建設工事における設計・施工の際に最も一般的に行われている地盤調査です。
一般に単にボーリング調査と呼ばれる地盤調査法は、正式にはボーリング・標準貫入試験と言い、ボーリングBoring(=くりぬくこと)によって掘削した孔を利用して、1mごとに地盤の硬さを測定する標準貫入試験を行なう調査です。
通常は、土のサンプリングと同時に行なわれます。
標準貫入試験によって得られるデータをN値(エヌち)と呼び、地盤の安定性を推定する目安とすることができます。
【特長】
○建設工事における設計・施工の際に最も一般的に行われている地盤調査
○調査地を掘削して土を観察することにより、地層の構成を明らかにする
○原位置における土の硬軟や締まり具合の相対値を知るためにN値を測定
○どんなに深い層でも硬い層でも掘り進むことができる
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基本情報地盤調査サービス「ボーリング標準貫入試験」
【長所】
○多くの国で基準化された試験方法で、結果の評価・対比が容易
○現状の土を採取でき、土の観察が容易(物理的な土質試験に使える)
○N値の利用分野が各種の規準で確立している
○過去データが多数蓄積されている
○支持層確認(N値≧50が5m連続)が可能
【短所】
○広い調査スペース(乗用車2台分以上)を確保する必要がある
○試験時間が長い(場合によっては数日)
○コストが比較的高い
○超軟弱な地盤では、データが荒くなりやすい
○打撃音やモーターの音がする
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