平成20年産学官連携功労者表彰において「国土交通大臣賞」受賞
『ボンテラン工法』は、従来盛土としての使用が不適とされてきた泥土に、繊維質系泥土改良材「ボンファイバー」と固化材を投入・撹拌することにより、取扱い性の向上(ハンドリング)・高耐久性および地震対策等の機能を付加して、これらを積極的に地盤材料に再資源化する工法です。
建設の際に出た汚泥を、そのまま捨てるのではなく、優れた土に改良して、再利用しようという自然に優しい工法です。
ボンテラン改良土を用いた土木構造物が東日本大震災では被害が確認されず、地震対策用地盤材料としての有効性が実証されました。
【特徴】
○従来工法と比べて大幅なコスト削減が可能
○高耐久性改良土して再利用
○迅速な災害復旧に貢献
○NETIS登録 登録番号 TH-020042-V
○産学官連携共同研究成果
→東北大学大学院環境科学研究科 高橋弘教授
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基本情報泥土リサイクル技術『ボンテラン工法』
【ボンファイバーの長期安定性について】
○生分解性試験結果
→pH9.5以上の高アルカリ環境では分解しないことを確認
○人工降雨試験と酸性雨模擬試験実施結果
→約50年相当の降雨および約160年相当の酸性雨に暴露されても
改良土内部は高アルカリ環境を保つことを確認
○第三者機関による現地確認結果
→ボンテラン改良土内部は、長期間高アルカリ環境を保持するため、
ボンファイバーは分解しないことが明らかになった
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