内藤環境管理株式会社 水質分析 レジオネラ属菌検査(浴槽水・加湿器・冷却塔など)
- 最終更新日:2020-07-21 17:57:57.0
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レジオネラ属菌は人に感染すると、レジオネラ症と呼ばれる感染症を引き起こす病原菌です。 自然界では、土壌や淡水中にわずかに存在していますが、そこから直接感染する可能性はほぼありません。しかし、お風呂や冷却塔などでは、レジオネラ属菌が増殖しやすい条件が揃っているため、わずかなエアロゾル(水しぶき) でも大量のレジオネラ属菌が存在する可能性があり、それを吸引することによってレジオネラ属菌に感染することがあります。
レジオネラ症はレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(水しぶき)を体内に吸引することで感染する感染症のことです。 その症状はレジオネラ肺炎とインフルエンザのような熱性疾患であるポンティアック熱に大別されます。 また、皮膚への付着によって、まれに炎症などの症状が起きると報告されています。 特に免疫力の低下している高齢者、病人、もともと免疫力の低い乳幼児などは注意が必要です。 レジオネラ症は感染症法で四類感染症に指定され、診断した医師は、直ちに保健所に届け出る義務が発生します。
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基本情報水質分析 レジオネラ属菌検査(浴槽水・加湿器・冷却塔など)
【注意すべき施設】
給水設備、給湯設備、浴場施設、冷却塔施設、 加湿器、蓄熱層、水景施設、その他エアロゾル(水しぶき)が発生すると思われる施設
【基準値】
浴槽水:検出されないこと → 公衆浴場における水質基準等に関する指針(厚生労働省)※都道府県によっては表記が不検出/100mLになります。
冷却塔水:100CFU/100mL未満 → レジオネラ症防止指針※基準ではありませんが100 CFU/100mlを超えると直ちに清掃・消毒等の対策を講じ、対策実施後は検出菌数が検出限界(10CFU/100ml未満) 以下であることを確認することとなっています。
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