紅大の国内産在来種のタネ20.4

・近年、生物多様性保全がますます重要視され、緑化工事で用いる植物は国内産在来種や地域性種苗の需要が増えています。
・当社では、多数の国内産在来植物の中から、全国的に緑化工事でご利用いただきやすい植物を選出し、取り扱いの充実に努めております。
・配合設計等の際にぜひ、ご参考ください。
・通常在庫に努めておりますが、採種量に限りがございます。ご利用の際は、採種予約や在庫分の予約確保をおすすめいたします。
・国内産木本類の苗木や種子は比較的活発に流通しております。
・掲載外の植物種や産地についてもどうぞお問い合わせください。
・地域性種苗の取扱いや、「準備工（種子採取、精選作業、保管、品質確認など）」も承ります。どうぞご相談ください。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

・ 日本全土の山野のいたるところに生育する、草丈100～200cmと大型で株状を呈するイネ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また強酸性地でも良好に生育します。
・ 1年目の生育は遅いですが、2年目以降の生育が旺盛で強靭な根茎をもつため、土壌緊縛力に優れます。
・ 秋の七草の1種で、出穂期の光景が美しく古くから広く親しまれています。
・ 茎葉はケイ酸を多く含むため硬く、葉の縁には手を切るほど鋭いトゲ（微鋸歯）が鉤状にあるため、シカなどの野生動物がこれを嫌い、食害回避が期待できます。
・ 現在、中国産ススキの取扱いは停止しております。

〈法面緑化に用いたススキのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の山野のいたるところに生育する、草丈100～200cmと大型で株状を呈するイネ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また強酸性地でも良好に生育します。
・ 1年目の生育は遅いですが、2年目以降の生育が旺盛で強靭な根茎をもつため、土壌緊縛力に優れます。
・ 秋の七草の1種で、出穂期の光景が美しく古くから広く親しまれています。
・ 茎葉はケイ酸を多く含むため硬く、葉の縁には手を切るほど鋭いトゲ（微鋸歯）が鉤状にあるため、シカなどの野生動物がこれを嫌い、食害回避が期待できます。

〈法面緑化に用いたススキのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地に生育する、草丈30 ～80cmのイネ科の多年草です。
・ 初期生育が早く、比較的低い草丈で円形の株を形成します。
・ 和名「力芝」に由来するほど、茎葉が頑丈で引き抜きにくいです。
・ 秋に暗紫色で円柱形のブラシのような花穂を出し、硬くトゲのある毛をもちます。
・ 強靭な茎葉と穂をシカなどの野生動物が嫌い、食害回避が期待できます。
・ 日本産種子の他に、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子 」の取扱いもございます。
・ また、施工性に優れる毛取種子の取扱いもございますが、受注後に毛取加工処理を行いますので、納品までにお時間をいただく場合がございます。

〈法面緑化に用いたチカラシバのシカ不嗜好性に関する資料〉
日本緑化工学会誌2017年43巻1号 p.195-198
技術報告：地域性種苗の播種量の違いが緑化草地における植被に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/43/1/43_195/_article/-char/ja （詳細を見る）

・日本全土の山野や河原の草地などに生育する、草丈30～80cmのイネ科の多年草です。
・初期生育が早く、よく発達した長い地下ほふく茎を有するため、群生して土壌緊縛力に優れます。
・初夏に銀白色で棒状の花穂を出し、海岸や河原などの群生地で風に揺れる愛らしい光景が見られます。

■簡便仕様種子とは
・ チガヤの茎や花軸の破片などの夾雑物がやや混ざった「純度50％以上」に設定した種子商品です。
・ 混在する夾雑物が、風で飛散しやすい種子に対して重しとなるため現場での施工性に優れます。 （詳細を見る）

・全国の山野のいたるところに生育する、草丈50～150cmのキク科の多年草です。
・ 気象条件や土壌条件など環境適応性が高く、生育が早いことから緑化で多用されています。
・ よく発達した地下茎を有し、多数の新芽を出して広がります。
・ 葉の形、茎の毛量、草丈など個体差が大きく、好環境地ではしばしば大型化します。
・ 大型化した個体や花をつけている個体の上部にある葉は、裂片や鋸歯が少なく、一般にイメージするヨモギの葉とは異なる形態を呈します。
・ 当社では日本産種子の他に、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子 」の取扱いもございます。 （詳細を見る）

・ 北海道～九州の山野のいたるところに生育する、草丈50～150cmのタデ科の多年草です。
・ 1年目の生育は遅いですが、強靭な根茎を有し多数の新芽を出して広がるため、土壌緊縛力にも優れます。
・ 耐酸性、耐痩地性に優れ、特に火山地帯などの強酸性地の緑化にも有効です。
・ 当社では日本産種子の他に、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子 」の取扱いもございます。 （詳細を見る）

・ 日本全土の日当たりの良い草地などに生育する、草丈50～100cmのマメ科の多年草です。
・ 痩地、乾燥地に強く、また砂礫地や硬質地でも良好に生育します。
・ 茎や根茎がやや木質化し、深根性で土壌緊縛力に優れます。
・ 初期成長がやや遅く、木本植物との混播に適します。
・ 根粒菌と共生し空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にします。
・ 緑化工事で主に流通しているメドハギ外国産は皮取種子ですが、日本産は基本的に皮付種子の取扱いとなります。 （詳細を見る）

・ 本州～九州の日当たりの良い草地や川の土手などに生育する、樹高50～150cmのマメ科の落葉低木です。（ただし、中国産のコマツナギは1.5～3ｍと大型になります）
・ 痩地、乾燥地に強く、また硬質地でも良好に生育します。
・ 茎は細いですが丈夫で根茎の発達も良く、土壌緊縛力に優れます。
・ 根粒菌と共生し空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にします。
・ 当社では日本産種子の他に、日本国内で採取した種子を原種子として中国で栽培・生産されたものを輸入した「日本産逆輸入種子 」の取扱いもございます。 （詳細を見る）