株式会社ベンカン機工
最終更新日:2022-05-20 10:47:19.0
二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手 リーフレット
基本情報二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手 リーフレット
二相ステンレス(Duplex)鋼の溶接式管継手のリーフレットです!
ベンカン機工では、二相ステンレス(Duplex)鋼の溶接式管継手の製造実績が多数あります。
多くのお問い合わせを頂いていることから、リーフレットを作成しました。
リーフレットには「二相ステンレス鋼の分類」「二相ステンレス鋼の用途」「ベンカン機工での製造範囲」といった内容も盛り込みました。
ぜひ上部よりダウンロードの上、ご覧ください!
配管用溶接式管継手 鍛鋼製品
ベンカン機工の主力製品である[突き合わせ溶接式管継手]ですが、配管用途によって、材質、口径、肉厚、形状、外面処理など、その種類は多岐に渡ります。
通常、[突き合わせ溶接式管継手]の製法は、塑性(そせい)加工となります。
塑性加工とは、材料(鋼管・鋼板)に大きな力を加えて変形させることによって、目的とする形状に成形することです。
ベンカン機工の強みは、この塑性加工技術にあります。
しかしながら、主にプラント関連の配管では、そのニーズによっては、塑性加工では対応できない鋼種や形状などの特殊仕様もあります。
その場合に対応を検討するのが[鍛鋼製 溶接式管継手]です。
今回ご紹介させて頂く鍛鋼製品は、主にプラント関連で使用されているものです。製法は、鍛造・熱処理後、総削りとなります。
鍛鋼とは、様々な鋼種の鋼塊(インゴット)に、規格で定められた鍛造比をかけた材料をいいます。
[鍛鋼製 溶接式管継手]は、それを精密に削り出して成形した製品です。
ベンカン機工では、幅広い特殊仕様そして鋼種に対応した[鍛鋼製 溶接式管継手]のご提案が可能です。 (詳細を見る)
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(白)
突き合わせ溶接式管継手は、パイプと突き合わせて溶接することで永久的に配管接合することを目的としたものです。
「BENKAN」ブランドは、世界的にも溶接式管継手の代名詞として扱われるくらいに認知度が高く、その信頼性を裏付ける品質には絶対の自信があります。
表面に亜鉛めっき塗装を施してあります。 (詳細を見る)
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(配管用)
突き合わせ溶接式管継手は、パイプと突き合わせて溶接することで永久的に配管接合することを目的としたものです。
「BENKAN」ブランドは、世界的にも溶接式管継手の代名詞として扱われるくらいに認知度が高く、その信頼性を裏付ける品質には絶対の自信があります。
高温から低温、かつ高圧で使用できる材料からなる継目無管継手です。 (詳細を見る)
ステンレス鋼製 突き合わせ溶接式管継手(配管用)
ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と1953年から製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼ばかりではなく、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
また、JIS、ISO9001など生産に必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども充実しております。 (詳細を見る)
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(一般配管用)
突き合わせ溶接式管継手は、パイプと突き合わせて溶接することで永久的に配管接合することを目的としたものです。
BENKANKIKOHを始めとする「BENKAN」ブランドは、世界的にも溶接式管継手の代名詞として扱われるくらいに認知度が高く、その信頼性を裏付ける品質には絶対の自信があります。
使用温度0~350℃程度、使用圧力1MPa程度の一般配管用です。 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手 ベンカン機工 配管用高張力鋼製継手
『高張力鋼』は、一般の材質に比べて引張り強さや強度が高い鋼材で、その特性により配管設計の肉厚を薄くすることが可能であり、配管の径を小さく、重量も小さくすることができることから、石油やガスパイプラインなどを始め幅広い分野で使用されている継手材料です。
一部材質については材料となる鋼管を在庫にて保有していることから、比較的短納期にて納入し、お客様にご好評をいただいております。
<代表的な対応鋼種>
API5L-X42(L290),X52(L360),X60(L415),X65(L450)、それぞれPSL1、PSL2クラスに対応致します。
A860 WPHY42,A860 WPHY52,A860 WPHY60,A860 WPHY65,MSS SP-75 WPHY42,MSS-SP75 WPHY52,MSS-SP75 WPHY60,MSS SP-75 WPHY65 (詳細を見る)
配管用溶接式管継手 合金鋼製継手(低合金鋼、高クロム鋼)
配管用合金鋼製継手は、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)などの元素を含有し、おもにボイラ用、バイオマス発電用、火力発電用の主配管・再熱配管、石油精製や化学工業用の高温、高圧配管などに用いられます。
ベンカン機工では、各種合金鋼継手の製造実績を有しております。
また、一部の材質については材料となる鋼管を在庫にて保有しており、比較的短納期にて納入をさせていただくことも可能です。
カーボンニュートラル社会の実現には、プラントの高能率化によるCO2削減は避けて通れません。厳しくなる高温プロセス環境に対応した低合金鋼、高クロム鋼製管継手は、このような条件では欠かせない製品となります。
またベンカン機工では、特殊仕様及び新しい材料での製造にもトライし、社会に貢献しています。
<代表的な対応鋼種>
(JIS規格)PA12、PA22、PA23、PA24、PA25、PA26
(火力基準材)火STPA28、火STPA24J1、火STPA29
(ASME/ASTM)A234WP1、WP12、WP11、WP22、WP5、WP9、WP91、WP92 (詳細を見る)
二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手
二相ステンレスと一般的に呼称される材質ですが、腐食に対して耐性が高いことが特徴で、また強度がオーステナイト系ステンレスに比べて高く、設計板厚を薄くできるため、軽量化や流量増加によるダウンサイジング、配管のコストダウンができるなどの長所があります。
ベンカン機工では、長年培った金属塑性加工技術と品質保証体制を用い、高品質な二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手をご提供することで、お客様の配管設計とコストダウンをお手伝いいたします。
ご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
プロジェクト営業部 東日本営業課
TEL:(03)3777-1521 / FAX:(03)3777-1567
プロジェクト営業部 西日本営業課
TEL:(06)6482-1581 / FAX:(06)6482-1824 (詳細を見る)
非鉄金属 アルミニウム管継手
ベンカン機工では、アルミニウム並びにアルミニウム合金の管継手製造も多数実績があります。
アルミニウムの特徴
・軽くて加工しやすいが、強度が低い。
・熱伝導性が良い。
・低温でも靭性が下がらないため、液体水素の-252.7℃のような極低温での使用にも適している。
・大気中の酸素と反応して酸化被膜が形成されるため耐候性に優れるが、酸性やアルカリ性の環境下では酸化皮膜が破壊されてしまい、特に塩化物イオンやアルカリ環境には弱い性質を持っている。
こういった特徴から、アルミニウムは、成形の難易度が高く、溶接も同様に難易度が高い材質です。
しかし、耐腐食性、低温でも靭性が下がらないなどの大きなメリットがあり、腐食環境に厳しい海水の環境下の配管や、液化天然ガスや液体水素などの極低温の配管・タンク類に適した素材です。
ベンカン機工では、長年培った技術とノウハウにより、成形技術や溶接技術が確立されているため、アルミニウムのようなデリケートな素材での製造が可能です。また数多くの実績と経験から、さまざまな問題解決にも柔軟に対応いたします。
安心してご相談、ご依頼ください。 (詳細を見る)
ステンレス鋼製管フランジ
「溶接式管継手」で接合した配管は、一旦、接合してしまうと外すことができませんが、ボルト・ナットで配管を接合する「管フランジ」を採用することで分解が可能となります。
ベンカン機工では、ステンレス鋼製の溶接タイプに特化した営業展開をしており、主に国内プラントを中心に化学工場、水処理施設、建築関連に納入させていただいております。 (詳細を見る)
特殊フランジ
当社では溶接式管継手だけではなく、一般汎用SUSフランジの他に特殊形状フランジについても製造、販売しております。
サイズは大きい物で2,000mmを超える大径フランジをはじめ、主に化学プラントに使用される高圧用のWN(突合せ溶接式)・SW(差し込み溶接式)、JPI規格等、JISタイプなど、それ以外についても多岐にわたり取扱いがございます。
画像は一例ですが、船舶資材を幅広く取り扱いされておられる有限会社中牟田大郷様に納入させていただいている、厚みが5.0T以下の超薄型フランジ、及び特殊加工フランジです。
図面からの製造もお受けしておりますので、是非お気軽にご相談ください。
流通営業部
東 京オフィス TEL:03-3777-1581
名古屋オフィス TEL:052-571-3271
大 阪オフィス TEL:06-6482-1851
広 島オフィス TEL:082-261-5216
福 岡オフィス TEL:092-273-1960 (詳細を見る)
鋼板製溶接鋼管と配管プレファブ
ベンカン機工では、長年培ってきた配管製品における管理体制(材料、溶接、製造工程や品質保証)により、突合せ溶接式管継手はもちろんのこと、鋼板製溶接鋼管の製造や配管プレファブなど、お客様のご要望にお応えし高品質な製品をご提供いたします。
■鋼板製溶接鋼管
➢製造可能範囲
・口径:400A (16B) ~ 1200A (48B)
・肉厚:90mm (max.)
・長さ:短管~8,000mm (8000L)
➢ここがおすすめポイント
・ロット制約無し、1本から製造可能です。
・短管、乱尺での製作が可能です。
・ご指定の開先形状や特別公差にも対応が可能です。(但し、事前協議が必要です。)
■配管プレファブ
➢スプール可能な範囲
・スプール長さ:9000(w) x 2350(d) x 2000(h)
➢ここがおすすめポイント
・溶接鋼管、管継手及び配管プレファブまで、窓口一本化による一元管理が可能です。
・同一施工法により溶接部の品質を同一レベルに保てます。 (詳細を見る)
FEM(有限要素法)受託解析サービス
ベンカン機工で取り扱っている各種プロセス向けの特殊継手は、一般的に使用、販売されている管継手以上に様々な仕様が要求されます。特に耐圧性能は高圧下での管継手の挙動と安全を確保するための大切な性能となります。耐圧性能は,管継手の形状・寸法の適正化により確保され、その設計手法の一つにFEM解析が使用されています。
このサービスは、以下の主な内容になります。
・FEM解析を用いた管継手等の配管部材の設計サポート
▻ 特殊形状の管継手設計(高圧環境、鋳物製配管部材からのリプレース 等)
▻ 既設管継手の耐圧性能評価
▻ 特殊継手の製造(材料調達~製造~試験・検査~出荷までサポート)
・弊社保有技術と組み合わせることで様々な対応が可能です
ご相談は、まず弊社営業担当または当社HPからのWebでのお問い合わせに対応いたします。
最初のお打合せより、弊社技術本部の専任担当者が対応いたしますので、直接ご要望事項を解析結果へ反映させることが可能です。
打合せ方式に関しましても、出向、ご来社の他、Web会議(Zoom,MS Teams等)にも対応可能です。お気軽にご相談ください。
(詳細を見る)
各種機械試験の受託
ベンカン機工では、大阪工場、桐生工場にて所有する試験設備を用いて、各種試験を行っております。
その試験技術をもとに、金属材料や鉄鋼材料の機械試験をベンカン機工にてお請けすることが可能です。
【ベンカン機工で試験を行うメリット】
・試験のみならず、試験片切り出し~試験片加工~試験までを一括で承ります
・JIS、ASTM規格はもちろんのこと、電気事業法、ガス事業法、高圧ガス保安法など法規に従った試験も対応可能です
・各種試験立会(お客様による立会や、船級協会殿など第三者立会)にも対応致します
・ASTM規格などの海外規格も対応可能です
・1種類、小ロットからお請け致します
納期も可能な限りご協力させて頂きますので、緊急対応等で試験にお困りの際はお声がけください。 (詳細を見る)
管継手の非破壊試験
ベンカン機工では、素材の形態として鋼管・鋼板・鍛造などから、材質としては炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼・非鉄金属などから溶接式管継手を製造しております。
製品の健全性を確認するために、規格や法規に則り、また、お客様のご要求内容に合わせ、製品の非破壊試験を行います。
非破壊試験は、素材や製品を破壊せずに欠陥の有無、その存在位置、大きさ、形状、分布状態などを調べる試験で「Nondestructive Examination:略称NDE」とも呼ばれます。
表面欠陥の検出を行うものと内部欠陥の検出を行うものに分けられます。
【内部欠陥の検出】
1.放射線透過試験(Radiographic Testing:略称RT)
2.超音波探傷試験(Ultrasonic Testing:略称UT)
【表面欠陥の検出】
3.磁粉探傷試験(Magnetic Particle Testing:略称MT)
4.浸透探傷試験(Liquid Penetrant Testing:略称PT)
(詳細を見る)
一般配管用ステンレス鋼製溶接式管継手 ベンカン機工
Su(エスユー)管継手は管厚を一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448 TPD)に適用できるレベルに薄肉化した一般配管用ステンレス鋼製突合せ溶接式管継手(JIS B 2309)で、薄肉化により配管の軽量化、またコストダウンを実現し、現場施工負担軽減につながることで好評を得ております。
材質は、一般配管であることから[SUS304WD]が使用される場合が多く、埋設耐腐食などの特殊環境の場合には[SUS316WD]を使用する場合があります。当社ではいずれも対応可能です。
最高仕様圧力は2.0MPaです。 (詳細を見る)
PT370とPG370の溶接式管継手の解説です
ベンカン機工で製造される溶接式管継手のなかでも特に製造量が多いのが、“PG370”と“PT370”の材質記号の管継手です。
“PG370”と“PT370”の違いについて、お客様からのお問い合わせが多いです。
管継手“PG370”・・・圧力配管用の管継手です。
・対応する鋼管として、JIS G 3454のSTPG370に接続されます。
・主に350℃程度以下(ただし高温用を除く)で使用される圧力配管に用いられます。
・最高使用圧力として、10MPa程度以下で使用されます。
管継手“PT370”・・・高温配管用の管継手です。
・対応する鋼管として、主にJIS G 3456のSTPT370に接続されます。
・主に350℃を超える温度(450℃程度以下)で使用される高温配管に用いられます。
・最高使用圧力として、20MPa程度以下で使用されます。
このような違いがあります。
(詳細を見る)
取扱会社 二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手 リーフレット
ベンカン機工の起源である「溶接式管継手」は、配管の永久的な接合を目的に、パイプと突き合わせて溶接するものであり、配管の接合方式において、もっとも、歴史が深く認知、信頼されている方式であると言えます。 ベンカン機工は、お客様のニーズに応えてまいります。
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