超細繊維で高断熱を実現&ノン・ホルムアルデヒド。断熱材「アクリアα」

掲載開始日:2014-11-20 00:00:00.0

直径約3μmの超極細ガラス繊維 ノン・ホルムアルデヒド 世界最高グレードの断熱性能 真っ白なグラスウール断熱材 アクリア/アクリアα(アルファ)

良い断熱材を使って断熱性能を高くした住宅は、何十年も暮らす中で結果として“かなりのお得”になります。夏涼しく冬暖かい快適な暮らし、最小限の冷暖房費などいいことづくめです。

2020年には省エネ基準に満たない住宅は建てられなくなるため、住宅の断熱性能への注目度は高まるばかり。そんななか、旭ファイバーグラス(東京都千代田区)は、グラスウール断熱材「アクリア」をさらに進化させ、約3μmの超細繊維による「アクリアα」を開発。寒冷地での等級4に求められる基準値である熱抵抗値3.3㎡・K/Wを標準的な柱の厚み105mmで実現。驚異の断熱性能を持つ新製品について聞きました。(聞き手:イプロス編集部)

高性能グラスウール断熱材「アクリア/アクリアα(アルファ)」

今回紹介する技術と製品

高性能グラスウール断熱材
「アクリア/アクリアα(アルファ)」

「アクリア」は、シックハウス症候群の原因の1つといわれているホルムアルデヒドを含まない材料を使用している断熱材です。優れた断熱性能に加え、健康、安全、環境への配慮までも品質にした高性能なグラスウールです。
新登場の「アクリアα」は、従来の「アクリア」繊維を更に細繊維化することにより、住宅用グラスウール断熱材では世界最高水準となる熱伝導率0.032(W/m・K)を実現します。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

2020年省エネ基準適合義務化で断熱性能が低い住宅が建てられなくなる!?

営業本部
宮崎 行雄 執行役員 営業管理部長

――2020年の省エネ基準適合義務化がはじまると何が変わるのですか?

2020年、住宅・建築物の省エネ基準適合が義務化になり、省エネ基準に満たない住宅は建てられなくなります。省エネ基準に求められる断熱性能は、住宅性能表示の断熱等性能等級4と同じです。

省エネ基準は今もありますが、その対応については施主がどうするか選ぶことができます。極端に言ってしまうと断熱性能がない家も建てることが可能です。2020年以降はそれができなくなり、等級4をクリアすることが住宅を建てる上での必須条件となります。

新築住宅における等級4以上の割合は現在50%くらいだと思います。大手ハウスメーカーでは当たり前になりつつありますが、中小メーカーや地場の工務店ではなかなか取り組めていないのが課題です。

細繊維による高断熱性&ホルムアルデヒドを材料に含まない安全性

CM動画

――通常のグラスウール断熱材とアクリアの違いは何ですか?

グラスウール断熱材はガラス繊維でできた断熱材で、不燃で耐久性が高く、吸音性にも優れているという特長があります。ガラス素材なのでコストパフォーマンスも高く、80%以上にリサイクル原料が使われている環境にも優しい断熱材です。

断熱材には発泡樹脂やロックウール、セルローズファイバーなど種類がいくつかありますが、グラスウールはシェアの半分近くを占めると言われています。国内でも約55%がグラスウールです。

アクリアはグラスウール断熱材の一種ですが、繊維径がとても細く、高い断熱性能を持っていること、接着剤にアクリル系樹脂を使っていてホルムアルデヒドを材料に含まないこと、この2つが他のグラスウール断熱材と決定的に違います。

一般的なグラスウール断熱材の繊維は直径約7μm程度なのに対し、アクリアは約4~5μm。繊維径が細いので断熱材の体積あたりの空気の部屋を多く確保でき、熱を伝えにくく、高い断熱性能を実現できます。

また、一般的なグラスウールは繊維をまとめる時にフェノール系樹脂を接着剤として使っています。フェノールは低コストですが、ごく微量のホルムアルデヒドを含みます。通常のグラスウールもF☆☆☆☆で安全な材料ですが、アクリアはアクリル系樹脂を接着剤として使っているので、ホルムアルデヒドなど人体に影響がある化学物質が材料に含まれておらず、より安全で安心な断熱材です。

直径約3μmの超極細繊維!グラスウール断熱材で世界最高グレードの断熱性能

一般的なグラスウール(左)とアクリアα(右)


――新製品のアクリアαはアクリアと何が違うのですか?

技術開発によって繊維径を約3μmまで細くすることに成功し、この超極細繊維で作ったのが「アクリアα」です。

36kg/m3タイプの断熱性能は、105mmの厚さで熱抵抗値3.3㎡・K/Wを達成。これは北海道など寒冷地での等級4に求められる数値で、グラスウールでこれを達成している製品は他にありません。これまで寒冷地では、柱の間にグラスウールを施工する充填断熱に加え、付加断熱を行わなければ等級4をクリアできませんでしたが、アクリアαを使えば柱の間に断熱材を充填するだけで済みます。

また、繊維がより細くなったので手で触ってもチクチクせず、優しくなりました。通常のグラスウールはチクチク感が不快でしたが、アクリアαはそれがありません。気持ちよく、施工しやすくなりました。

営業本部 小笠原 孝 住宅営業部長

――これからついて教えてください。

断熱性能は家の質を左右する重要なものです。新築の時にいいものにしておけば、快適に暮らせるだけでなく、日々の冷暖房費が節約できます。何十年も住む住宅だからこそ最初が肝心です。

グラスウール断熱材はフェノール系接着剤の黄色い色が当たり前になっています。でもアクリアは「真っ白」です。優れた断熱性能、ノン・ホルムアルデヒドといった性能はもちろんのこと、見た目からしてまったく違います。従来の断熱材とはまったく別次元の外観、性能を持つ断熱材として多くの方に知って、使っていただきたいと考えています。

アクリアとアクリアαを通じて、ワンランク上の住宅、断熱性能をサポートしていきたいと思っています。

この記事で紹介した製品の関連資料がダウンロードできます。

取扱会社

旭ファイバーグラス株式会社

1)断熱・建材事業  省エネルギー・環境保全に貢献するグラスウール断熱材・吸音材、屋根材の生産・加工・販売  2)工業材料事業  熱可塑性樹脂ペレット、自動車用インシュレーター(断熱吸音材)、真空断熱材の生産・加工・販売  【「アクリアα(アルファ)」について】 「アクリアα」は住宅用グラスウール製品(成形品)では世界初(弊社調べ、2014年5月28日現在)となる3μm(マイクロメートル)台の超細繊維で作られており、熱伝導率0.032(W/m・K)を実現(密度36kg/m3において)しました。この性能は住宅用グラスウール断熱材では世界最高水準であり、最新の住宅の省エネルギー基準(平成25年改正:附則5)において北海道の木造住宅充填断熱工法の壁に要求される断熱性能、熱抵抗値(R値)3.3(m2・K/W)を標準的な柱の厚みである105mmでクリアできる唯一のグラスウール断熱材です。シックハウス症候群の原因のひとつと言われる有害物質ホルムアルデヒドを含まない材料を使用した「Aclear(アクリア)」シリーズをさらに進化させた高断熱グレードです。

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