高品質・低価格の金属加工品。窓口は日本企業、生産は海外合弁工場

掲載開始日:2017-12-27 00:00:00.0

高品質・低価格の金属加工品。窓口は日本企業、生産は海外合弁工場 ヤマセイテクノス株式会社

「高品質な製品を、安く生産したい」。そのための有用な選択肢の一つが「海外生産・海外調達」です。しかし実際、海外企業との商談のハードルは想像以上に高く、万一のトラブルを考えると二の足を踏んでしまう…というのも事実。品質管理やトラブル対応なども含め、「日本企業と同じように付き合うことができて、それでいて海外生産の旨味が得られれば…」と考える方も多いはずです。今回は、金属加工の分野でそのようなニーズに応えるヤマセイテクノス(大阪府羽曳野市)にインタビューを実施。窓口・対応・品質は日本企業、コストパフォーマンスは海外生産、という事業が展開できる理由やその活用法を聞きました。

今回紹介する技術と製品

金属加工品を海外生産で、高コストパフォーマンスで提供

ヤマセイテクノスでは、中国・浙江省に金属加工の合弁工場を保有しています。これにより、日本企業である当社と普段通りのやり取りをしながら、日本の品質基準に見合う製品を、海外生産による高コストパフォーマンスで確保できます。合弁工場は世界トップクラスの建機メーカーの認定工場でもあり、安心です。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

中国での金属加工・製造を手掛ける一方で、
海外調達の商社機能も。

ヤマセイテクノス株式会社 取締役/貿易事業部長 井上 健則 氏

ヤマセイテクノス株式会社 取締役/貿易事業部長 井上 健則 氏

当社は、日本に窓口を置き、日本のお客様のニーズに応える形で、「中国での金属加工・製品製造全般」を請け負っています。また一方で、お客様がご要望される商品の「海外調達」を行う専門商社としての機能も有しています。

設立から20年ほどが経ちますが、当初は国内で、ネジをはじめとした様々な部品の卸売を行っていました。ネジや部品を卸しているうちに、その周辺部品も手掛けるようになり、結果として『完成品を手がけたい』と考えるようになりました。

そして15年ほど前、中国に金属加工全般を行う合弁工場を設立。これが、当社の現在の事業形態につながり、また他社との差別化を生む大きなターニングポイントになりました。合弁工場の設立を機に、中国をはじめとした海外での営業活動や関係構築、情報収集が進み、いわゆる商社としてのサービスの幅も広がりました。


海外生産、海外調達のよくある悩みをクリア。
日本企業との取引と同じように解決できる。

中国・浙江省の合弁工場

中国・浙江省の合弁工場

「品質の高いものを、安く生産したい」というニーズは、どの企業様にもあると思います。そして「海外生産・海外調達」はそれを実現するための一つの有用な選択肢でもあります。

しかし、海外の企業との膨大な調整を経て、「海外生産・海外調達」までこぎつけた後に、『想定よりも品質が低かった…』『当初のスケジュールが守られない…』などの悲痛な声を、至る所で耳にします。

そのような場合に「商習慣が違うから…」「言葉がわからないから…」「距離があるので、出向くわけにもいかない…」などと、結果的に泣き寝入りしてしまうことはないでしょうか?

そのようなトラブルを避けられるのが、当社とお付き合いいただくメリットの一つかと思います。

当社は日本の、大阪にある企業ですので、いつでも日本語で気軽に話せます。一方で、中国に生産拠点を持ち、現地の価格、流通を使って生産できます。品質チェックは日本と同等のレベルで行いますし、いわゆる「日本企業とやり取りする感覚で、海外生産の旨味」が得られます。

私を含め、当社のスタッフは日本と中国それぞれの製造・流通に精通しています。さらに、当社は中国に自前の生産拠点があり、現地の企業と常に取引をしていますので、「入ってくる情報のスピード・量・質」が違います。

世界的な企業とも取引実績。
金属加工の改善・コストダウン提案や小ロット対応もOK。

世界的な日本企業との取引実績も。金属加工の課題を解決できる。

世界的な日本企業との取引実績も。金属加工の課題を解決できる。

当社をご利用いただくメリットについては、実際の事例をお話しすることで、よりご理解いただけるかと思います。(具体的な社名や製品名が公にできない点はご勘弁ください)

例えば、建設現場の金具を企画・販売するK社では、日本国内の仕入れ先からレーザー加工した金具を購入されていましたが、その製造コストがかさんでしまう…という課題を抱えていらっしゃいました。そこで当社では、海外生産によるプレス加工を提案し、結果として製造コストの低減に貢献できました。

また、建設現場で使用する金具を取り扱うA社からの相談では、「電気めっきの部分が錆びる」というクレームに対する解決策として、当社から『ラスパート』という表面処理を提案し、採用いただきました。この表面処理は中国の工場で行うのですが、この処理についてのアイデアは、実は中国工場の周辺で得られた情報がもとになっています。5年ほど前の案件ですが、今でも継続生産されているロングセラー商品です。

その他ユニークな事例としては、金物問屋のS社の「仕入れ元がなくなってしまった…」というものがあります。ステンレス製の切削加工品をロット500程度で日本国内の企業から仕入れていたところ、その仕入元が廃業してしまった、とのこと。S社の社長様の話を聞くと「海外からの輸入という選択肢はあるものの、必要ロットが大きすぎて注文できない…」と。そこで当社では、少量注文でも可能な物流システムを提案し、その調達を助けることができました。ここは当社の流通に関するノウハウが活きたものと思います。

これらの事例は、当社のスタッフが金属加工や製造業、流通についての知識があることに加え、それをすぐに中国工場に相談できるからこそ、スムーズに解決策を提示できたものと思います。さらには、案件をスピーディに進めるにあたって、「高度な専門知識を持ったスタッフが、少人数で事にあたる」ことも、当社の強みだと考えています。

余計な伝言ゲームは不要。
「話が早い」を追求し、
低価格、高品質、短納期に直結する仕事を。

金属加工をはじめ、生産委託の要望にワンストップでスムーズに対応できる。

金属加工をはじめ、生産委託の要望にワンストップでスムーズに対応できる。

『関係者が少ないほうが、話が早い』、ということについては、多くの方にご納得いただけることかと思います。

一般的に、プロジェクトが大きくなれば関係者は増えていきます。関係者が増えると、必然的に情報伝達の回数が増加します。さらに、情報伝達には「認識の齟齬」や「勘違い」、「伝達ミス」はつきものです。結果として “関係者全員が共通認識を作ること”それ自体に多くの時間と工数がかかります。こういった工数が、目には見えづらいところで、人件費や機会損失のコストとして跳ね返ってきます。

プロジェクトの進行中に、『そんな話、聞いてない!』『これは誰に言えばいいんだ?』となったことはないでしょうか?これはまさに、関係者の多さに情報伝達が追いついていない典型例です。

関係各者の「認識が一致する」。そして「認識がぶれない」。これは素早く、コストを抑えながら、確実なプロジェクトを進行させるためには不可欠な要素です。

当社の優位性はまさにそこにあります。

中国での製造プロジェクトを当社と進める場合、日本の担当者にご相談いただければ、話がどんどん進みます。これは、当社の担当者が中国側の責任者や現場担当者と日頃から密に接し、製造現場の状況やマネジメント体制までを正確に把握しているからです。したがって、「できること、できないこと」の判断や回答が早く、提案する内容も中国の製造工場の現状に照らした正確なものとなります。結果、「ちょっと中国側に確認します…」として数日・数週間が経過する、ということがありません。いわゆる、「話が早い」のです。

海外生産・海外調達を進める上で、スピードはとても重要です。ご存知のように、為替や法令、国家関係は、目まぐるしく変わります。のんびり検討していたら、条件がどんどん不利になってしまった…ということも十分起こり得ます

金属加工や海外生産・海外調達のお悩みが出てきた際には、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

取扱会社

ヤマセイテクノス株式会社

金属・プラスティック事業 木製品事業 その他(紙製品事業、一部繊維類、物流代行など)

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