アスベスト除去をより安全かつ効率的に。薬品&高圧ミストの新工法

掲載開始日:2018-03-05 00:00:00.0

アスベスト除去をより安全かつ効率的に。薬品&高圧ミストの新工法

今もなお多くの建物に残るアスベスト。健康被害を引き起こす危険な物質の除去は手作業で行われており、作業基準を守っていても安全とは言えません。アスベスト対策を手掛けるJPカンファレンスでは、除去作業の安全性と効率の向上に貢献する新工法を考案。大手工作機械メーカーと共同で新装置を開発したという同工法について話を聞きました。

今回紹介する技術と製品

アスベスト飛散抑止剤と超高圧ジェットミスト装置による
新除去工法

JPカンファレンスの「JP-2000」はアスベストに噴霧することで、剥がれやすくする薬剤です。同社では、「JP-2000」を噴霧後、超高圧ジェットミストガンで効率的にアスベストを取り除く新工法を提案。より少人数で安全かつ効率的なアスベスト除去作業を実現します。

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アスベスト除去は課題が山積。効率が上がらない手作業、人手不足など

代表取締役 羽根田 晃 氏

代表取締役 羽根田 晃 氏

アスベストは非常に細かい繊維で構成されており、飛散したアスベストを吸い込むと、その中の針状の結晶が肺に刺さり肺がんや中皮腫などの重大な健康被害を引き起こします。

現在では使用が禁止されていますが、アスベストが使われた建物は今も多く残っています。除去は手作業で行われており、決して安全とは言えません。特に、天井に近い部分は常に上を向いて作業を行うため飛散したアスベストが顔に落ちてきます。さらに、飛散物が室内に充満するため視界が悪く、効率的な作業ができません。

現場の人手不足も課題です。需要に対してアスベスト除去業者の数が少なく、計画通りに除去作業を行うことができないケースがあります。また、作業自体も危険なため、効率的に進めるには経験が求められますが、熟練者が不足しているのが現状です。

さらに、除去作業を行うには、アスベストの飛散防止のための作業基準を守る必要があるほか、自治体への届出、労働安全衛生法や産業廃棄物処理法の遵守などが必要です。作業員の命に係わるだけにこの部分で妥協は許されませんが、作業環境の悪さや人手不足と相まって、アスベストの除去がなかなか進まない原因となっています。

超高圧ミストで一気に仕上げ状態に。
少人数でも安全かつスピーディな除去を実現

超高圧ミストによる除去工法

当社では約4年前からアスベスト対策に取り組んでおり、化学反応によってアスベストの針状結晶のみを溶かす薬剤「JP-010」や、飛散抑止剤「JP-2000」、飛散防止剤「JP-3000」の開発に成功しています。今回ご紹介するのは、より安全かつ効率的なアスベスト除去を実現する新工法です。

新工法では、アスベスト飛散防止剤「JP-2000」を噴霧した後に、超高圧ミスト装置で一気にアスベストを除去します。「JP-2000」は吹付けアスベストを“より剥離しやすくする”ことに重点を置いた薬剤で、剥がしたアスベストは吸引装置を使って撤去・圧縮できるので、アスベストの飛散を抑えることが可能です。

超高圧ミスト装置は大手工作機械メーカーと共同で新しく開発したもので、150MPaの超高圧ミストをハイロータリーガン2台で射出してアスベストをスピーディに取り除くことが可能です。従来はケレンやワイヤーブラシで除去して、そのあとに掃除・仕上げを行っていましたが、本工法ではミストによる除去だけで仕上げ状態になり、はるかに効率的です。従来の工法では20人がかりだった作業量を3人で行えるため人件費の削減につながります。

さらに、上から落下するアスベストが作業員の顔にかかることもなく、飛散物がミストに付着して落ちるため視界も悪くなりません。すでに試験的に導入した現場の作業員からは「もう手作業はできない」と安全性・作業性を高く評価いただいています。

ミストにはアルコール成分が含まれており、除去したアスベストがすぐに乾くため廃棄コストの低減も可能です。また、高圧洗浄機に比べると使う水の量が少ないため、廃棄物の体積が抑えられることも廃棄コストの削減につながります。

2018年5月より装置のリースを開始。
専任スタッフの常駐で高稼働率を保証。技術指導も提供

JP工法 JP-2000ジェットミストガン工法 構成イメージ

当社では今後、超高圧ミスト装置のリースという形で新工法を提供していく予定です。装置のリースに加えて当社のスタッフが専任で現場に常駐し、装置のメンテナンスや工程管理、作業補助などを行います。

装置はシンプルな構成で信頼性が高いものですが、万が一故障すると現場作業が止まってしまい、工期に遅れが生じてしまいます。当社のスタッフが現場にいれば、すぐに修理できるので速やかに作業が再開できるというわけです。さらに、現場の作業員に対する技術指導も提供し、現場経験が少なくても効率的な作業ができるようサポートしていきます。

リースの提供開始は2018年5月以降となる見込みで、このリース事業を通じてアスベスト除去でお困りの方々に薬品や装置、技術を提供し、作業の安全性向上やコスト削減に一層貢献できるものと考えています。

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取扱会社

株式会社JPカンファレンス

【取扱製品】 ■アスベスト処理の最先端技術 ■環境浄化設定剤 FOS ■放射線遮蔽 Ceramicsクリート ■FSSS水素発生セラミックス ■海上コンテナ10ft JP-COT1 ■低レベル放射線遮蔽保管容器 JP-D1 ■遮蔽パネル 保管場所・運転者保護用 JP-DR201

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