【BiRAL 問題解決事例集】　11～15

問題点：
関東のT社では、カムフォローにニードルベアリングを使用していますが、回転2,000rpm 加重44kgの使用条件では、ベアリングが回転せず、カムとフォローが破損し部品交換が必要となりました。（ベアリングはメーカーで汎用グリースが封入されています）

解決法：
ビラルVG-HTは、微細なベアリングの中に浸透し、薄い潤滑性（極圧性）に優れたグリース皮膜を作るので、ベアリングがスムーズに回転するようになり問題を解決しました。

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問題点：
オーバーヘッドコンベアーのチェーンは、特殊鋼を熱処理し、腐食、磨耗に耐えられる仕様ですが、初期潤滑に適切な潤滑剤までは塗布されていないケースがままあります。初期潤滑は大切な問題です。汎用の潤滑剤ではタレ落ち、油切れが発生し、かつ、磨耗によるチェーンの伸びが問題となります。

解決法：
ビラルVG-HTは、浸透性に優れ、タレ落ちが無く長持ちする、潤滑性に優れたグリース皮膜を作りますので長期の潤滑と磨耗防止に効果があります。T&Dを油分の補充に使用するとさらに優れた効果が期待できます。

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問題点：
ヒューズ500型ヘリコプターの暖房はタービンエンジンでつくられた270℃の熱風を外気と混合する方式です。高温により混合バルブが、磨耗、カジリにより故障が頻繁に起こりました。

解決法：
ビラルVG-HTは、耐熱性、潤滑性に優れており、25飛行時間毎に給油する事で問題を解決しました。また、メインローターの回転部に給油すると、給油間隔を延ばす事ができました。

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問題点：
広島のN社では、製品の搬送にコンベアーラインを使用していましたが、潤滑剤の給油を怠るとハンガーが揺れて製品が落下する、汎用の潤滑剤を給油すると油のタレ落ちで製品が汚れる問題がありました。

解決法：
ビラルVG-HT（5リットルタイプ）は、潤滑性、粘着性に優れており、搬送チェーンに4ヶ月毎に自動給油装置（マジックカット）で給油、ハンガーの連結部には刷毛塗布する事で問題を解決しました。

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問題点：
大阪のO社では金属箔を100℃に加熱した希塩酸で処理していました。巻き取られる金属箔に付着した希塩酸はタレ落ち、希塩酸タンクのスライド用シャフトを腐食させ問題となっていました。

解決法：
ビラルVG-HTは細部まで浸透し、耐薬品性グリース皮膜を作ります。使用によりシャフトと受けメタルの腐食を防ぎ適切なスライドを可能にしました。ビラルVG-HTは、酸、アルカリ、海水等の腐食、錆発生雰囲気中でも適切な潤滑を可能にします。

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