株式会社オプトロンサイエンス プラスチック光ファイバ(マルチコアPOFファイバ)
- 最終更新日:2023-04-11 16:49:52.0
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■マルチコアPOFはコアを複数化することにより、ファイバを曲げた時の光伝送ロスを限りなく小さくする事が可能です。
・伝送損失 (導光損失)
プラスチック光ファイバの光透過特性は、光の波長によって異なってきます。
・耐候性
旭化成(株)製のプラスチック光ファイバ(POF)は候性に優れた P-MMA 樹脂が主成分ですので長期間経過しても初期性能が劣化することがほとんどありませんが、長時間紫外線の照射を受けるような場合、黄変色等の変化が生じることがありますのでご注意ください。
・屈曲性
電線等と比較しても屈曲による破断強度が優れていますが、極端な屈曲部では光の伝送損失が発生します。各グレードの許容曲げ半径以内でご使用下さい。 極端な曲げを有する配線には、曲げても光量の低下の無い旭化成(株)「マルチコア POF」 のご使用をお勧めいたします。
・耐薬品性
一般的に有機溶剤の影響を受けて光透過率の低下もしくは機械強度の低下を引き起こすことがありますのでご注意ください。 なお、接着剤のご使用につきましては常温硬化二液混合タイプのエポキシ系接着剤をお勧めいたします。
基本情報プラスチック光ファイバ(マルチコアPOFファイバ)
〈取り扱い上の注意〉
・用途制限
食品に接触する用途や、カテーテル、内視鏡等、人体内で直接接触する用途には使用しないで下さい。医療用途にご使用の場合には、必ず事前に(株)オプトロンサイエンス担当者までご相談ください。製造メーカーと協議の上適切に判断致します。
プラスチック光ファイバ(POF)は樹脂でできており、過度の加重に耐える設計にはなっておりません。POF がシステムや機器の中で重要な役割を負っている時は、使用環境(温度、湿度、周辺の溶剤、光源等)の管理や、バックアップをとる等のシステム設計上の配慮をして下さい。
・高温加熱注意
プラスチック光ファイバ(POF)は樹脂でできており、100 ℃ を越えると軟化し、200 ℃ を超えると樹脂の一部が分解を始め、可燃性のガスを発生し、さらに高温になると発火する危険性があります。特に光源として使用するランプについては、POF の性能上、POF の温度が 80 ℃ を越えないように、ご配慮をお願い致します。
・保管上の注意
プラスチック光ファイバの性能を劣化させない為、直射日光の当たらない、または雨や水漏れ、過度の湿度のない屋内に保管して下さい。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 旭化成 |
用途/実績例 | ■信号伝送用 ■センサ用 |
取扱企業プラスチック光ファイバ(マルチコアPOFファイバ)
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