LD-3K2型はお客様の使いやすさをアップしたポータブル粉じん計です。作業環境などに係る浮遊粒子状物質の測定には、当社のデジタル粉じん計が数多く使用されており、光散乱方式による相対濃度計として、ろ過捕集法に比べ短時間でデータが得られるなどの利点があります。一方、得られた相対濃度は、特性上ろ過捕集法を基準として、質量濃度変換係数を求め、質量濃度に補正する必要があります。このLD-3K2型は質量濃度変換係数(K値)を入力することにより、計数値を簡単に質量濃度換算することができます。また、測定データの記録機能を搭載しておりますので、記録した粉じん濃度のデータをパソコンに取り込むことも可能です。
ロギング測定の記録周期が1秒〜99分59秒まで設定できるようになりました。
1分周期の場合、最大約44日間の連続測定・記録が可能です。
質量濃度変換係数(K値)をあらかじめ入力することにより、測定値(CPM)を簡単に質量濃度(mg/m3)に換算して表示できます。
散乱板値とバックグラウンド値(BG)は電源を切っても記憶されます。また散乱板値とBG値データを用いて自動的に粉じん測定値の補正が行われます。
基本情報デジタル粉じん計LD-3K2型
測定原理 光散乱方式
光源 レーザーダイオード
測定範囲 0.001~10.00mg/m3
測定感度 1CPM=0.001mg/m3
測定精度 ±10%(較正粒子に対して)
表示内容
●測定値(0~99999カウント)5桁表示●測定時間●現在時刻●測定モード●電池残量●K値(設定された値0.1~9.9)●バーグラフ(測定中にスイッチを押すことにより表示)
測定モード
●ダウンタイマー
内蔵ダウンタイマーにより測定時間を設定し、測定を行います。
6秒10秒30秒1分2分3分5分10分(電源を投入した初期状態は「1分」のダウンタイマモードです)
●マニュアル
測定の開始と停止を手動で行います。
●ログ(ロギング)
測定開始日時、測定時間、周期を設定し、測定データを本体に記録しながら測定を行います。
●スパンチェック
感度較正用散乱板を挿入し測定を行うことにより、散乱板の値を測定し、補正値を記憶します。
●BG(バックグラウンド)
クリーンエアで検出器を満たした状態で測定を行い、BG値を測定・記憶します。
次回測定値から自動的に差し引かれます。
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取扱企業デジタル粉じん計LD-3K2型
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