旭化成アドバンス株式会社環境資材事業部
最終更新日:2019-09-06 18:25:42.0
「堤防越流におけるブロックマット工法の洗堀防止効果に関する研究」平成29年度土木学会中部支部発表概要
基本情報「堤防越流におけるブロックマット工法の洗堀防止効果に関する研究」平成29年度土木学会中部支部発表概要
「堤防越流におけるブロックマット工法の洗堀防止効果に関する研究」平成29年度土木学会中部支部発表概要資料
近年,異常気象に伴う集中豪雨や津波による大規模な水害は,河川および海岸堤防の決壊に直結するため,堤防の越流破壊を遅延させる技術開発が求められている.2017 年 10 月には台風 21号の豪雨により大和川の河川水が堤防を越え氾濫が生じたものの,その対策として堤防天端の保護や堤内地側の裏法尻補強を施した結果,被害を最小化した事例がある.河川堤防の破堤の中で浸透・侵食・地震による破堤については,「河川堤防設計指針」や「河川堤防の構造検討の手引き」により,浸透・侵食・地震に対する安全性照査の考え方が示され,耐浸透機能,耐侵食機能,耐震機能を有する堤防構造の設計方法が採用されている.しかしながら,越流破壊に関する安全性照査などについては対象外である.
本研究の目的は,堤防越水時に裏法面の補強ブロックマットの形状・配置条件を検討し,裏法尻の局所洗掘を抑制する工法の技術的提案である.具体的には,裏法面の基礎工天端における最大流速,堤内地の砂面形状(最大洗堀深,洗掘形状)を評価指標とし,水理模型実験および越流水の流体解析を用いて,各ブロックマットによるエネルギーの減勢効果と洗掘防止効果について評価する.
ソルコマット法尻補強工法
国土交通省から「水防災意識社会 再構築ビジョン」が平成27年に提唱されています。内容は水防災に関するソフト対策、ハード対策を説明している内容になっており、ハード対策の一部に危機管理型ハード対策として河川堤防の越流に対して粘り強い構造の堤防等の整備が示されています。この中で求められる機能として「河川堤防裏法尻の補強」があります。このニーズに対応するべく、ソルコマット法尻補強工法を開発し、実用化することができました!越流時の補強効果を水理実験で確認し、堤防補強効果を確認することができました! (詳細を見る)
法面保護・護岸「ソルコマット」
『ソルコマット』は、法面保護、侵食防止用のブロックマットです。
高強度合成繊維から作られたフィルタークロスの上に、独特な形をした
コンクリートブロック(ソルコブロック)を接着剤にて接着固定した
ブロックマットです。
当社が全国のブロック製造パートナーと共に開発・普及に努め、河川、
水路、ため池など多くの実績を上げています。
ソルコマットは「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(全国防災協会)
C表のブロックマットに適合します。
【特徴】
○省力化・工期短縮
○工場生産・短納期
○透水性
○可撓性に優れる
○多自然型護岸
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