利用者目線の「きれいな仮設トイレ」。環境改善に国も始動。

当社は20年来、仮設トイレ「BEAUTY SCARLET」を手がけてきました。その特徴は、何と言っても広くて明るくてきれい、臭いもせず清潔なことです。女性用の化粧棚や鏡、コートフックなども付いています。

具体的に言えば、広さは力士が入れるほどありますし、天井からは自然光が透過して差し込み、防臭については３層構造でシャットアウト。今でこそ、鏡などがついた仮設トイレをちらほら見るようにはなりましたが、そういったものも、当社では以前から標準装備しています。

このようなトイレを手がけるきっかけになったのは、仮設トイレの現状があまりにも利用者本位ではなかったからです。多くの業者が仮設トイレを選ぶ際に「使えればいい」「安ければいい」という所で思考が止まっています。世の中の様々なものが利用者本位、ユーザー目線になっていく中で、これはズレていると思いました。

なんだかんだ言っても、トイレってやっぱりキレイなほうが良いじゃないですか。

当社の仮設トイレをご利用いただいた際によく耳にするのは「採用してよかった！」というお言葉です。一般的な仮設トイレをいつもと変わらずに使っていても、わざわざ仮設トイレを話題にして、このような言葉は出ないと思います。

中でもご評価をいただくのは、現場監督のような立場の方からです。その理由の多くは、「建設現場の作業者やイベントスタッフなどが、気持よく仕事ができた！」というもの。良いものを作るために、良い環境を準備する。そういったことにこだわっている方には、本当にご評価いただいています。

実際、当社の仮設トイレをご指名いただくことも少なくありません。力士も使用する相撲の巡業や、女優・俳優が使う映画の撮影現場、さらには長野五輪やゴルフのトーナメントなど、由緒あるイベントでも数多くの実績があります。

建設現場の仮設トイレが快適になった場合に、どんなメリットが想像できるでしょうか？多くは「作業者が気持よく仕事ができる」といった情緒的な部分にフォーカスされるかと思います。たしかにそれも重要なのですが、実はそれだけではありません。「ムダ」や「事故」を減らせるのです。

仮設トイレが汚い場合、多くの作業者は「トイレに行きたくない」という気持ちになります。そこにしかトイレがない場合でも、狭くて汚くて臭い場所に、わざわざ入りたくないですよね？
結果、コンビニなどに足を運ぶようになり、その移動時間が作業のムダになります。現場を離れるという面からも、あまり好ましくはないですよね。さらには、トイレに行きたくないので、できるだけ我慢をします。これは度が過ぎると、集中力の欠如や一瞬の気の緩みにつながり、事故を誘発する遠因にもなります。「建設現場のトイレが快適」というだけでこれらの問題が軽減するのです。

また、当社の仮設トイレはタンクも大きく設計しています。これは汲み取り回数の低下につながり、そのランニングコストを抑えます。もちろん臭いはシャットアウト。快適さを損なうことはありません。