原田鉄工株式会社
最終更新日:2022-05-18 15:35:25.0
塗装とは ~エアスプレー編~
塗装とは ~エアレススプレー編~
塗装の現場にて必須とも言えるスプレーガンですが、大きくエアスプレーとエアレススプレーの2種類があります。今回はその2種類のうちエアレススプレーについて紹介したいと思います。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
原田鉄工株式会社
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
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ブラスト・塗装部門 防錆部【中国地方 広島市 観音】
製缶・ブラスト・塗装の事なら原田鉄工へ!
広島県観音にて創業80年。長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。
量産品はあまり取り扱っておらず、試作品、専用設備・治具などお客様にご希望に合わせた製品を製作します。
【弊社の強み】
⒈創業80年で培ってきた確かな技術力。
⒉様々なニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供することで納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。
⒊中国地方最大級の大型ブラスト設備(グリットブラスト、サンドブラスト)
⒋敷地面積が3,700平方m、塗装場面積も650平方mと広大なため、あらゆるご要望に対応可能です。
⒌広島市観音でアクセス条件が良好。
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フォークリフト塗装(外観ピカピカ)
弊社所有のリフトです。年末に社内で塗装し直したので、ピカピカです。
詳しくは下記PDFダウンロードよりご覧ください。
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広島の「原田鉄工」で機械塗装・金属塗装をお任せください。
機械塗装や金属塗装のご要望があれば、どんなことでもご相談ください。私たちは80年にわたり機械・金属の塗装を行ってきました。確かな技術と豊富な経験を持ち、製品を美しく仕上げます。
もし「どんな塗料を使えばいいか分からない」といった仕様にお困りの場合でも、適切な塗装仕様を選定するためのご相談に応じます。
また、広い塗装スペース(650平方メートル)と最大10トンのクレーンを備えています。大型品や小ロット品にも対応可能です。お困りのことがありましたら、お気軽にご連絡ください。私たちがお手伝いいたします。
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
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15m煙突、出発!
15mの煙突出荷時の写真です。敷地面積3,700平方m、塗装場面積650平方mの広大な環境で製作・塗装・出荷をスムーズに行います。
大型製品の素地調整や塗装は外注するとコストと納期がかさむことが多いですが、弊社では中国地方最大級の大型ブラスト設備を備えており、効率的かつ迅速に施工できます。
また、製缶では鉄やステンレスなどの金属を加工してタンクや橋梁、鉄骨、架台などの多様な製品を作り出します。
素地調整は塗装前の重要な処理であり、サビや汚れ、劣化した塗膜などを除去し、塗装のために素地を最適な状態に整えます。活性化した表面は塗料の密着性を高め、製品の保護を長期間にわたって確保します。
◎素地調整(英語:Surface preparation)
下地処理方法の1つ「ケレン」とも呼ばれ塗装工事の前処理として、素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し綺麗にします。
活性化した表面は塗料の付着性を大きく向上させ長期間製品を保護することが可能になります。
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SGPパイプ 塗装(前編) ~ガスケット座面養生・ブラスト~
大小様々な口径のSGPガス管を施工していきます。
施工するにあたってガスケット座のセレーション加工部はブラストで傷がついてしまうと、密封性が損なわれてしまうので養生を行います。
しっかり布テープで養生が出来たら、ブラストで表面処理を行います。
ブラスト完了後は耐熱塗装を行っていきますが『前編』はブラスト施工までとなります。
耐熱塗装~膜厚検査までは『後編』にて紹介しますので、是非ご覧ください。
◎SGP(配管用炭素鋼管)
身の回りで最も身近な鋼管です
一般的にSGP管、ガス管、白管、黒管などと呼ばれています。(白管はSGP管に亜鉛メッキ加工を行ったもの)
ビルや家や工場など多くの場所で使用されています。
◎セレーション
セレーションはフランジガスケット面に渦巻状・同心円状の細い溝をつけた仕上げ面。
フランジ同士を引っ付ける際に凹凸がはめ合い、しっかりと結合させる事ができます。
[製品情報]
20A~200A程度のプレハブ配管
[素地調整]
グリットブラスト
SSPC SP-10
[塗装仕様]
厚膜型耐熱塗料 200μm
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SGPパイプ 塗装(後編) ~耐熱塗装・膜厚チェック~
前編では養生作業とブラストについて紹介しましたが、次は塗装作業に移ります。
今回は耐熱性に優れた厚膜型の塗料を使用しました。この塗料は1回の吹付で100~200μmの膜厚を実現し、耐熱温度は最大600℃です!塗膜の厚さによる耐候性も優れています。
ただし、この塗料は塗料詰まりが起こりやすいため、弊社では精和産業株式会社のターンダブルチップを使用しました。このチップを使用することで、塗料詰まりを低減することができます。
希釈率を上げる方法やチップ口径を大きくする方法もありますが、このチップを選んだ理由は以下の通りです。希釈率を上げると膜厚が薄くなってしまい、チップ口径を大きくすると塗料ロスが増えてしまいます。したがって、塗料メーカーの推奨値に従い、このチップを使用することが最適な選択となりました。
工期は実働5日でした。養生作業に2〜3日かかり、ブラストと塗装に2日を要しました。養生込みの依頼は養生作業日数が受注量に影響を受けるため、具体的なご相談をお待ちしています。
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鋼板パイプをブラスト後塗装
重量2t、長さ5mの巨大な配管をブラスト施工後、水中部塗装を行います。水中部塗装のため、最低でも300μmの膜厚が必要です。膜厚が厚くなりすぎると剥離のリスクもあるため、最高膜厚の上限にも注意しながら塗装します。上限と下限の設定値が近いと、作業は困難です。これらの条件をクリアするため、何度も検査と修正塗装を繰り返しました。最終的には300μm~600μmの範囲に収め、完璧な仕上がりとなりました。
[製品情報]
サイズ: φ1500×5000
[素地調整]
グリットブラスト(SSPC SP-10)
[塗装仕様]
エポキシ樹脂系特殊膨潤炭塗料 300μm
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大型タンクの全工程
社内一貫加工の大型タンクと付属品。
内外の塗装仕様も適切に分けて施工。
納期も迅速に対応します。
さらに、付属品の製作も含めて社内で一貫して加工を行った大型タンクです。タンクの他には専用のタラップ、足場、階段なども製作しています。これにより、顧客のニーズに合わせた完全なセットを提供できます。
また、このタンクは内部に薬品が混ざった汚水を貯めるためのものです。そのため、内面と外面の塗装仕様を区別しています。内面は薬品や汚水に耐えるための耐水用エポキシ樹脂塗装を2回施しています。一方、外面は紫外線や雨水などの外部要素に耐え、美観を保つために耐水用エポキシ樹脂塗料とポリウレタン樹脂塗装を施しています。
製品情報としては、このタンクの内容量は30㎥です。塗装仕様としては、素地調整後に内面に耐水用エポキシ樹脂塗装を2回、外面に耐水用エポキシ樹脂塗料とポリウレタン樹脂塗装を1回ずつ施しています。
社内で一貫した製作を行うことで、納期も迅速に対応できます。お客様の要求に合わせた高品質なタンクを提供します。
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FBプレートをスプレーガンで塗装
フラットバーを脱脂した後、2層塗りの仕様になります。
スプレーガンを使用する場合、エアレススプレーと比較して作業効率は低下しますが、塗料のロスを最小限に抑えることができるため、少量の塗料でも塗装が可能です。また、使用できる塗料は限られますが、エアレス塗装に比べて噴出する塗料粒子が細かいため、綺麗な仕上がりが得られます。
エアレススプレーは、空気を使用せずに塗料を圧力で微細化し、霧状に吹き付けるスプレーです。膜厚を厚くすることや大型の製品の塗装に特化しています。
一方、エアスプレーは、空気と霧化させた塗料を同時に噴射して塗装を行います。霧化した塗料の粒子が細かいため、均一かつ綺麗な塗装が可能です。ただし、飛沫が多いため塗着率は低くなります。
[製品情報]
FB12×100 L=1520mm
[塗装仕様]
変性エポキシ樹脂塗装×1回
ポリウレタン樹脂上塗塗装×1回
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【長尺】10mフレーム 無機ジンクプロセス
今回は、長さ10m × 幅2mのフレームに対して、ブラスト処理と無機ジンク塗装を施します。無機ジンクには正式には「無機ジンクリッチペイント」と「無機ジンクリッチプライマー」という2つの名称があります。これらの違いは、厚膜タイプと薄膜タイプの違いによるものですが、少しややこしいですね。
今回は厚膜タイプの無機ジンクリッチペイントを使用しました。この塗料は、大量の亜鉛末を含んでおり、下塗り専用の塗料です。亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が大きく、錆びやすい性質があります。そのため、塗料が代わりに錆びることで鉄を腐食から守る役割を果たします。腐食に強い性質を持っているため、大型の船舶や橋梁、プラントなど、厳しい環境条件下でよく使用されています。
[製品情報]
2000×10000
[素地調整]
グリットブラスト
SSPC SP-10
[塗装仕様]
無機ジンクリッチペイント 75μm
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SS400 外タンク 塗装
内部は未処理で、外部のみ施工しました。タンクは大型で、寸法は直径2500mm×高さ4400mmです。
仕様はブラスト処理後、耐塩仕様で塗装されています。まず、ブラストで表面の不純物や錆を除去し、その後、無機亜鉛、厚膜型エポキシ樹脂、ウレタン樹脂の塗料を6回にわたって重ねました。写真には写っていませんが、手すりや階段も一緒に塗装し、上塗りは黄色でした。
このような大型タンクでも、天井クレーンの数と広い塗装スペースがあるため、問題なく塗装が行われました。納期は1週間少しと短かったですが、クレーンを使用して塗装を行うことで反転作業の手間を減らし、なんとか予定の納期に間に合わせることができました。
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塗装品の修理・メンテはお任せ!
お客様よりご依頼いただいたのは、当社の社内治具です。
残念ながら、製品は長年使用されていたため塗装が剥がれ、錆が進行していました。この治具は古く、図面も存在しないため、新規製作には手間と予算が必要でした。
そこで、必要な部分の改造と修理、再塗装のみを行いました。まず、ブラスト(1種ケレン)で塗装と錆を取り除き、表面処理を行いました。その後、下塗り、上塗りと塗り重ねを行い、製品を完成させました。
この製品は1500×1500 L=2500で、グリッドブラストを使用し、SSPC SP-10による素地調整を行いました。また、エポキシ変性アルキド樹脂系下塗り塗装×1回、合成樹脂調合ペイント上塗り塗装×1回を施しました。
この修理・改造の工期はわずか4日でした。架台本体と手摺・梯子の塗分けがあったため、多少時間がかかりましたが、短納期にも対応することができました。
ブラスト後、塗装した製品は見違えるほど綺麗になり、耐久性も向上しました。
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塗膜の剥離原因
下塗りを施工したものとしていないものを比較しました。
下地処理として、洗浄用シンナーで脱脂し、サンドペーパーで目荒しを行いました。
塗装仕様は、下塗りにはエポキシ変性樹脂塗料、上塗りにはアクリル変性フタル酸樹脂塗料を使用しました。
十分な乾燥期間を置き、テストを行いました。
マスキングテープで剥がすと、下塗りしていない方は塗料が一緒に剥がれました。
下塗りは下地との密着性が高く、上塗りと共に使用することで、塗料としての性能を最大限に発揮します。
下塗りを省くと見た目は綺麗でも、塗料としての性能は失われます。
ブラスト加工を行うことで、より強固な塗膜を形成することができます。
下塗りを省略すると、塗料の密着性が低下し、塗膜の剥がれや崩れが起こりやすくなります。
下塗りと上塗りの組み合わせによって、塗料が表面に密着し、塗膜の強度や耐久性が向上します。
下塗りは、塗料の性能を最大限に引き出し、品質を保証するために必要不可欠な工程です。
省略することで工程を短縮することはできますが、塗装の耐久性や品質に影響を与えることになります。
(詳細を見る)
塗装でLCC削減
ライフサイクルコストの内訳は、建設費、運用費、光熱費、修繕費、管理費、処分費の6つです。建設費は、企画設計費、材料費、製作費、運搬費、現地工事費からなります。一方、運用費は、警備費、清掃費、保守・点検費用を含みます。光熱費には、上下水道、ガス、電気などの費用が含まれます。修繕費は、定期的なメンテナンス費用、機器・部品の更新費や修理費が必要になります。管理費には、運用費、税金や保険費用が含まれます。最後に、処分費には、解体に関する費用がかかります。
イニシャルコストは、多くの構造物や製品において全体の20~25%程度であり、意外に少ない割合です。しかし、用途によってランニングコストの構成は大きく異なり、改修・修繕の費用は建設費を上回る場合があります。
大型の建造物、例えば橋梁などは高度経済成長期に多数建設されましたが、老朽化が進んでいます。建造物を全て新しくすることは現実的ではないため、適切な改修・修繕工事が重要です。長期間にわたり安全に使用するためには、ライフサイクルコストをきちんと把握し、運用していく必要があります。 (詳細を見る)
取扱会社 塗装とは ~エアスプレー編~
■製造部 ・各種運搬装置設計製作 ・一般機械装置設計製作 ・大型機械装置組立 ・各種製缶鋼材加工 ・各種機械加工 ■防錆部 ・グリットブラスト施工 ・サンドブラスト施工 ・各種塗装施工
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