壌汚染対策【土留材撤去後も遮水壁】
土壌汚染対策工事においては、工事完了後に2年間の地下水モニタリングが必要です。そのために土留め材を引き抜くことができません
遮水壁の機能を持つ本工法を採用することで、土留め材を早期に撤去してコストダウンできます
■杭の引抜き【高速同時充填で沈下抑制】
開発当初は、毎分20〜30リットルで充填していました
それが現在は、最大140リットルの大容量を高速で同時充填できるように進歩しました
この開発成果により、大きな断面の既設杭引抜きにも使えるようになりました (詳細を見る)
鉄道に近接した場所で鋼矢板を安心して引抜きできる充填工法
『GEOTETS工法』(土留部材引抜同時充填工法)は、鉄道に近接した場所でも、
鋼矢板や土留め杭及び既成杭を安心して引抜くことを可能にした工法です。
近年は、鉄道沿線の再開発、高架化が活発化している中で、周辺路線や施設への影響の抑制が必要になってきています。
鉄道などの重要構造物に近接した箇所においては、土留材の残置が多く、
本工法は、引抜きによって発生する空隙に対して、予め設置しておいた充填管より、引抜きをしながら同時充填します。
■近隣路線・周辺施設への影響を抑制
■引抜き周辺地盤への沈下を高度に抑制
■豊富な採用実績が400件以上
(JR、近鉄、東武鉄道、阪急電鉄等)
■鋼矢板が再利用できるため環境に配慮した工法
■その他
ため池・河川堤防における施工、土壌汚染対策、杭の引抜き (詳細を見る)
沈下抑制が可能!鋼矢板の引抜きは『GEOTETS工法』
GEOTETS工法(土留部材引抜同時充填工法)は、鋼矢板やH鋼杭などの土留部材を安心して引抜くことを可能にし、
今までは埋め殺しにしていた土留部材を再利用可能にしてコスト削減、環境へも配慮した新しい工法です。
この工法専用に開発された充填材を、引抜きしながら連続して同時に充填することで、
引抜き後に周辺地盤に大きな影響を及ぼすことなく、鋼矢板を安心して撤去し現状復帰に貢献します。
さらに、鋼矢版が引抜けるところであれば、水中でも施工可能です。
早く・安く・確実に、残置していた土留部材の再利用を可能にした『土留部材引抜同時充填工法』を是非ご検討ください。
【特長】
■工期短縮とコスト削減を実現
■近接施工可能で事業損失を防止
■高速同時充填で沈下抑制
■土留撤去後も遮水壁として土壌汚染対策に貢献 (詳細を見る)
上下水道管近くの鋼矢板を安全に引き抜けるGEOTETS工法
上下水道の埋設管などの重要構造物に近接した箇所において仮設材にて土留めを行う場合には、
鋼矢板の引抜時に周辺地盤に大きな影響が発生し、埋設管が沈んでしまったり建物補償など事業損失が発生する場合も多くありました。
GEOTETS(ジオテツ)工法は、そんなことになる前に知っておいてほしい工法です!
本工法は引抜きによって発生する空隙に、
予め設置しておいた充填管より引抜きをしながら同時充填をします。
多種多様な地盤条件や引抜機械の違いがあるという条件下で、引抜き後の地盤変位を高度に抑制し、安心して土留材の引抜回収をすることが可能になりました。
【GEOTETS(ジオテツ)工法ならこんなお悩みを解決できます】
■近接工事におけるコスト削減したい
■事業損失の防止したい
■鋼矢板の再利用をして環境負荷の低減をしたい
■水中での施工をしたい
詳しくはPDFダウンロードまたはお気軽にご連絡ください! (詳細を見る)
鋼矢板の引抜きと同時に充填する『GEOTETS(ジオテツ)工法』
GEOTETS工法(土留部材引抜同時充填工法)は、鋼矢板やH鋼杭などの土留部材を安心して引抜くことを可能にし、
今までは埋め殺しにしていた土留部材を再利用可能にしてコスト削減、環境へも配慮した新しい工法です。
この工法専用に開発された充填材を、引抜きしながら連続して同時に充填することで、
引抜き後に周辺地盤に大きな影響を及ぼすことなく、鋼矢板を安心して撤去し現状復帰に貢献します。
さらに、鋼矢版が引抜けるところであれば、水中でも施工可能です。
早く・安く・確実に、残置していた土留部材の再利用を可能にした『土留部材引抜同時充填工法』を是非ご検討ください。
【特長】
■工期短縮とコスト削減を実現
■近接施工可能で事業損失を防止
■高速同時充填で沈下抑制
■土留撤去後も遮水壁として土壌汚染対策に貢献 (詳細を見る)
取扱会社 建設リサイクル誌 特集掲載内容
協同組合Masters 地盤環境事業部会 『GEOTETS工法』
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