独自のフライングスポット法によるレーザ画像計測システム
トンネル表面のひび割れ・変状調査は、従来、近接目視点検及び打音検査により行っています。
トンネル内の片側全面の交通規制をして作業を行うため、長距離であるほど労力がかかりコスト高となってしまうのが現状です。
『トンネル覆工表面レーザ計測システム』は、レーザ光線をトンネル壁面に走査・走行することにより、壁面のひび割れ・変状を迅速かつ高精度に計測し、定量的に評価できます。
一般道、高速道路から鉄道、地下鉄等の計測に活躍しています。
【レーザ計測車(トンネルキャッチャー)主仕様】
○ベース車両:4t車(道路維持作業用自動車)全長6.9×全幅2.2×全高3.2m
○計測速度:60km/h(最高)
○計測準備時間:0分(トンネル外で実施)
○データ記録速度:30MB/sec
○特長:昼夜計測可能
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基本情報レーザ計測システム『トンネル覆工表面レーザ計測システム』
【メリットと効果】
○昼夜を問わず側壁部から天頂部を60km/hで連続計測が可能
→点検作業に交通規制が不要で現場作業工程やコストの縮減
→道路利用者への交通規制による渋滞等の解消
○変状データの定量化
→変状抽出、健全度評価精度の向上
→経年による変状進行状況の定量的評価
→補修前の変状の詳細調査
→近接施工による影響の定量的評価
→劣化予測により最適な補修工の選定によるライフサイクルコストの最小化
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