株式会社森環境技術研究所
最終更新日:2024-07-16 17:35:40.0
泥土リサイクル技術ボンテラン工法 パンフレット2024年5月改訂
基本情報泥土リサイクル技術ボンテラン工法 パンフレット
『泥土』を高機能性地盤材料として再資源化!ため池で発生した高含水泥土を路体や堤体等の盛土材に再資源化する工法です。
従来、盛土としての利用が不適とされてきた泥土に、繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」と固化材を添加・混合することにより、乾湿繰返しに強い、地震に強い、凍結融解に強いなどの特徴を有した高機能地盤材料として、これらを積極的に再資源化する工法です。
【特長】
●乾湿繰返しに強く、乾燥・水浸を繰返しても高い耐久性
●地震に強く、東日本大震災で効果を実証
●凍結融解に強く、凍結融解が繰返される環境でも高い耐久性
●侵食に強く、セメント安定処理土の24倍もの耐侵食性
●施工が簡単、ピット・バックホウ・ドライブミキシングで簡単に施工可能
【外部評価】
● 平成19年(財)国土技術研究センターより「国土技術開発賞」を受賞
● 平成20年第6回産学官連携功労者表彰において「国土交通大臣賞受賞」を受賞
● 平成27年第6回ものづくり日本大賞において「経済産業大臣賞」を受賞
● 令和3年土木学会編集委員会公募「土木技術十二選」に選定 他
泥土リサイクル技術ボンテラン工法
<技術の概要>
ボンテラン工法は、従来盛土としての使用が不適とされ、ため池に堆積した底泥土、あるいは堤体掘削土を原材料として、高機能地盤材料に再資源化して堤体の改修・補強を行う技術です。
<開発の趣旨・目的>
ため池堤体の改修には強度や遮水性に優れた良質土が必要となりますが、ため池周辺で良質土の入手が困難となっています。一方、このようなため池には底泥土が厚く堆積し、貯水容量の減少や水質の悪化など、ため池機能の阻害や低下の原因になっています。底泥土は粘土・シルト分を多く含み、一般的に含水比が高いため、捨土するにも容易ではなく環境面や経済性の観点からこれを積極的に地盤材料に再資源化する技術が望まれていました。
そこで、ため池底泥土に繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」と固化材を投入・攪拌することにより、優れた強度特性、高耐震性および高耐久性等の機能を付加したボンテラン工法を開発しました。
震災以前に本工法により施工した堤防盛土およびため池築堤土すべてにおいて震災被害は無く、平成23年度建設技術フォーラムで「東日本大震災で効果のあった技術」として応募総数165技術の中から6技術の一つに選定されました。 (詳細を見る)
【資料】泥土リサイクル技術「ボンテラン工法」~動画集~
当資料では、泥土リサイクル技術「ボンテラン工法」に
関する動画リンクをご紹介しております。
「芳賀池地区造成工事」をはじめ「綾瀬川掘削工事」や「芋川河道閉塞緊急対策工事」など多数掲載。
ご用命の際は、お気軽にご相談ください。
【掲載内容】
■芳賀池地区造成工事
■綾瀬川掘削工事
■芋川河道閉塞緊急対策工事
■気仙沼市における津波堆積物の処理・再資源化に関する試験施工
■大船渡市綾里地区における津波堆積物の処理・再資源化に関する試験施工
■仙台市若林区藤塚における津波堆積物の処理・再資源化に関する試験施工
■乾湿繰返し実験
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 泥土リサイクル技術ボンテラン工法 パンフレット
泥土リサイクル技術ボンテラン工法 パンフレットへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。