意味のない合成殺虫剤処理
これまで日本では木の家を新築する際、ほとんどの場合、合成殺虫剤による防腐防蟻処理がおこなわれてきました。農薬を由来とする合成殺虫剤は効果が長続きしないことから、数年に一度は再処理が必要となります。しかし、きちんと再処理するには経済的な負担が大きくなるだけでなく、住まい手の健康や生態系など地球環境にとってもリスクがありました。そのため、実際に再処理されている家はごく僅かで、今ある日本の木の家のほとんどは腐れやシロアリに対して無防備な状態にあるのが現実です。
これからの防腐防蟻は「ホウ酸」で
一方で自然素材である「ホウ酸」に防腐防蟻効果があることをご存知でしょうか。農薬に厳しい欧米では、すでにホウ酸処理がスタンダードになっており、日本においてもきちんとした知識と技術があれば、安全・安心なホウ酸で防腐防蟻対策がおこなえます。ホウ酸は、無機物であることから揮発せず、新築時に処理すれば効果が長期にわたって続きます。再処理を必要としないため経済的にも安心です。安全性が高いことから全構造材に処理することができ、拡大しているアメリカカンザイシロアリの被害にも対策できるのが強みです。
日本ボレイトは、自然素材である「ホウ酸」を防腐防蟻剤として使用する「ボロンdeガード」工法を中心に、ホウ酸を用いたさまざまな木材劣化対策商品を提供している会社です。欧米に比べ短命といわれている日本の住宅の長寿命化に貢献し、木の家の資産価値を守るお手伝いをしています。
自然素材である「ホウ酸」を防腐防蟻剤として使用するには、自然素材故の知識や技術が必要です。用法用量を守った確実な施工がおこなわれてはじめてきちんとした効果を長期にわたって持続させることができます。
そのため、木材劣化対策のプロである「ホウ酸施工士」を育成し、ボロンdeガード工法の施工はすべてホウ酸施工士の手でおこなわれます。日本全国にいるホウ酸施工士が木の家づくりをアシストします。
こうした施工体制を構築することで新築では業界最長となる15年保証を実現。また、既存住宅においてもホウ酸を使った「ダスティング処理」を提供するなど、不快害虫対策としても喜ばれています。
そのほか、ホウ酸を配合したシーリング剤である「ボレイトシール」やホウ酸入りパテ「ボレイトフィラー」など、さまざまなホウ酸関連商品も開発し、一般に販売しています。
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