東興ジオテック株式会社 自然侵入促進工 ニューレミフォレスト工法
- 最終更新日:2023-11-06 09:16:00.0
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耐久性・耐侵食性が高く、種子を混合しない生育基盤(高耐久性基盤)の吹付けと、周辺から飛来する種子を効率よく捕捉する種子定着促進ネット「シードキャッチャーV2」の組合わせにより、凹凸のある岩盤法面に対しても速やかに周辺植生を自然侵入させることができる工法です。
自然侵入促進工は,自然の潜在的な回復力を活かして緑化する工種で,他地域から植物材料(種子や苗木など)を持ち込まずに施工地周辺から侵入する植物によって緑化を図ることで,地域固有の遺伝子の撹乱を避けることができます。そのため,自然公園などをはじめとする環境保全水準(環境区分)の高い地域の緑化工において,地域性種苗(施工地周辺で採取した種子や,それを用いて育苗した苗木のこと)の入手が困難な場合などに適用できます。
また,法面等の傾斜地において播種工や植栽工による導入が難しい植物による植生回復を図りたい場合や,斜面の規模が比較的小さく,周辺に自然林が存在しているなど,種子の供給源が近接している場合にも有効な工法です。
基本情報自然侵入促進工 ニューレミフォレスト工法
【特長】
○高耐久性基盤とシードキャッチャーV2の組み合わせにより岩盤法面に適用可能
○易分解性樹脂製のシードキャッチャーV2により自然環境に配慮した施工が可能
○高耐久性基盤の2cm厚相当の保水性を有するシードキャッチャーV2により、通常の植生工の設計で導かれる生育基盤の吹付厚さから2cmを除した厚さで設計可能
○有機質系の生育基盤材「オルガソイル」と侵食防止材「レミコントロール」を使用した高耐久性基盤の造成によって法面保護工としての機能を持続できるので、無植生状態が長期化しても法面が侵食を受けて不安定化する心配がありません。
○立体構造のシードキャッチャーV2により、飛来種子を効率よく捕捉し自然侵入のスピードを速めることが可能
○植物材料を使用しないニューレミフォレスト工法は、施工時期の制約を受けず通年施工が可能
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詳細情報自然侵入促進工 ニューレミフォレスト工法
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施工概略図
高耐久性基盤を吹き付けた上にシードキャッチャーV2を設置します。
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