十津川郷土（さと）の家ネットワーク

■パッシブハウスとは、ドイツの民間研究機関「パッシブハウス研究所」が定める省エネ基準を満たした建築物。
（1）建物の躯体性能を示す、床1平方米当たりの年間「冷暖房負荷」
（2）給湯、照明等を含めた、床1平力米当たりの年間総エネルギー消費量
（3）家の気密性能
これら3項目を満たす必要があり　それらは欧州連合（EU）各国の義務基準を更に上回る値である。
日射を上手く利用しながら家の断熱・気密性能を高めたうえで、効率の良い設備機器や再生PJ能エネルギーを利用し、
エネルギー需要を大幅に削減する。
パッシブハウスの最大の特徴である高い躯体性能は、その断熱構造や高性能サッシの採用、および日射の有効利用に
ある。四季を通じた太陽光との上手な付き合い方と、通風計画、そして、取り入れたエネルギーをいかに逃さず利用
するかがパッシブハウスの鍵と言える。
冷囁房期には、室内から排気される汚れた空気からエネルギーのみを回収し、室内に取り込む新鮮な外気の温度調節
をすることも、パッシブハウス設計の手法の一つである。

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