偏光顕微鏡では不透明で判別できない鉱石鉱物を、反射顕微鏡を用いて同定します。
通常偏光顕微鏡下では鉱石鉱物は不透明(もしくは透明度の低い半透明)のため同定することが困難です。
反射顕微鏡観察ではダイアモンドペーストを用いた鏡面研磨をおこなうことで不透明な鉱石鉱物の反射率や色調などを観察し、それらの情報をもとに同定をおこないます。
試料量が十分であればX線回折分析(XRD)も併せて実施することで総合的な判断が可能となります。
基本情報反射顕微鏡による鉱石鉱物の観察
・反射顕微鏡写真1枚。
・研磨薄片の場合は開放ポーラー、直交ポーラー、反射の各1枚。
・研磨片の場合は鉱石鉱物のみの記載。
・研磨薄片の場合は通常の偏光顕微鏡観察の結果に反射顕微鏡観察の結果を加える。
・必要に応じて同定結果一覧表を作成
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用途/実績例 | 鉱山関係や海底熱水系などの実績多数あり。 |
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