種子リーフレット 【紅大のシカ対策植物〈草本類〉のタネ】24.1

シカによる食害が深刻な地域において、緑化現場の現地調査や学術文献などから、のり面などの過酷な緑化現場においても生育が可能な植物であり、かつシカによる食害の回避が見られる、あるいは採食耐性が期待できる植物種を選出し、シカ対策植物としてご案内いたします。

■紅大取り扱いのシカ対策植物一覧
＜外来草本類＞
● クリーピングレッドフェスク・カージナルII
● クリーピングベントグラス・シャーク(イエロージャケットコート)
● バミューダグラス・トランスコンチネンタル(イエロージャケットコート)
＜在来草本類＞
● ノシバ
● チカラシバ：日本産逆輸入種子
● メドハギ
●クララ：日本産逆輸入種子
＜在来草本類(日本産)＞
●ノシバ：日本産
● チカラシバ：日本産
● ススキ：日本産(簡便仕様種子)
●メドハギ(皮付)：日本産
●クララ：日本産
●ナガバヤブマオ：日本産
＜栽培品種＞
● アオジソ
● アオタデ （詳細を見る）

■ 競技場芝生(スポーツターフ)向け
芝生向け種子リーフレット 【トールフェスク・カージナルII】
をご利用ください。

■緑化工事向け
芝草種子リーフレット 【トールフェスク・カージナルII】
をご利用ください。 （詳細を見る）

■ 競技場芝生(スポーツターフ)向け
・芝生向け種子リーフレット 【クリーピングベントグラス・シャーク】をご利用ください。
・評価用のサンプル種子のお届けも承りますので、ご用命ください。
・グリーンやナーセリーなどで、ぜひお試しください。

■緑化工事向け
芝草種子リーフレット 【クリーピングベントグラス・シャーク】をご利用ください。 （詳細を見る）

■ 競技場芝生(スポーツターフ)向け
芝生向け種子リーフレット 【バミューダグラス・トランスコンチネンタル】
をご利用ください。

■緑化工事向け
芝草種子リーフレット 【バミューダグラス・トランスコンチネンタル】
をご利用ください。 （詳細を見る）

・小型で草丈が低く、ほふく茎および地下茎を持つ日本在来の多年草です。
・暖地型芝草の中で最も耐寒性が高く、北海道南部から沖縄まで自生しているため、代表的な日本芝として古くから広い範囲で利用されています。
・葉は幅5mmほどと広く、粗剛で平たく表面に毛があります。
・様々な土壌条件に適応しますが、水はけが良くやや酸性の比較的養分の多い土壌を好みます。
・低温化では発芽せず、適温下でも発芽および初期生育は緩慢なため、施工初期は雑草の侵入を受けやすいです。
・しかし、耐暑性、耐寒性、耐旱性が極めて高く、ほふく茎により伸長し、密度の高い芝生を形成するため、芝生状になると粗放管理が可能です。
・そのため、河川堤防や道路法面などの浸食防止を目的とした緑化、公園や庭園などの修景を目的とした緑地帯、公園内や河川敷の娯楽用の芝生広場、ゴルフ場のラフやフェアウェイなどのスポーツターフとしてなど様々な場面で多用されています。
・従来ノシバは、種子の発芽率が低く、張芝による施工が一般的でした。現在では、種子の発芽促進処理技術の向上により発芽率80％以上の種子が流通しており、種子吹付工による施工が増えています。 （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地に生育する、草丈30 ～80cmのイネ科の多年草です
・ 初期生育が早く、比較的低い草丈で円形の株を形成します
・ 和名「力芝」に由来するほど、茎葉が頑丈で引き抜きにくいです
・ 秋に暗紫色で円柱形のブラシのような花穂を出し、硬くトゲのある毛をもちます
・ 強靭な茎葉と穂をシカなどの野生動物が嫌い、食害回避が期待できます
・ 本商品は、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子」です
・「日本産逆輸入種子」の他に、日本産種子の取扱いもございます
・ また、施工性に優れる毛取種子の取扱いもございますが、受注後に毛取加工処理を行いますので、納品までにお時間をいただく場合がございます

〈法面緑化に用いたチカラシバのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地に生育する、草丈30 ～80cmのイネ科の多年草です。
・ 初期生育が早く、比較的低い草丈で円形の株を形成します。
・ 和名「力芝」に由来するほど、茎葉が頑丈で引き抜きにくいです。
・ 秋に暗紫色で円柱形のブラシのような花穂を出し、硬くトゲのある毛をもちます。
・ 強靭な茎葉と穂をシカなどの野生動物が嫌い、食害回避が期待できます。
・ 日本産種子の他に、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子 」の取扱いもございます。
・ また、施工性に優れる毛取種子の取扱いもございますが、受注後に毛取加工処理を行いますので、納品までにお時間をいただく場合がございます。

〈法面緑化に用いたチカラシバのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の山野のいたるところに生育する、草丈100～200cmと大型で株状を呈するイネ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また強酸性地でも良好に生育します。
・ 1年目の生育は遅いですが、2年目以降の生育が旺盛で強靭な根茎をもつため、土壌緊縛力に優れます。
・ 秋の七草の1種で、出穂期の光景が美しく古くから広く親しまれています。
・ 茎葉はケイ酸を多く含むため硬く、葉の縁には手を切るほど鋭いトゲ（微鋸歯）が鉤状にあるため、シカなどの野生動物がこれを嫌い、食害回避が期待できます。
・ 現在、中国産ススキの取扱いは停止しております。

〈法面緑化に用いたススキのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の山野のいたるところに生育する、草丈100～200cmと大型で株状を呈するイネ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また強酸性地でも良好に生育します。
・ 1年目の生育は遅いですが、2年目以降の生育が旺盛で強靭な根茎をもつため、土壌緊縛力に優れます。
・ 秋の七草の1種で、出穂期の光景が美しく古くから広く親しまれています。
・ 茎葉はケイ酸を多く含むため硬く、葉の縁には手を切るほど鋭いトゲ（微鋸歯）が鉤状にあるため、シカなどの野生動物がこれを嫌い、食害回避が期待できます。

〈法面緑化に用いたススキのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地などに生育する、草丈50～100cmのマメ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また砂礫地や硬質地でも良好に生育します。
・ 茎や根茎がやや木質化し、深根性で土壌緊縛力に優れます。
・ 初期成長がやや遅く、木本植物との混播に適します。
・ 根粒菌と共生し空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にします。
・ 緑化工事で主に流通しているメドハギ外国産は皮取種子ですが、日本産は基本的に皮付種子の取扱いとなります。 （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地などに生育する、草丈50～100cmのマメ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また砂礫地や硬質地でも良好に生育します。
・ 茎や根茎がやや木質化し、深根性で土壌緊縛力に優れます。
・ 初期成長がやや遅く、木本植物との混播に適します。
・ 根粒菌と共生し空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にします。
・ 外国産は、山採りを主とする中国産の流通もありますが、当社ではより品質が安定しているアメリカ産などの生産品を取り扱っています。 （詳細を見る）

・日本全土(北海道南部から沖縄)の日当たりの良いところに生育する、草丈15～30cmのイネ科の多年草です。
・様々な土壌条件に適応しますが、水はけが良くやや酸性の比較的養分の多い土壌を好みます。
・低温化では発芽せず、適温下でも発芽および初期生育は緩慢なため、施工初期は雑草の侵入を受けやすいです。
・しかし、耐暑性、耐寒性、耐旱性が極めて高く、ほふく茎により伸長し、密度の高い芝生を形成するため、芝生状になると粗放管理が可能です。
・そのため、河川堤防や道路法面などの浸食防止を目的とした緑化、公園や庭園などの修景を目的とした緑地帯、公園内や河川敷の娯楽用の芝生広場、ゴルフ場のラフやフェアウェイなどのスポーツターフとしてなど様々な場面で多用されています。
・冬期は休眠して地上部は枯れ、春にまた新芽を出します。
・若草山(奈良)や金華山(宮城)では、シカとノシバの共生が有名であり、シカによる採食に耐性を有します。 （詳細を見る）