株式会社アクタライズ ドローン搭載型電磁超音波厚さ計『DroneMAT』
- 最終更新日:2024-02-23 19:37:05.0
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『DroneMAT』は、産業用ドローン向けに設計された電磁超音波厚さ計(EMAT)です。
ドローンから超音波厚さ測定をより効率的、信頼性、安全性の高い方法で行うことが可能。
モジュール式で軽量設計のため、様々な産業用ドローンを空中UTドローンに変換でき、用途と活用の幅が広がります。
また、接触媒質(カプラント)が不要で、トランスデューサーを測定面に充てるだけで正確な測定が可能です。
EMATデバイスは市販の産業用ドローンに搭載可能ですが、標準取付金具はDJI Matrice300 RTKです。
DJI M300があればすぐに取り付け可能です。
ドローン経験が浅い方でも測定操作習得15分程度でマスターできます。
EMAT技術で測定が容易であり、専用アプリもシンプルに作られているため、すぐに習得できます。
【特長】
■様々な産業用UAVに対応
■カプラント不要
■表面の錆や塗膜除去不要
■凹凸面の上からも測定可能
■表面の後処理も不要
■探触子傾斜角度25度まで測定可能
※販売・レンタル・調査サービス可能です。詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報ドローン搭載型電磁超音波厚さ計『DroneMAT』
【測定仕様】
■測定範囲:2‒60mm
■測定精度:±0.08mm
■分解能:0.04mm
■測定可能最大塗膜厚さ:3mm
■検査可能最小径:20mm
■音速範囲:1000‒9999m/s
■音速設定最小単位:1m/s
■周波数:3‒5MHz
■測定可能センサー最大傾斜角度:25°
■測定可能最小曲率半径:10mm
■波形表示機能(A-Scan):あり
■2.4GHz無線通信モジュール(技術基準適合証明取得済み)
※詳しくお気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報 |
販売・レンタル・測定サービス、いずれにも対応しているため、都度ご相談ください。 ドローンをお持ちでない場合、ドローン本体(DJI M300)のレンタルも可能です。 レンタル・測定サービスは日数等によりますので、お気軽にお問合せ下さい。 |
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納期 |
お問い合わせください
※在庫状況により大きく変動します。 |
型番・ブランド名 | DroneMAT |
用途/実績例 | 鋼製プレート構造物に対応。 ・タンク ・鉄塔 ・橋梁(鋼橋) ・パイプライン ・その他、鋼構造物 DJI M300であれば、ペイロードと電源を考慮して概ね40分のフライトが可能です。 1分あたり2~3ポイントのデータ取得が可能。 1フライト80~120ポイントの測定ができます。 ※詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。 |
詳細情報ドローン搭載型電磁超音波厚さ計『DroneMAT』
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タンクの板厚測定風景
現在200m程度までの無線距離を確認。
直線距離で概ね500m程度まで通信できると考えられています。(状況等による)
高所作業をドローンで行うことで、
・足場などの大幅コストダウン
・作業時間/計画工程の時間的コストが大幅ダウン
・作業者の安全管理(危険リスクを回避)
大きなコストダウンとリスク回避が見込まれます。
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DroneMATを取り付けたDJI M300
取り付けは上部・下部ジンバルを取外し、そのネジ穴にEMATデバイスを取り付けるだけ。
10分程度で取り付け~電源ONまでの簡単作業。
取り付けたらすぐにフライト測定可能です。
1分で2~3ポイントのデータが取得可能。
経験の浅いパイロットでも10分程度でマスターできます。
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板厚の測定値はA-Scanの波形とともに無線でリアルタイム表示。
ドローンに搭載したEMATデバイスから直接Androidタブレットへデータが転送されます。
測定の操作は、【ON】【SAVE】【OFF】の3つだけで、測定~データ保存まで完了。
最後に【OFF】を押して次の測定ポイントまでドローンを移動させるだけ。
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測定中のDroneMATと、ドローンに搭載されているカメラからの映像、リアルタイム測定画面。
ピンポイントで探触子を当てることも可能。
A-Scanの波形もすぐに安定。探触子が永久磁石でできているため、対象物に密着し測定が安定化。
ドローンの振動、風の影響でも探触子が安定して接触します。
通常のUTでは数値がパラパラ動いてしまいがちですが、EMAT技術を採用しているDroneMATではそのようなことはありません。
(対象母材が強磁性体の場合のみ)
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円柱状のものでも、塗膜があっても、表面が凹凸が酷くても安定した測定値を表示。
磁石の力で母材に貼り付いているため、振動があっても測定値が安定します。
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DroneMATのメイン部材一式です。
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DroneMATのイメージ図です。
通信距離は現在確認しているだけで200m。
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EMAT技術の概略図。
磁石の力で非接触で母材を振動させるため、カプラント不要。
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デバイス仕様を満たしているドローンであれば、金具を特注するだけで装着可能です。
飛行の安定性からDJI Matrice300 RTKをお勧めしております。
カタログドローン搭載型電磁超音波厚さ計『DroneMAT』
取扱企業ドローン搭載型電磁超音波厚さ計『DroneMAT』
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■先進非破壊検査機器の販売・レンタル・構造物調査サービス ・鉄筋腐食探知器iCOR(カナダ Inspecterra社 日本正規代理店) ・ドローン搭載型電磁超音波厚さ計DroneMAT(フランス・ルーマニア SimpleOilField社日本正規代理店) ・PVCロケーターAMLシリーズ/金属探知機ML-1M(アメリカ SubSurfece Instruments社 日本正規代理店) 販売・レンタル ・鉄筋鋼板腐食検知器iCAMMの販売・レンタル ・DroneMATの販売・レンタル(ドローン本体もレンタル可) ・AMLシリーズの販売(レンタル不可・調査業務をご利用ください。) ・ML-1Mの販売・レンタル ・その他非破壊検査業務・製品の販売 調査業務 ・地中探査業務(電磁波レーダ・AMLシリーズを併用し、管路だけでなく管径まで検出する技術あり) ・配筋探査業務(電磁波レーダの波形読み取り技術は自信あり) ・ドローンによる腐食調査(DroneMATを用いた高所の板厚測定) ・鉄筋/鋼板腐食調査業務(iCAMMを使用した完全非破壊検査で鉄筋腐食量までを調査します)
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