文化施設に収蔵されている収蔵品の数々は、実に多種多様です。その保存に際しては、それぞれの大きさや形状に適した設備が必要です。長年の経験と知識を活かし、金剛の考える収蔵棚をご提案します。
■収蔵棚
収蔵棚は収蔵資料に最も近い距離にあるため、5つの安全品質項目を管理しています。
最適な保存環境を提供するために収蔵棚を大きく3つに分類し、特長に合わせた提案を行います。
【安全品質項目】
1.構造面で問題がないこと
2.アウトガス(文化財汚染ガス)の発生が極力少ないこと
3.虫菌害のない材料であること
4.日常管理(メンテナンス)がしやすい構造であること
5.空気の流れを阻害したり、周囲の環境に影響を与えないこと
【分類】
スチール製:剛性、低価格、アウトガスの発生が少ない、温度を伝えやすい
木製:柔性、伝統、アウトガスの発生が多い、虫菌害
→スチール製+木製
■絵画ラック
貴重な絵画類の収納には、移動棚タイプと吊り下げタイプの2つの収納方式で集密保管を実現します。
●その他の機能や詳細については、お問合せください。
基本情報【博物館・美術館向け】絵画ラック・収蔵棚
【スチール棚の特長】
■ノンアウトガスの粉体塗装(標準色:ホワイト)
粉体塗装は有機溶剤を使用しないため、収蔵資料にも安全です。
※当社では基本的に粉体塗装としていますが、一部の部品等でその他の塗料を使用しています
■ボルトレス構造
中量棚BLシリーズをベースとした一般収納棚はボルトレス構造を標準としています。特殊噛み合い方式により高い安全性があります。
■足高仕様
IPM(総合的有害生物管理)の手法を取り入れ、棚下部の最も埃が溜まり易い場所での清掃を考慮し、業界で初めて足高仕様を標準化。
■ロングベース仕様
棚下部の埃溜まり、空気の滞流を防ぐため棚側面のロングベースに切欠きを設けています。
【絵画ラックの特徴】
絵画類を立てたままで保管でき、省スペース収納を発揮します。
■タイプ
天井レール式絵画ラック
床レール式絵画ラック
壁面絵画ラック
●その他の収納物の専用棚についてはお問合せください。
屏風、版画・ポスター・写真、陶磁器、染織、彫刻、書籍・典籍・軸物、漆工芸、金工品、民俗資料、考古資料、標本等
価格情報 | - |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【用途】 文化施設など |
カタログ【博物館・美術館向け】絵画ラック・収蔵棚
取扱企業【博物館・美術館向け】絵画ラック・収蔵棚
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