株式会社アイテス
最終更新日:2023-01-12 17:18:03.0
【不良解析事例】ACアダプターのX線観察
【不良解析事例】ACアダプターのX線観察
ACアダプターのX線観察による不良解析事例をご紹介します。
出力が安定しないACアダプターをX線観察装置(YXLON社製Cheetah EVO)
により観察したところ、断線部位が発見されました。
透視観察で、内部の部品や実装はんだ部に異常は確認されませんでしたが、
配線の付け根に断線が疑われる個所が確認できました。
非破壊で行えるX線観察は初期観察に有効です。
【不良解析事例】
■対象:ACアダプター
■使用装置:X線観察装置(YXLON社製Cheetah EVO)
■断線部位:ワイヤー付け根
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【観察事例】トグルスイッチのX線観察
実装前のトグルスイッチ部品において、操作レバーが切り換わらない
不具合品が見つかりました。
X線で透視観察を行った結果、内部の金属板がズレている様子が
観察され、不具合の原因が判明しました。
当事例では、本来、金属板は中央の端子を軸にシーソーのように動き
回路を切り替える役目をするが、不具合品では金属板がズレているため、
レバーが反対側に切り換わらず、回路の切り替えができなくなっていました。
CT観察では3D像の他、X、Y、Z方向の任意のスライス断面像が得られます。
【観察事例】
■対象:トグルスイッチ
■観察方法:X線透視観察、直交CT観察
■不具合の原因:内部の金属板のズレ
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
積層基板の斜めCT観察
斜めCTの最大のメリットは非破壊でCT観察できることです。
平面情報を取得することに適しており、積層基板では各層毎の情報を
得ることが可能。
また、測長ツールを用いることで長さを測定することもできます。
当社が行った、測定結果は光学顕微鏡像の測定結果に対し約7~14%の
差が見られましたが、非破壊で内部構造を把握したいという場合には
有効ではないか思われます。
ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
【特長】
■非破壊でCT観察できる
■平面情報を取得することに好適
■積層基板では各層毎の情報を得ることが可能
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 【不良解析事例】ACアダプターのX線観察
【解析・信頼性評価事業】 ■電子部品各種データ収集から故障解析までの解析・評価 ■研究開発・製造における原材料評価および特性評価 【検査装置開発事業】 ■太陽光パネル検査・測定器の開発・販売 【電子機器修理事業】 ■産業用機器およびパソコンの修理 【ウェハー加工事業】 ■ウェハー加工サービスおよび販売
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