古くなったカゴ台車を改修―より衛生的に!より使いやすく!
冷凍枝肉解凍用のカゴ台車が長年の使用により痛んでいました。サイズが大きく台数も50台と多く、すべて更新するとなると膨大なコストがかかってしまうため、不具合に悩みつつも使用されていました。
問題点
1. キャスター車輪が痛んでおり、重量もあるので移動させるのに多大の労力を要する。
2. 真空パックされた冷凍枝肉を解凍する際に発生する水が工場床に溜まり、滑りやすくなる上、不衛生。
3. ステンレス製のカゴ本体はまだ十分に使える
基本情報【事例紹介】古くなったカゴ台車を改修―衛生的に!使いやすく!
今まで使用されていたカゴ台車は全面メッシュでしたが、新たに底板を製作し取付ることを提案しました。キャスターは痛んでいたのは車輪だったので、取付金具やシャフトはそのまま使い、MCナイロンで新規に車輪を製作。
ポイント
1. カゴメッシュの底板部を切断。新たに製作した受けパン状の底板を全溶接取付け。
2. 底板に排水用ボールバルブ、排水ホース接続金具を取付け。底板には水勾配を付け排水性に配慮。
3. キャスターは寸法取りをして、ブラケット、シャフトは既存品を流用し、コストダウンしつつスムーズな搬送を実現。
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