ビースターは、セメント改良や石灰改良の際に併用する無機系の土質改良剤です。
ビースター工法は、従来のセメント改良工法や石灰改良工法の欠点を改善した、他に類を見ない特徴を持った土質改良工法です。
ビースター改良土は、セメント改良では困難な緑化の導入が図れます。
シルトや粘性土をはじめ、有機質を多く含む軟弱地盤でも、ビースター工法は安定した土壌や固化地盤に改良するため、土の再利用が図れます。
法面保護工や崩壊法面の修復工事において、現場発生土が使用できます。
改良土は水中でも再泥化しませんので、河川の護岸にも使用可能です。
【特徴】
○土の色を残し緑化の導入が図れ、景観性に優れている
○現場発生土が使用でき、土の置き換えや骨材の搬入が不要
○残土の発生を抑え、処理作業が軽減
○施工後の養生期間も短く、作業工程、工期が短縮出来る
○土壌に含まれる有害物を溶出させない
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基本情報無機系土質改良剤 ビースター
【特徴】
○セメント改良工法に比べてアルカリ分の溶出が極めて少なく、
周辺環境への二次公害を起こさない
○土壌に含まれる有害物を溶出させない
→有害物を含む土壌の処理にも使用可能
○土壌粒子を針状結晶で連結固化
→ミクロンオーダーのポーラス土壌になる
→吸着性能を持ち、強い脱臭作用も備える
[ビースター改良土]
○セメント量200kg以下で形成された固化地盤は連続気孔体を有し、
透水性、弾力性に優れる(土1m³あたり)
○改良土は他の土と良くなじみ、剥離を起こしにくくなる
○経年硬化するため長期的に安定した改良土壌が得られる
○従来のソイルセメント工法に比べ圧縮、曲げ、引っ張り強度が高い
○地盤支持力(変形係数、ブリージング係数、一軸圧縮強度)が大きい
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用途/実績例 | 【用途】 ○崩壊法面の復旧と緑化の導入 →表層保護工法(侵食防止・侵食個所の復旧) →崩土法面の復旧工法(表層滑り・円弧滑り) →土留め擁壁工 →自然石の落石防止(根固め・洗掘防止) ○河川護岸の改良・護岸保護・自然環境の復元 →ダム・河川の護岸保護工法(洗掘・吸出し防止) →他自然型河川(土による河川・水路造り・水際緑化) →緑化の安定(流亡しない生育基盤層の構築) →浚渫土の有効利用(ヘドロ・底土の改良、活用) ○土舗装 →林道・農道・管理道路・歩道の簡易舗装 →環境保護地域の遊歩道、駐車場の簡易舗装 →路盤の改良(一般道・軟弱地盤・洗掘防止) →仮設道路・イベント会場・公園の簡易舗装 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。 |
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