旭化成アドバンス株式会社環境資材事業部
最終更新日:2022-10-18 13:46:48.0
現場施工事例 「ニューマチックケーソン 床埋設速度促進工法提案事例」
基本情報現場施工事例 「ニューマチックケーソン 床埋設速度促進工法提案事例」
現場施工事例 「ニューマチックケーソン 床埋設速度促進工法提案事例」 フリクションカッター施工事例
現場概要:
本現場では一級河川を渡るための橋を構築するために河川内に橋脚基礎を構築する必要がありました。河川内に構築する橋脚基礎構築工法ではニューマチックケーソン工法が採用されました。ニューマチックケーソン工法とはケーソン沈床構造体の下部に空気を送り込みながら機械で地盤掘削を実施し、掘った分だけケーソン沈床構造体の自重で沈める工法です。ケーソン沈床構造体が自重で沈む際に周辺地盤とケーソン沈床表面との摩擦が強いと埋設に時間がかかる場合があります。本現場では埋設する時間を短縮するためにフリクションカッターをケーソン沈床構造体外側へ塗布することを提案いたしました!フリクションカッターを使用することでケーソン沈床構造体外周部と周辺地盤の摩擦力を低減することができます!これによりケーソン沈床構造体重量を軽減することができます!
被覆材、塗布剤「フリクションカッター」
「フリクションカッター」は、特殊ポリマー層の効果で、摩擦力を低減させ、
埋設鋼材(H形鋼・鋼管や鋼矢板・ケーシング)の圧入・引き抜き撤去を
容易にします。
フリクションカッター被覆材と塗布剤は、従来のケーシング工法に比べ
工事・重機の簡素化により作業安全性を向上させ、引き抜き工期の短縮により
撤去費用を低減できます。
また、地盤と地下の仮設構造物とのネガティブフリクション対策にも
応用できます。
【特徴】
○H形鋼などの杭(鋼材)の表面に特殊ポリマー層を形成させて、
セメント水又は地下水との接触により、セメント層(又は地層)と
杭(鋼材)との境界面に含水ゲルを介在させる
○含水ゲル層の働きで杭(鋼材)を引き抜き撤去
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