VMC Motion Technologies株式会社 【協調ロボットの安全評価】動力学シミュレータでコスト削減!
- 最終更新日:2020-10-19 12:43:46.0
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協調ロボットや搬送機(AGV)など人の動線の中で作業する機械を製造ラインに実装する前に、適切な安全評価を実施することが求められます。
その安全評価には実際のロボットを使い、さまざまなケースを再現する必要があり、多大なコストと時間がかかりますが、これをコンピュータ上で行うことで、コスト・工数を大幅に削減できます。
従来のコンピュータ・シミュレーション技術に、物理演算エンジンと呼ばれる力学的挙動を計算するモジュールを組み合わせることによって、衝突や接触の衝撃力を、コンピュータ上で事前にシミュレーションすることができます。
さらにこれを、ロボット、機械業界で高い評価を受けるプロフェッショナルユースの物理演算エンジン「AGX Dynamics」を使うことによって、より「正確」かつ「高速」に行うことができます。
このとき、ロボットのCADやロボットコントローラーなどユーザーが持つ情報をカスタムに連成させることも可能で、より実際の現場環境に近いシミュレーション環境を再現し、より正確な安全評価を実施することができます。
基本情報【協調ロボットの安全評価】動力学シミュレータでコスト削減!
汎用ソフトウェアの提供ではなく、ユーザーそれぞれのカスタムのシミュレータを構築するためのツールやシステム構築全般の技術コンサルティング、必要に応じてシステム開発の受託も行っています。
開発はUnityなどのゲームエンジンや、Python、C++などプログラミング言語を使って行います。
ユーザーの既存のシステム、ソフトウェアへの実装も可能で、この場合には物理エンジン「AGX Dynamics」のライブラリ使用ライセンスを提供します。(必要に応じて技術コンサルティング、実装受託を行います)
ユーザーの目的、リソースに応じて柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。
価格情報 |
使用モジュールやライセンス体系により異なります。 詳しくはお問い合わせください。 |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | AGX Dynamics |
用途/実績例 | 日本、欧州を中心に以下の業界、用途で活用事例があります。 【業界】 産業用ロボットメーカー 建設・土木機械メーカー 大型機械メーカー 自動車メーカー 電機メーカー ゼネコン 研究機関 大学 |
詳細情報【協調ロボットの安全評価】動力学シミュレータでコスト削減!
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ホイールローダーと、テレイン(軟弱地面)、土砂掘削のシミュレーションです。
建機・重機設計、制御検証など高い精度を求められる用途から、トレーニングシミュレータ目的のリアルタイム性重視の高速なシミュレーションにも対応しています。
最近では施工自動化に向けたさまざまな開発に活用されることが期待されています。
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ロボットによる剛体把持のシミュレーションを行っています。
一般的に安定したシミュレーションが難しい把持状態の継続も拘束条件の最適化で安定して取り扱うことが可能です。
また、接触点における反力の取得や、ロボット各軸のトルクなど、シミュレーション内でさまざまなパラメータの取得が可能で、ティーチングレスや人工知能との連携での活用が期待される用途となっています。
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ケーブルのシミュレーションです。
AGX Dynamicsは剛体の拘束シミュレーションを取り扱っていますので、基本的に柔軟物の取り扱いはできません。
このケーブルシミュレーションでは、多くの小さな剛体を拘束でつなげることによってケーブルを表現し、その拘束に減衰や弾性のパラメータを設定することでシミュレーションを実施したいケーブルの挙動を再現させます。
また、このシミュレーションでは拘束は6自由度を持っており、移動だけでなく回転も見ています。そのためねじり現象まで再現することが可能です。
6自由度を持つ拘束で剛体を連続でつないでもシミュレーションが発散しないところにAGX Dynamicsの物理エンジンとしての優位性があり、これを実現する直接法ソルバが技術的に優れている点になります。
これはケーブルだけでなく、例えば産業用ロボットや建設機械のような各剛体がスティッフに連結されている機構のシミュレーションでも精度、パフォーマンスで優位性を示します。
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