株式会社テクノブレイン
最終更新日:2020-04-21 11:40:10.0
3Dレーザースキャナによる文化財3次元計測
基本情報3Dレーザースキャナによる文化財3次元計測
貴重な文化財・建造物を未来に継承する為にデータの記録・保存(デジタルアーカイブ)を行い、今後の修繕や学術的研究に寄与することを目的として3Dレーザースキャナ計測を行っています。
【掲載内容一覧】
■3次元計測の特長
■計測手順
■3次元計測活用の可能性 など
3Dレーザースキャナ計測サービス
当社では、対象にレーザーを照射することで短時間でX,Y,Z座標を持つ
点群データを取得し、コンピューター上に3次元空間を再現できる技術
『3Dレーザースキャナ計測』を行っております。
1か所の計測時間は約5分で、目安として150m2の機械室の計測は
半日程度で終了します。 PC上でミリ単位の寸法計測が可能です。
三脚を使用してレーザースキャナを最大3mの高さに設置することが
できるためラック上の配管なども計測することができます。
また、遠隔からレーザーを照射して計測を行うため、対象物に接触する
リスクがないので、運用中でも安心してご利用いただけます。
【特長】
■短時間で高精度の計測
■高所の計測も足場不要
■非接触での計測
■点群データの活用
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
3Dレーザースキャナによる文化財3次元計測の解説!
新たな建築物が次々と生まれる現代において、貴重な文化財・建造物を未来に継承していくことが重要であり、3Dレーザースキャナによるデータの記録・保存(デジタルアーカイブ)を行い、今後の修繕や学術的研究に寄与することを目的として文化財の3次元計測を行います。
■対象
歴史上、芸術上、学術上、観賞上等の観点から価値の高い文化財、記念物、文化的景観、伝統的建造物群など
【3Dレーザースキャナ使用の利点】
■ 短時間で高精度の計測が可能
■ 足場を使用せず高所の計測が可能
■ 遠隔から計測する為対象物への接触による損傷リスクがない
■ 図面に含まれない周辺との関係や環境をデータ化できる
【プロジェクトの方法・手順】
1 3Dレーザースキャナによる3次元計測(現地作業)
2 取得した点群の仮合成・確認(現地作業)
3 点群の合成
4 点群内の浮遊物、移動物などのノイズ除去
5 データの書き出し
【成果物】
■ 点群データ及び360°パノラマ写真
■ 点群を使用した動画、3Dモデル、CAD図面 など (詳細を見る)
【事例】福岡城跡の3Dレーザースキャナによる文化財3次元計測
【事例】
場所 福岡城跡
面積 約700平米
計測数 35箇所
計測時間 約3 時間30 分
計測データ確認 約1 時間 (合計 約4 時間30 分)
【計測条件】
■ 屋外・屋内での計測が可能
■ 機器の仕様により計測時の気温は5℃~40℃が望ましい
■ 夜間や暗い場所での計測は可能だが色情報の取得が難しい
■ 雨や霧にレーザーが反射・屈折する為屋外の計測は天候によっては不可となる
■ レーザーを反射する光沢面やレーザーを吸収する黒い対象物は点群の取得率が下がる
※鏡やガラスなどはほぼ点群を取得できない
■ 計測中に移動している対象物はデータ処理時にノイズとして処理する
※点群の取得精度を考慮すると人のいない時間帯の計測が望ましい
■ 基本的に下から計測する為対象物の上面の点群は取得できない。点群の取得が必要な場合は高所からの計測を行う
【点群データ活用例】
■寸法計測
■断面表示
■高度表示
■強度表示
■3Dモデリング
■VR など
(詳細を見る)
3次元計測 ・ 4K+3Dの概要と機器仕様を紹介!
【概要】
■3次元測定
使用機器 : Leica BLK360 3Dレーザースキャナ
作成データ: 点群データ
360°パノラマ写真(ウォークスルー不可)
用途 : 寸法計測
配管自動モデリング
3D モデリング
VR(HMD/Oculus 使用)
閲覧ソフト: Autodesk ReCap等(無償・Autodesk アカウント必要)
PC動作環境: 64bit、グラフィックボード(NVIDIA, AMD 製)搭載、SSD推奨
■4K+3D撮影
使用機器 : Matterport Pro2 3D 4K+3D カメラ
作成データ: 点群メッシュデータ
4K 360°パノラマ写真(ウォークスルー可)
用途 : ウォークスルー
寸法計測
3Dモデリング
VR(スマートフォン使用)
閲覧ソフト: 不要
PC動作環境: 特になし(ブラウザから閲覧可能、タブレット・スマートフォンに対応) (詳細を見る)
3D計測・モデリング
テクノブレインでは、改修工事現場で培われた3D計測技術を生かして、
文化財のデジタル保存にも取り組んでいます。
文化財や建造物の正確な形状・外観を次世代へ継承し、万一の災害や事故で
損傷した際には修復作業にも活用できる点群データを作成。
改修工事の現場調査や災害時の現状把握など、人が立ち入るのが困難な場所でも
ご利用頂けます。
また、点群データを使用した動画やVRコンテンツの作成も行っています。
条件によってはテスト計測も可能です。まずはお気軽にご相談下さい。
【特長】
■短時間で高精度の計測が可能
■足場を使用せず高所の計測が可能
■遠隔から計測するため対象物の損傷リスクがない
■人が立ち入れない狭い場所などの計測が可能
※詳しくは外部リンクページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 3Dレーザースキャナによる文化財3次元計測
【作図事業部】 ■空調・衛生設備の施工図・竣工図作図 ■建築施工図・設計図・仮設図の作図 ■空調・衛生設備に関する各種計算書・積算書作成 【デジタルソリューション事業部】 ■3Dレーザースキャナ計測 ■点群データ3Dモデリング ■4K+3D撮影(Matterport撮影) ■VR・AR・MRコンテンツ作成
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