中央ビルト工業株式会社 中央開発と早稲田大学、共同研究の比抵抗モニタリング装置特許取得/

【ニュース 2023/5/1】小型・省電力、高頻度測定・遠隔監視可能な比抵抗モニタリング装置で斜面崩壊に先立つ現象を検知

◆製品名「レス・トール」

中央開発株式会社は4月25日、早稲田大学理工学術院との共同研究で開発した比抵抗モニタリング装置「レス・トール」が3月24日に特許権を取得したと発表しました。

特許番号は特許第7250873号、発明名称は「地盤の比抵抗モニタリング装置及び斜面崩壊警報システム」です。

◆地盤の比抵抗をモニタリング

土砂崩れの多くは、地中の水分量が深く関わって表土層が滑り落ちる表層崩壊という現象です。

一方、地盤の比抵抗(電気の流れにくさ)は地盤に含まれる含水率によって変化するため、電気探査でモニタリングし、地下水位の変化を検出することで斜面崩壊のリスク度を知ることができます。

しかし、通常の電気探査システムは大型でモニタリングには向いていません。

そこで両者は、小型・省電力で高頻度測定と遠隔監視が可能なモニタリング用の「レス・トール」を開発しました。

「レス・トール」は、斜面崩壊に先立つ現象を検知して警報を発する「斜面崩壊警報システム」として運用可能。また、地表下数mを対象に、河川・ため池の堤体、地下水の塩水化などのモニタリングにも適用が期待されます。

基本情報中央開発と早稲田大学、共同研究の比抵抗モニタリング装置特許取得/

上記、関連リンクをご覧ください。

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取扱企業中央開発と早稲田大学、共同研究の比抵抗モニタリング装置特許取得/

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