Nortekジャパン合同会社 Eco (エコ) ハンディサイズADCP
- 最終更新日:2023-08-04 16:31:16.0
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流向流速センサーを扱う際に煩雑となる機構を削減し、可能な限り少ない手順で測定を行えるよう、デザイン・機能を刷新しました。
Nortek初、クラウド上でデータ品質確認・処理を実行します(専用解析ソフトウェアが不要に)。
日本語に対応済み。
[簡単操作]
3つの水深を自動設定し、水位変化に追従しつつ測定を継続。ユーザーは測定水深を指定する必要がありません。
[ケーブル不要]
非接触通信(Ecoおよび切り離し装置の設定)
※スマホまたはPCに内蔵のBluetooth通信機能を使用
[電池交換作業不要]
非接触充電による内蔵充電池使用
[簡単な設定]
インターネット上のWebページまたはスマホアプリから設定
(iPhone、Android対応アプリ配布中:Nortek Eco,
Webページは「関連リンク」より)
[機能等]
低水深対応:機器上30cmから測定
測定地点数(水深、層数):3
GNSS搭載
動作確認用マルチカラーLED搭載
※上向き設置のみ。
※出力データは3つの水深における水平流速(東西南北)になりますが、測定は三次元流速です。
基本情報Eco (エコ) ハンディサイズADCP
Eco本体仕様:
重量:気中 約1 kg、水中 280g
直径:8.5cm
高さ:13 cm
構成品:
1)超音波式流向流速プロファイラーADCP:Eco本体
2)機械式タイマー切り離し装置:Ecoリリース
3)ADCP用浮体
4)切り離し装置用浮体
5)浮体接続用ロープ
6)水底設置用三脚
※ご使用方法により、浮体(3、4、5)または三脚(6)からご選択ください(両方も可)。
浮体式特徴:
[簡単な設置および回収]
錘を取り付け、ボートから水中へ投入するだけで設置完了。切り離し装置に設定された時間が到来後、ADCP用浮体が水面に浮上。水中に残っている切り離し装置およびその浮体を船上へ揚収して回収完了です。
[欠点]
水底から浮体が1~2mほど浮かびあがる設置方法になるため、水底直近の流れを取得する場合には三脚式が有効です。
三脚式特徴:
[水底付近の流れも取得可能]
高さが低い構成のため、水底付近の流れまで取得可能です。
[欠点]
ダイバー等による水底への設置作業が必要です。
未紹介機能多数のため、カタログもしくは製品ページをご覧ください。
価格帯 | 50万円 ~ 100万円 |
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納期 |
お問い合わせください
※約 2-3週間前後 |
用途/実績例 | 水深30m程度までの水域における流向流速測定に好適です。 ハンディサイズの本体および切り離し装置と、標準にて付属する同じくコンパクトな水中設置用部品により、測定する場所の選択肢が広がります。 従来の流向流速計では設置することが難しかった水域における測定を可能にします。 また、簡易的な流況調査や流況シミュレーションの確認用現場データの取得など、さまざまな場所での活用が期待されます。 高度な専用処理ソフトウェアが不要となり、どなたでも測定後すぐにWeb上でデータをグラフ化して確認することが可能です。 また、Web上にて日本語での測定データの概略についてグラフ入りの報告書(レポート)を自動作成することも可能です。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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Eco 浮体切離し装置セット | Eco本体、切離し装置、浮体2個、浮体間のロープのセット |
Eco トライポッドセット | Eco本体、水底設置用三脚(トライポッド)のセット |
詳細情報Eco (エコ) ハンディサイズADCP
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Eco 切離し装置浮体セットの構成図(水中設置時)。
切離し装置浮体から下のロープおよびアンカー等の錘は含まれません。
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測定地点(測定層)の模式図。潮汐等の水位変動に対し自動で追従し、測定位置を自動設定して測定を継続します。
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Ecoおよび切離し装置の外観
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Eco用三脚(トライポッド)。水底直近の流速を測定する場合には、浮体の代わりにこちらを選択ください。
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Ecoの測定中画像。上側の浮体にEco、下側の浮体に切離し装置(およびロープ)が搭載されており、タイマー設定された切り離し時間が到達すると、上側の浮体が下側の浮体から切り離され、下側浮体へと繋がるロープと共に水面に浮上します。
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Eco(右ポケット)と切離し装置(左ポケット)、浮体(腕)を持って測定に向かう風景。
カタログEco (エコ) ハンディサイズADCP
取扱企業Eco (エコ) ハンディサイズADCP
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