中央ビルト工業株式会社建ロボテック、レーンチェンジを自動で行う無人結束システムを開発/

最終更新日：2023-06-28 09:55:35.0
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【ニュース　2023/6/28】全自動鉄筋結束システム「DUO」で職人を大量作業から解放し建設現場の生産性を向上

◆結束作業が放りっぱなしで可能に

建ロボテック株式会社は6月16日、鉄筋結束トモロボ利用時のレーンチェンジを自動で行う全自動鉄筋結束システム「DUO」を開発したと発表しました。

従来、鉄筋結束トモロボの使用時には、鉄筋端部のレーンチェンジを人が行っていました。今回のDUOは、このレーンチェンジを実際に行う「オペロボ」と「鉄筋結束トモロボ」を通信連携し、レーンチェンジを自動で行う無人結束システムです。

全自動結束システムはスマホ専用アプリで簡単に操作できます。全自動のため人は他の作業を行うことが可能となります。

◆鉄筋結束トモロボが「かぶり30mm以上」に対応へ

また今回、鉄筋結束トモロボに取付簡単なアタッチメントを装着することで、鉄筋かぶりが従来の50mm以上から30mm以上に対応可能となります。

これによりW配筋のスラブでは、厚さ180mm以上の上筋結束のみ対応から、厚さ150mm以上の上筋・下筋結束に対応し、合成スラブのデッキ配筋も対応可能となりました。

同社は全自動結束システム「DUO」と鉄筋結束トモロボの「かぶり30mm以上の対応」を7月より提供する予定です。