株式会社山辰組 『棚田式魚道』の事例紹介:岐阜県の飛鳥川での魚道設計/工事

【事例紹介】独特の形状で遡上効率を改善!棚田式魚道が従来の魚道が持つ課題を解決

従来の魚道では、遡上経路への誘導が困難である、魚道内に土砂が堆積し魚道の機能が低下する、などの課題がありました。それらの課題を自然の玉石を用いた独特の形状を持つ、山辰組の『棚田式魚道』が解決いたします。
棚田式魚道のご説明や魚道設計(図面作成、数量計算書作成等)のご相談、ご提案、お手伝いも行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

【導入事例】
■工事名:第河修-5号 県単 河川維持修繕工事
■施工場所:飛鳥川(揖斐郡揖斐川町谷汲木曽屋地先)
■施工写真:本ページの施工写真をご覧ください

【『棚田式魚道』が選ばれるポイント】
■180度どこからでも遡上できるから、魚の滞留を防ぎます。
■魚道内部に土砂が堆積しないメンテナンス・フリー構造です。
■水位の増減に対応できる、独自の構造により減水時には床固直下の集水溝から呼び水を流下させます。
■棚田式魚道ブロックとして、コンクリート二次製品化を実現したことで、魚道として安定した品質と簡易な施工を実現しました。

※詳細はお問い合わせ頂くか、カタログをダウンロードしてご覧下さい

基本情報『棚田式魚道』の事例紹介:岐阜県の飛鳥川での魚道設計/工事

180度の間口をもち、左右からでも遡上が可能な遡上効果の高い形状の魚道です。玉石を用いた独特のプール付きスリットタイプの魚道であり、多様な流況の中で遡上しやすい経路を魚自身が自分の体力に合わせて遡上をしていきます。
その他にも、独特の20cmのプール水深という特長により魚道内部の堆積土砂の除去といったメンテナンスが不要であり、洪水などの出水後の調査でも土砂の堆積はなく、また、魚道としての機能も十分維持されていることが確認されています。
奥行1m、幅1.5m、厚さ20cm~35cmの魚道ブロックを開発し、ご利用いただいております。現場打設の場合、締固めの際に玉石を十分に固定できなかったり、玉石の配置が異なったり魚道としての品質が施工業者によってばらついてしまうなどといった問題があります。魚道ブロックとして二次製品化することで、施工後の魚道の品質が十分に確保され、また施工期間も短縮できるといったメリットがあります。
国土交通省、各都道府県、各市町村それぞれにおいてご採用をいただいており、施工実績は多数です。設計のお手伝いやご提案をさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。

価格情報 お問い合わせ下さい
※運搬場所により変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
納期 お問い合わせください
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例 【用途】
河川の堰堤における2m程度の落差を解消し魚の遡上に効果を発揮します。また、既設魚道の脇に設置することで、補助魚道として魚の遡上、並びに水棲生物の移動をより促すことができます。

【実績】
○国土交通省をはじめ、岐阜県、北海道、埼玉県、山梨県、奈良県、熊本県など多くの官庁にて採用事例があります。

詳細情報『棚田式魚道』の事例紹介:岐阜県の飛鳥川での魚道設計/工事

どこからでも遡上可能
180°どこからでも遡上できるから、魚の滞留を防ぎます。
棚田式魚道は180度の間口を持ち、魚道のどこからでも遡上が可能となっています。魚道設置後に実施した遡上調査においても、魚道全体で遡上した水棲生物(遊泳魚、底生魚、水生昆虫等)のうち、約70%が左右の扇形の魚道部分から遡上していることが確認され、また、魚が滞留することなく遡上することを確認しております。

土砂が堆積しないメンテナンス・フリー構造
平水時のプールの水深は約20cm、幅も約80cmと浅く狭い設定。土砂も土石も濁流に流され、土砂が堆積する空間がありません。
棚田式魚道のプール水深は、他の魚道が35〜80cmしてあるのに比べ20cm程度と非常に浅く設定してあります。洪水時も流出してくる土砂がフラッシュアップされて下流に流されていくため土砂が溜まることは有りません。従って、堆積した土砂の除去作業は不要となりました。

河川の流量の変化に対応
減水時には床固直下の集水溝から呼び水を流下させます。
自然河川は常に流量が変化します。棚田式魚道は縦断方向(川の流れの方向)より横断方向の勾配を急にして流れが集まるよう工夫してあります。これにより流れが少なくなった時も水が浅く広がらず、床固直下の「集水溝」に水が集まって流れるため、これが「呼び水」となって魚類の、遡上を誘います。

コンクリート二次製品化し、魚道としての品質を確保
現場打設で玉石等を植石する場合、バイブレーターを使用する際に玉石が沈み込むため、玉石の高さを設定通りに据え付けるのが困難となり、魚道の品質が低下する危険性があります。
棚田式魚道は、自然の玉石を用いたコンクリート二次製品、棚田式魚道ブロックを開発し、迅速な施工と、魚道としての品質を確保いたしました。
棚田式魚道ブロックは、いくつかの形状があり、それらの製品の組み合わせで棚田式魚道を形成します。

カタログ『棚田式魚道』の事例紹介:岐阜県の飛鳥川での魚道設計/工事

取扱企業『棚田式魚道』の事例紹介:岐阜県の飛鳥川での魚道設計/工事

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株式会社山辰組

○総合建設業 環境製品及び工法開発販売・指定管理者

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