株式会社アイ・エス・ピー インフラ維持点検支援システム「MEMOREAD」
- 最終更新日:2023-11-30 14:53:02.0
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MEMOREADは、インフラ構造物の点検・現地調査の効率化、第三者被害抑制対策に寄与するインフラ維持点検支援システムとして開発されました。点群から3D面モデル化技術を活用し、その差分量からグラデーションで可視化することにより、構造物の経年変化として現れるコンクリートのうきや剥落、補修跡などを発見し、現地調査の工程短縮や点検者の負担軽減につながることが期待されています。事前に損傷個所を把握することで、点検者の負担軽減や省力化、損傷個所の調査漏れを防ぐことで第三者被害対策にも一役買う技術です。実際に橋梁点検で行った実験によると、従来の点検方法に比べて38%の時間短縮が実現しました。更に、同解析システムは、差分解析した結果から短時間で損傷図作成を可能にしました。この技術は点群に直接トレースするもので、現地での手書きのスケッチ作成手間を省略し、内業での図面起こしの時間短縮に効果を発揮する技術です。今まで人や会社によって損傷図の精度がバラバラであった点を、作成技術の向上と精巧な損傷図の作成により過去と現在のデータ比較が可能としました。点群という新点検技術を実現するためのソフトです。
基本情報インフラ維持点検支援システム「MEMOREAD」
点群データの取得のため、地上型レーザスキャナなどにより計測したデータを使って、構造物表面の凹凸をグラデーション化するシステムです。点群データから3DのTIN(面)モデルを作成し、微細な表面変状をシステムが読み取るというシンプルな手法です。目視でも確認が難しいうきやはらみなどの施工不良個所をはじめ、剥落、鉄筋露出やジャンカ、曲げ、反り、析出物、膨張や沈下などの欠損部を3Dで表示確認できる点が点群データの良さです。点に座標情報があることから深さ、距離、間隔、面積、補修量計算など補修設計に必要な情報取得も可能としています。解析結果を活用して現場でうき探しをする時間を短縮化し、損傷図作成用の現場スケッチも省力化とWの効果が期待されます。なお、同ソフトの仕様は、点群から3DのTINモデル作成の機能に加え、2D図面からの3D化、トンネルの3D化、オーバーハング等の3Dモデリング機能、ノイズ処理、各種計算機能、断面図作成など他にも多彩な機能が搭載されています。
価格情報 | 販売価格:70万円~(税別) ※お問い合わせください。 |
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価格帯 | 50万円 ~ 100万円 |
納期 |
お問い合わせください
※数量によって納期が変動します。お気軽にお問い合わせ願います。 |
型番・ブランド名 | MEMOREAD(メモリード) |
用途/実績例 | ・インフラ構造物の表面変状、損傷部の可視化 ・うき、剥落、陥没、膨張、沈下、ジャンカ、曲げ、はらみ、析出物、段差、ズレ、コールドジョイント、打設施工高さの確認、倒れなどの検証 ・コンクリート補強工事の巻き立て施工厚さの検証 ・施工吹付厚さの出来栄え検証 ・のり面などの地形変化の可視化 ・トンネル覆工コンクリートの厚さ検証 ・補修工事跡の追跡調査(はがれ、割れ、うき) ・建物壁面の検証(うき、剥離、剥落、ズレ) ・損傷図の作成 |
詳細情報インフラ維持点検支援システム「MEMOREAD」
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差分解析結果(橋梁床版)
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差分解析(橋梁床版下面)
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差分解析(函渠壁面)
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差分解析(函渠全体)
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差分解析(橋梁)
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差分解析(橋梁下部工)
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差分解析(吹付厚さ検証)
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損傷図作成
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差分解析(トンネル覆工コンクリート)
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